先日、とあるアートツアーのロケハンで、
愛宕界隈をブラブラしていたら、衝撃的 (笑撃的!?) なお寺を発見してしまいました。
その名も、万年山青松寺。
なんとなしにフラッと立ち寄ってみたところ、境内にて怪しげなオーラを放つ彫刻を発見!
ナニコレ?!
こんなにもキャラが立った仏像彫刻を作る人物は、あの方を置いて他にはいますまい。
そう、せんとくんの作者でお馴染みの籔内佐斗司さんです。
ちなみに、こちらのタイトルは、 《誕生童子》 とのこと。
表情が、完全にイッちゃってます (笑)
他にも、籔内佐斗司さんの作品があったりなんかしっちゃったりして・・・と思ったら、ありました。
それもたくさん。なんともはや。
山門の中に控えている四天王。
これらもすべて籔内佐斗司さんの作品です。
多聞天は、かなり不機嫌そう。
結構、感じが悪いです。
でも、一番感じが悪いのは、その隣にいる持国天。
足もとに要注目です。
邪鬼の踏み方が、ヒドすぎます (笑)
薮内さんは仏像だけにとどまらず、なぜかドラゴンも制作。
壁を突き抜けています!
壁の向こうに、長~い胴体があるのか。はたまた、わりと短いのか。
皆様の想像次第です。
他にも、 《十二支の魔尼車》 という作品も制作していました。
薮内さんの作品らしからぬ (?) 普通に可愛らしい作品です。
こういう愛嬌のある作品も、薮内さんは作れるのですね (←上から目線)
ウサギ (卯) もカワイイいですし、
トラ (寅) もカワイイいですし、
ウシ (丑) も・・・・・・・えっ?
なぜか丑年だけ、薮内さんのオリジナリティ全開 (笑)
そんな薮内さんは、丑年ではなく、巳年でした。
丑年に何か恨みでもあるのでしょうか?
<無料で観れる美術 データ>
青松寺
住所:東京都港区愛宕2-4-7
アクセス:○東京メトロ日比谷線 「神谷町駅」 3番出口より徒歩8分
○都営地下鉄三田線 「御成門駅」 A5番出口より徒歩5分
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無料で観れる 美術百選・番外編 ~笑撃の籔内佐斗司ワールド!~
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