ルノアールを筆頭に、モネ、ゴッホ、シャガール…と、
街を歩いていると、時に、美術界の巨匠たちと同じ名前のお店に出くわします。
果たして、それらのお店と巨匠との間に関係はあるのか??
気になるようで気にならない。
でも、気にしてしまったら、気になって仕方がない。
そんな疑問を解消すべく、アートテラーは今日も店へと赴く!!
気が付けば、半年以上ぶりのこの企画。
サボっていたわけではないのですが、自分でもこの企画の存在をすっかり忘れていました (笑)
そんなある日のこと、渋谷界隈を歩いていたら、
いきなり近代デザイン史の巨匠の名前が目に飛び込んできました。
力強い筆致で、ウィリアム モリス!
CafeウィリアムとかCafeモリスなら、偶然名前が一緒になったという可能性はあるでしょうが。
フルネームですから、確実に、近代デザインの創始者と称えられるウィリアム・モリスを意識しているはず。
ということで、店内に飛び込んでみました。
入り口の脇には、美術関係の本がズラリ。
ウィリアム・モリスだけに、アーツ・アンド・クラフツ運動関連の本が多いのかと思いきや・・・
バウハウス関連の書籍が多く目につきました。
本のラインナップに関しては、特に “ウィリアム・モリス感” はありません (笑)
まぁ、本はともかくも、ウィリアム・モリスと言えば、やはり壁紙。
きっと彼の代名詞である壁紙が、店内を装飾しているはず。
ところが・・・・・。
片側の壁は、ウッド調。
そして、もう片側の壁には壁紙があるにはあるのですが。。。
無地かよ!!
店内の装飾に関しても、 “ウィリアム・モリス感” はありません。
それもそのはず、実は、こちらはカフェ兼ギャラリー。
ウィリアム・モリスの壁紙が貼られていたなら、展示作品が見え辛くて仕方ないですよね。
“ウィリアム・モリス感” こそ味わえませんでしたが。
せっかくなので、自慢のブレンド珈琲と、
自家製チーズケーキのセット (800円) をオーダー。
チーズケーキは、僕がこれまでに食べた全てのチーズケーキよりも、甘みが抑えられていました。
こんなにも甘さ控えめなチーズケーキは、初めてです。
甘さは、おそらくあの山の向こうにいます (←?)
食感は、僕の理想とするチーズケーキの食感にドンピシャリ。
気づけば、サラリ、ペロリと完食してしまいました。
このチーズケーキなら、1ホール食べれる自信があります。
ちなみに。
こちらのウィリアム モリス 珈琲&ギャラリーで目にした唯一のウィリアム・モリスらしさが、これ。
チーズケーキの甘味以上に、 “ウィリアム・モリス感” は抑えられていました。
ただ、居心地の良さは、フルスロットル。
<お店情報>
ウィリアム モリス 珈琲&ギャラリー
住所:東京都渋谷区渋谷1-6-4 The Neat青山2F
営業時間:12:30~18:30
定休日:日月第3土
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第13回 渋谷区渋谷でウィリアム・モリス
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