この可愛らしいチラシに誘われて。
来館初となる石洞美術館へと、向かいました。
降り立った駅は、京成線の千住大橋駅。
千葉に住んでいた頃は、かなり京成線ユーザーでしたが、
それでも千住大橋駅に降り立ったことは、皆無。
アートテラーをしていると、いろんなところに足を運べるものですねぇ (←しみじみ)
さてさて、駅から歩くこと、3分。
何やら怪しげな建物が見えてきました (笑)
この六角形の建物の一部が、石洞美術館です。
この六角形の建物自体は、千住金属工業株式会社本社ビル。
その千住金属工業株式会社の前社長・理事長だった佐藤千寿さんのコレクションが、
石洞美術館の主な収蔵品になっているのだそうです。
ちなみに、石洞美術館の “石洞” とは、佐藤千寿さんの雅号とのこと。
外観は怪しげですが、
中は、外観に反して (?) 、意外とスタイリッシュ。
足立区っぽくなかったです (←足立区民の皆様、すいません)
1階の展示室から2階の展示室までが、
スパイラル状のスロープとなっていたのですが、そこも展示スペースに。
体が傾いた状態で、作品を観賞するのは、少々辛かったですf^^;
さてさて、そんな石洞美術館では、
4月8日まで、 “徳利と盃” という展覧会が開催中。
石洞美術館のコレクションの中から、
《祥瑞手古染付徳利》 や、
《根来八角盃》
…など、酒器を約130点ほど紹介している展覧会です。
現代の作家による最新の酒器から、
有田焼や古伊万里といった江戸時代の酒器、
そして、一番古くて、縄文時代の徳利まで。
酒器の歴史を展望できる展覧会となっています。
また、日本だけでなく、中国、朝鮮、フランス、ドイツ…と、世界各国の酒器もあれば、
陶器や磁器だけでなく、金属製やガラス製…と、その素材も多彩。
また、無名の作品ばかりでなく、
濱田庄司やバーナード・リーチも数点あるので、アート的にも十分楽しめます。
たかが酒器。されど酒器。
よくぞこれだけ集めたなぁと感心してしまいました。
そんな石洞美術館に乾杯
無性に、帰りに1杯呑んで行きたくなる展覧会です。
酒飲みの自分としては、終始、
“どの徳利と盃で、日本酒を飲みたいかなぁo口(・∀・ ) ”
という目線で観賞 (笑)
盃は、上でも紹介した 《根来八角盃》 でしょうか。
あの深い朱色を眺めながら、ちびちびとやりたいものです。
徳利は、 《高麗青磁捻子徳利》
日本酒というか、この徳利で焼酎を前割しておきたいです。
(前割・・・予め、焼酎を水で割っておき、一晩以上寝かしておくもの。直前に水割りするよりも、味がまろやかになる)
他にも、朝鮮白磁の徳利が、日本酒を呑みたくなる徳利でした。 (とに~調べ)
お茶は合いそうなのに、お酒は合わなそうな陶磁器も多々あり、
茶道具とはまた違った陶磁器の一面を見た気がします。
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来館初となる石洞美術館へと、向かいました。
降り立った駅は、京成線の千住大橋駅。
千葉に住んでいた頃は、かなり京成線ユーザーでしたが、
それでも千住大橋駅に降り立ったことは、皆無。
アートテラーをしていると、いろんなところに足を運べるものですねぇ (←しみじみ)
さてさて、駅から歩くこと、3分。
何やら怪しげな建物が見えてきました (笑)
この六角形の建物の一部が、石洞美術館です。
この六角形の建物自体は、千住金属工業株式会社本社ビル。
その千住金属工業株式会社の前社長・理事長だった佐藤千寿さんのコレクションが、
石洞美術館の主な収蔵品になっているのだそうです。
ちなみに、石洞美術館の “石洞” とは、佐藤千寿さんの雅号とのこと。
外観は怪しげですが、
中は、外観に反して (?) 、意外とスタイリッシュ。
足立区っぽくなかったです (←足立区民の皆様、すいません)
1階の展示室から2階の展示室までが、
スパイラル状のスロープとなっていたのですが、そこも展示スペースに。
体が傾いた状態で、作品を観賞するのは、少々辛かったですf^^;
さてさて、そんな石洞美術館では、
4月8日まで、 “徳利と盃” という展覧会が開催中。
石洞美術館のコレクションの中から、
《祥瑞手古染付徳利》 や、
《根来八角盃》
…など、酒器を約130点ほど紹介している展覧会です。
現代の作家による最新の酒器から、
有田焼や古伊万里といった江戸時代の酒器、
そして、一番古くて、縄文時代の徳利まで。
酒器の歴史を展望できる展覧会となっています。
また、日本だけでなく、中国、朝鮮、フランス、ドイツ…と、世界各国の酒器もあれば、
陶器や磁器だけでなく、金属製やガラス製…と、その素材も多彩。
また、無名の作品ばかりでなく、
濱田庄司やバーナード・リーチも数点あるので、アート的にも十分楽しめます。
たかが酒器。されど酒器。
よくぞこれだけ集めたなぁと感心してしまいました。
そんな石洞美術館に乾杯
無性に、帰りに1杯呑んで行きたくなる展覧会です。
酒飲みの自分としては、終始、
“どの徳利と盃で、日本酒を飲みたいかなぁo口(・∀・ ) ”
という目線で観賞 (笑)
盃は、上でも紹介した 《根来八角盃》 でしょうか。
あの深い朱色を眺めながら、ちびちびとやりたいものです。
徳利は、 《高麗青磁捻子徳利》
日本酒というか、この徳利で焼酎を前割しておきたいです。
(前割・・・予め、焼酎を水で割っておき、一晩以上寝かしておくもの。直前に水割りするよりも、味がまろやかになる)
他にも、朝鮮白磁の徳利が、日本酒を呑みたくなる徳利でした。 (とに~調べ)
お茶は合いそうなのに、お酒は合わなそうな陶磁器も多々あり、
茶道具とはまた違った陶磁器の一面を見た気がします。
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