~前回までのあらすじ~
日本全国にある国宝1089件を全て目にするべく、奔走を続ける国宝ハンター。
これまで、575件の国宝をハンティング。
折り返し地点は過ぎ、順調かと思われた矢先、国宝が1件増えて1090件に!
またゴールが遠くなりました。
ぜんぶ文化庁のせいだ。
約5か月ぶりに大阪にやってきました。
(写真は、ドミニク・ペローが設計した大阪富国生命ビル)
前回は、新幹線で大阪入りしましたが。
今回は、例によって、国宝ハンターの旅の定番 (?) ・高速バス。
例によって、よく眠れてないです。
さて、頭はボーっとしていますが、今回は日帰りのため、あまりボヤボヤとしていられません。
まずは、移動手段の確保。
前回、レンタサイクルでヒドい目に遭ったので、
同じ轍を踏まないように、今回はちゃんと電車移動です。
そこで、地下鉄一日乗車券のエンジョイエコカードを購入してみました。
このエンジョイエコカードを活用して、最初の目的である四天王寺へ。
ちなみに、右手を見れば、今話題のあべのハルカス。
さすが日本一高いは目立っていました。
四天王寺の本堂も、もちろんあべのハルカスも、国宝ハンター的には、何の興味もありません。
国宝ハンターは一直線に宝物館に足を運びます。
入館料は500円なのですが。
ここで、意外にも、エンジョイエコカードが役に立ちました。
なんとエンジョイエコカードを持っていれば、500円が200円になるとのこと!超ラッキー!
早速、エンジョイしてしまいました。
それはさておき、四天王寺の宝物館では、 《懸守》(ジャンル:工芸品) と、
《四天王寺縁起〈根本本/後醍醐天皇宸翰本〉》(ジャンル:書跡・典籍) をハンティング。
《懸守》 とは、首から掛けるタイプのお守りだそうで、現存するのは珍しいのだとか。
サイズ感といい、コロコロしたフォルムといい、なんとも可愛らしい国宝でした。
さて、続いては、藤田美術館へ。
こちらでは、現在、 “開館60周年 特別展 ~序章~” が開催中です。
開館60周年展なのに、出展されていたのは、9件ある国宝のうちの2件。
さすが、序章。
しかも、うち1件は、前回ハンティング済みの 《紙本著色玄奘三蔵絵〈/(法相宗秘事絵詞)〉》 。
もう1件は、かねてより目にしてみたかった 《曜変天目茶碗》(ジャンル:工芸品) 。
静嘉堂文庫美術館が所蔵している 《曜変天目茶碗》 に宇宙を感じたのに対し、
藤田美術館の 《曜変天目茶碗》 には、オーロラを感じました。
どちらも綺麗なのですが、静嘉堂文庫美術館所蔵のほうが、大きなスケールを感じられた気がします。
さて、藤田美術館をあとにし、大阪市中央区の道修町へと向かいます。
初めて耳にする地名でしたが、狭いエリアに医薬品会社が密集。
実は、今回の目的地である杏雨書屋 (きょううしゅおおく) も、医薬品会社とは関係の深い施設。
武田薬品工業株式会社からの寄付をもとに1963年に創設された武田科学振興財団が、その母体となっています。
こちらの杏雨書屋では、4月14日~19日と短い期間だけ、
“杏雨書屋の稀覯本” という特別展示会が開催されていました。
ウワサでは、10年に1度くらいのペースでしか国宝を公開していないとのこと。
そして、今回は、3つの国宝すべてが同時に公開されるとのこと。
ここは、国宝ハンターとして、絶対に負けられない戦いです (←?)
《説文木部残巻》(ジャンル:書跡・典籍) も、
《宋刊本史記集解》(ジャンル:書跡・典籍) も、
《宋版毛詩正義〈紹興九年刊/(金沢文庫本)〉》(ジャンル:書跡・典籍) も。
文字ばっかりなので、観ていても楽しいものではありません。
強いて言えば、 《説文木部残巻》 は、漢字辞典の元祖ということで、ちょっと興味深かったです。 (全部、木偏!)
さぁ、ここまでは順調。
午後は、もっと時間との戦いになるのが、予想されます。
武田薬品のアリナミンで元気を補給。
国宝ハンターの大阪春の陣は、後半へ続く。
今現在の国宝ハンティング数 581/1090(1089改め)
5位以内を目指して、ランキングに挑戦中!(現在10位です)
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
日本全国にある国宝1089件を全て目にするべく、奔走を続ける国宝ハンター。
これまで、575件の国宝をハンティング。
折り返し地点は過ぎ、順調かと思われた矢先、国宝が1件増えて1090件に!
またゴールが遠くなりました。
ぜんぶ文化庁のせいだ。
約5か月ぶりに大阪にやってきました。
(写真は、ドミニク・ペローが設計した大阪富国生命ビル)
前回は、新幹線で大阪入りしましたが。
今回は、例によって、国宝ハンターの旅の定番 (?) ・高速バス。
例によって、よく眠れてないです。
さて、頭はボーっとしていますが、今回は日帰りのため、あまりボヤボヤとしていられません。
まずは、移動手段の確保。
前回、レンタサイクルでヒドい目に遭ったので、
同じ轍を踏まないように、今回はちゃんと電車移動です。
そこで、地下鉄一日乗車券のエンジョイエコカードを購入してみました。
このエンジョイエコカードを活用して、最初の目的である四天王寺へ。
ちなみに、右手を見れば、今話題のあべのハルカス。
さすが日本一高いは目立っていました。
四天王寺の本堂も、もちろんあべのハルカスも、国宝ハンター的には、何の興味もありません。
国宝ハンターは一直線に宝物館に足を運びます。
入館料は500円なのですが。
ここで、意外にも、エンジョイエコカードが役に立ちました。
なんとエンジョイエコカードを持っていれば、500円が200円になるとのこと!超ラッキー!
早速、エンジョイしてしまいました。
それはさておき、四天王寺の宝物館では、 《懸守》(ジャンル:工芸品) と、
《四天王寺縁起〈根本本/後醍醐天皇宸翰本〉》(ジャンル:書跡・典籍) をハンティング。
《懸守》 とは、首から掛けるタイプのお守りだそうで、現存するのは珍しいのだとか。
サイズ感といい、コロコロしたフォルムといい、なんとも可愛らしい国宝でした。
さて、続いては、藤田美術館へ。
こちらでは、現在、 “開館60周年 特別展 ~序章~” が開催中です。
開館60周年展なのに、出展されていたのは、9件ある国宝のうちの2件。
さすが、序章。
しかも、うち1件は、前回ハンティング済みの 《紙本著色玄奘三蔵絵〈/(法相宗秘事絵詞)〉》 。
もう1件は、かねてより目にしてみたかった 《曜変天目茶碗》(ジャンル:工芸品) 。
静嘉堂文庫美術館が所蔵している 《曜変天目茶碗》 に宇宙を感じたのに対し、
藤田美術館の 《曜変天目茶碗》 には、オーロラを感じました。
どちらも綺麗なのですが、静嘉堂文庫美術館所蔵のほうが、大きなスケールを感じられた気がします。
さて、藤田美術館をあとにし、大阪市中央区の道修町へと向かいます。
初めて耳にする地名でしたが、狭いエリアに医薬品会社が密集。
実は、今回の目的地である杏雨書屋 (きょううしゅおおく) も、医薬品会社とは関係の深い施設。
武田薬品工業株式会社からの寄付をもとに1963年に創設された武田科学振興財団が、その母体となっています。
こちらの杏雨書屋では、4月14日~19日と短い期間だけ、
“杏雨書屋の稀覯本” という特別展示会が開催されていました。
ウワサでは、10年に1度くらいのペースでしか国宝を公開していないとのこと。
そして、今回は、3つの国宝すべてが同時に公開されるとのこと。
ここは、国宝ハンターとして、絶対に負けられない戦いです (←?)
《説文木部残巻》(ジャンル:書跡・典籍) も、
《宋刊本史記集解》(ジャンル:書跡・典籍) も、
《宋版毛詩正義〈紹興九年刊/(金沢文庫本)〉》(ジャンル:書跡・典籍) も。
文字ばっかりなので、観ていても楽しいものではありません。
強いて言えば、 《説文木部残巻》 は、漢字辞典の元祖ということで、ちょっと興味深かったです。 (全部、木偏!)
さぁ、ここまでは順調。
午後は、もっと時間との戦いになるのが、予想されます。
武田薬品のアリナミンで元気を補給。
国宝ハンターの大阪春の陣は、後半へ続く。
今現在の国宝ハンティング数 581/1090(1089改め)
5位以内を目指して、ランキングに挑戦中!(現在10位です)
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