~前回までのあらすじ~
日本全国に散らばる全てのドラゴンボール…ではなくて、
全ての国宝を集める旅を続けている国宝ハンター・とに~。
現在、ゲットした (=実際にゲットしたら犯罪なので、観ただけ!) 国宝は122件。
まだまだ先は長い!
神龍は、いつ現れるのか?! (←現れない!)
相変わらず、都内での国宝ハンティングに勤しむ国宝ハンター。
“さすがに、そろそろ少しくらいは遠出をせねば…”
ということで、
国立市にやってきました!
脱・東京23区 (笑)
立川駅から歩くこと約20分。
(歩く距離を減らしたい方は、多摩モノレールを利用すると、少し距離を短くできます)
国宝があるという普済寺に到着いたしました。
いたって、普通のお寺に見えますが・・・って、ん?
もう一つおまけに、ん??
「石灯籠、デカっ!!」
おばけ石灯籠です。
こんな石灯籠があるお寺が、普通のお寺なわけがありません。
これは、国宝にも期待が出来ます。
しばらく進むと、目の前に楼門が現れました。
楼門の中から、聖徳太子が、こんにちは。
少し怖いです (笑)
さてさて、そんな聖徳太子よりも何よりも。
国宝ハンター的には見逃せないものが、楼門のサイドに。
この矢印の先に、国宝があるのですね!
心が躍らずには、いられません。
矢印が示す方向に進んでいくと・・・
また看板。
この看板の矢印が示す方向に進んでいくと・・・
またまた看板。
この看板の矢印が示す方向に進んでいくと・・・
またまたまた看板。
この看板の矢印が示す方向に進んでいくと・・・
またまたまたまた看板…って、いつまで、導くねん!!
たらい回しかっ!!
そんな心のツッコミが届いたのか、
ようやく目の前に、こんな石碑が現れました。
国宝についての来歴が、刻まれています。
その中に、気になる一文を発見!
これからハンティングする国宝は、
一度、国宝からランク落ちするという、悲しい過去があったのですね。
そんな不遇の時代を経て、無事に国宝に返り咲き。
サッカーで言うと、一度、J2に降格して、再度J1に再昇格した柏レイソルのようなものです。
(↑なぜ、サッカーで例えた??)
さてさて、お目当ての国宝は、
こちらの建物の中に、納められているようです。
なぜか、狸が警備しています (笑)
では、いよいよ、国宝とご対面。
“み・・・観づらい・・・(笑)”
イマイチどんな国宝か、わからないでしょうが。
こちらは、 《石幢》 (ジャンル:考古資料)
石幢とは、石塔の一つで、六角形や八角形からなる石柱のこと。
普済寺にある石幢は、六角形で、
日本にある石幢としては、唯一の国宝の石幢なのだとか。
その六面には・・・
仏像彫刻師・道円によって、
仁王像と四天王像が刊刻 (浮彫) されています。
ちなみに、全44件ある考古資料ジャンルの国宝の中では、もっとも最新のものだそうです。
・・・と言っても、1361年に制作されたものですが。
こうして、無事に、普済寺にある国宝をゲット。
歩き疲れたので、境内の椅子に座って、少し休むことに。
・・・いや、座りづらい (笑)
今現在の国宝ハンティング数 123/1082
国宝ハンターは、ランキングにも挑戦中
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第十三話 国宝ハンター、導かれる!
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