新宿の街中をアートが彩る “新宿クリエイターズ・フェスタ2014” へ行ってきました。
パッと見た感じは、いつもの新宿の風景と変わらない気がします。
でも、例えば、
新宿NSビルの中に、一歩を足を踏み入れてみると、そこには・・・
草間彌生さんの新作 《真夜中に咲く花》 が設置されていました!
(なんとなく味気ない印象のある) オフィスビルに、現代アート。
そのギャップはこれまでにありそうでなかったアート体験で、かなり新鮮でした。
基本的には、新宿西口の高層ビル群がメインの会場となっており、
代表的な (?) 高層ビルに、それぞれ1、2点のアート作品が設置されています。
一か所でまとめて観ることは出来ませんが、
その分、オリエンテーリング気分で、アートを楽しむことが出来ました。
展示されていた作品を、全て紹介したいところですが。
皆様にも、是非、新宿を散策して頂きたいので、紹介する作品は数点に絞りたいと思います。
まず外せないのが、住友不動産新宿オークタワーに設置された河口洋一郎さんの 《Shecco》 。
《Shecco》 とは、 Shell(貝) とCosmos (宇宙) を合わせて造語だそうで。
5億年未来の宇宙を旅する貝なのだとか。
その世界観は、イマイチよくわかないのですが (笑)
6メートル以上もあるので、その存在感は圧倒的でした!
続いて、エステック情報ビル広場で見られる内山翔二郎さんの 《ある惑星の住人》 をご紹介。
住人とは言っても、人ではなく、フンコロガシ。
もしくは、蚊です。
金属製でメカニカルなデザイン。
巨大な作品ながら、細部まで丁寧に作られているのが印象的でした。
“新宿クリエイターズ・フェスタ2014” が終った後も、設置し続けて欲しい作品の一つです。
虫が苦手という方も多いと思いますので、カワイイ動物の作品を。
こちらは、石坂祐子さんの 《ZOO》 という作品で、新宿住友ビル広場に設置されています。
頭が大きめに作られているのが、最大のポイント。
妙な愛嬌がありました。
新宿西口の高層ビル群には、他にもまだまだ作品が設置されています。
是非、会期中に機会があれば探してみてくださいませ。
また、パブリックアート以外の作品も楽しめるのが、新宿クリエイターズ・フェスタ2014。
ヒルトン東京の地下1階にあるヒルトピアアートスクエアでは、
版画家の蟹江杏さんによる個展 “ANZのアリス展” と、
リビングフォトグラファー・今道しげみさんの初個展が開催中。
(今道しげみさんご本人にポーズを決めて頂きました!)
エステック情報ビル内のクリスタルスポットでは、
フォトグラファー・山下裕之さんの初個展 “夜光都市-構造物の領域-” が開催中です。
さらに、新宿の顔アルタビジョンでも、時間によって映像作家の作品が上映されています。
まさに新宿の街全体が見逃せないことになっています。
これで無料とは、驚く限り。
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新宿クリエイターズ・フェスタ2014
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