アニメのまち練馬区にある練馬区立美術館では、
現在、 “あしたのジョー、の時代展” が開催されています。
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(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております)
『あしたのジョー』 にスポットを当てた展覧会なので、
もちろん、 『あしたのジョー』 ファンにはたまらない原画の数々が展示されています。
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あの名シーン、灰になって燃え尽きたジョーの原画も展示されていました。
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さらに、アニメの 『あしたのジョー』 のセル画をはじめ、
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『あしたのジョー』 グッズの数々や、
『あしたのジョー』 が連載されていた少年マガジンなど、 『あしたのジョー』 関連の展示品がたくさん。
中には、こんなものも↓
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こちらは、山P主演で制作された実写映画よりも遥か昔に制作された実写映画のポスターです。
衝撃だったのが、丹下段平のビジュアル。
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「誰 (笑)??」
ここまで似せる気がないと、逆に清々しさすら感じます。
また、 『あしたのジョー』 ファンに、特にオススメなのが、
1970年3月に寺山修司らによって実際に執り行われたという力石徹の告別式の再現展示。
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マンガの登場人物の死を悼んで、実際に告別式が開かれるだなんて。
しかも、この日は平日だったにも関わらず、約800人のファンが会場である講談社の講堂に集まったのだとか。
クリリンがフリーザに殺された時は、読者は皆ショックを受けたはずですが、告別式を開かれていません。
いかに、 『あしたのジョー』 が国民的漫画だったのか窺い知ることの出来るエピソードです。
・・・・と、ここまでは、普通の (?) 『あしたのジョー』 展。
しかし、毎回エッヂの効いた美術展を開催している練馬区立美術館です。
『あしたのジョー』 展にも、練馬区立美術館ならではのエッヂの効いた味付けがされています。
それは、ただ単に 『あしたのジョー』 にスポットを当てるのでなく、
『あしたのジョー』 が社会現象となっていた1967年から1973年までの時代性にもスポットを当てている点。
「我々は明日のジョーである」 と声明を出したよど号ハイジャック犯の手記や、
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この時代に活躍していた若手芸術家たちの作品、
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この時代に流行った音楽 (フォークソング) などが展示されていました。
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それらの展示があったおかげで、
『あしたのジョー』 が社会現象となった時代の熱い空気を感じることが出来ました。
そういう意味では、 『あしたのジョー』 世代ではない自分 (=スラダン世代) でも楽しめる美術展でした。
漫画やアニメをテーマにした展覧会は数多くあれど、
独自路線を行く新しい切り口の漫画展だった気がします。
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ちなみに、展覧会のラストには、
現在活躍されているクリエイターたちによる 『あしたのジョー』 オマージュ作品の数々が。
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浅葉克己さんや日比野克彦さんなど、ビッグネームの作品がズラリ。
その中には、 『ぴあ』 の表紙絵でお馴染みの及川正通さんの作品も、あります。
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あしたのジョー、の時代展
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