TOTOギャラリー・間で開催中の “ARCHITECTURE FOR DOGS 犬のための建築展” に行ってきました。
“「犬のための建築」 展” であって、 “ 「犬」 のための建築展” に非ず。
ペットは同伴できないとのことなので、ご注意のほどを。
こちらは、現在、第一線で活躍中の一流建築家13組が、
それぞれ具体的な犬種を特定してデザインした 「犬のための建築」 を紹介するもので、
すでに、マイアミやロサンゼルスを巡回した展覧会だそうです。
例えば、今年、建築界のノーベル賞であるプリツカー賞を受賞した伊藤豊雄さんは、
柴犬のための建築 (老犬になっても散歩を負担なく楽しむための建築) を発表していました。
また、同じくプリツカー賞を受賞している妹島和世さんは、
白くふわふわした毛が魅力的なビションフリーゼのための建築を。
もっと、ふわふわに (笑)
面白いと言えば面白いけど、これは建築なのでしょうか。
人間に例えたら、肉襦袢を渡されて、 「これが建築だよ。」 と言われたようなものではなかろうか。
個人的に、 「なるほど!」 と思ったのは、
藤本壮介さんの設計によるボストンテリアのための建築。
この建築は、家の中に置かれることを想定して設計されたものだそうで、
犬のための生活空間でありながら、人のための家具であり、家の中の庭でもあるのだとか。
これまで、人が住む家と犬小屋は、完全に分かれていましたが、
最近のペット事情を考えるに、その境界線は、ここまで曖昧でもよいような気がしてきました。
なるほど!
それから、トラフ建築設計事務所がジャックラッセルテリアのために作った建築もアイディアが秀逸。
左側のパーツを組み合わせて、枠組みを作ったら、
あとは飼い主の衣服を被せれば、ハンモックのような建築の完成です。
狩猟犬のジャックラッセルテリアは、血統的に嗅覚が鋭い犬種。
そのため、飼い主のにおいと戯れるのが大好きという習性があるのだとか。
だから、こうなるそうです。可愛すぎる。
続いて、第2会場へ。
第2会場では、今回の展覧会のディレクションを担当したデザイナー・原研哉さんによる 《D-TUNNEL》 が、
10種類以上ものバリエーションで紹介されていました。
こちらは、犬がトンネルの階段を駆け上がることで、人間と程よい高さで向き合えるという建築。
これまで、建築展を通じて、それなりに建築模型を見てきたつもりではいますが。
こんなにも可愛い建築模型には、初めて出合った気がします (笑)
ちなみに。
いろいろな 「犬のための建築」 が紹介されていましたが、
一つだけ、 “ん??” と思ってしまった 「犬のための建築」 がありました。
それは、坂茂さんがパピヨンのために作ったという建築。
材料と作り方は、超シンプル。
サランラップの芯を、2本の針金を貫通させて繋げただけ。
ん??
それって、建築というか、工作じゃん。
こちらの坂茂さんの建築をはじめ、今回紹介されていた 「犬のための建築」 が、
愛犬のために欲しくなってしまった飼い主の皆様に、朗報です!!
なんと、今回紹介されている 「犬のための建築」 は、
すべて、公式HPから設計図をダウンロードすることが可能です。しかも、フリー。
是非、愛犬のために作ってみては?
5位以内を目指して、ランキングに挑戦中!(現在10位です)
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
“「犬のための建築」 展” であって、 “ 「犬」 のための建築展” に非ず。
ペットは同伴できないとのことなので、ご注意のほどを。
こちらは、現在、第一線で活躍中の一流建築家13組が、
それぞれ具体的な犬種を特定してデザインした 「犬のための建築」 を紹介するもので、
すでに、マイアミやロサンゼルスを巡回した展覧会だそうです。
例えば、今年、建築界のノーベル賞であるプリツカー賞を受賞した伊藤豊雄さんは、
柴犬のための建築 (老犬になっても散歩を負担なく楽しむための建築) を発表していました。
また、同じくプリツカー賞を受賞している妹島和世さんは、
白くふわふわした毛が魅力的なビションフリーゼのための建築を。
もっと、ふわふわに (笑)
面白いと言えば面白いけど、これは建築なのでしょうか。
人間に例えたら、肉襦袢を渡されて、 「これが建築だよ。」 と言われたようなものではなかろうか。
個人的に、 「なるほど!」 と思ったのは、
藤本壮介さんの設計によるボストンテリアのための建築。
この建築は、家の中に置かれることを想定して設計されたものだそうで、
犬のための生活空間でありながら、人のための家具であり、家の中の庭でもあるのだとか。
これまで、人が住む家と犬小屋は、完全に分かれていましたが、
最近のペット事情を考えるに、その境界線は、ここまで曖昧でもよいような気がしてきました。
なるほど!
それから、トラフ建築設計事務所がジャックラッセルテリアのために作った建築もアイディアが秀逸。
左側のパーツを組み合わせて、枠組みを作ったら、
あとは飼い主の衣服を被せれば、ハンモックのような建築の完成です。
狩猟犬のジャックラッセルテリアは、血統的に嗅覚が鋭い犬種。
そのため、飼い主のにおいと戯れるのが大好きという習性があるのだとか。
だから、こうなるそうです。可愛すぎる。
続いて、第2会場へ。
第2会場では、今回の展覧会のディレクションを担当したデザイナー・原研哉さんによる 《D-TUNNEL》 が、
10種類以上ものバリエーションで紹介されていました。
こちらは、犬がトンネルの階段を駆け上がることで、人間と程よい高さで向き合えるという建築。
これまで、建築展を通じて、それなりに建築模型を見てきたつもりではいますが。
こんなにも可愛い建築模型には、初めて出合った気がします (笑)
ちなみに。
いろいろな 「犬のための建築」 が紹介されていましたが、
一つだけ、 “ん??” と思ってしまった 「犬のための建築」 がありました。
それは、坂茂さんがパピヨンのために作ったという建築。
材料と作り方は、超シンプル。
サランラップの芯を、2本の針金を貫通させて繋げただけ。
ん??
それって、建築というか、工作じゃん。
こちらの坂茂さんの建築をはじめ、今回紹介されていた 「犬のための建築」 が、
愛犬のために欲しくなってしまった飼い主の皆様に、朗報です!!
なんと、今回紹介されている 「犬のための建築」 は、
すべて、公式HPから設計図をダウンロードすることが可能です。しかも、フリー。
是非、愛犬のために作ってみては?
5位以内を目指して、ランキングに挑戦中!(現在10位です)
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!