LIXILギャラリーで開催中の・・・
“建築の皮膚と体温-イタリアモダンデザインの父、ジオ・ポンティの世界- 展” に行ってきました。
こちらは、デザイナーにして編集者、教育者でもあった、
“イタリアモダンデザインの父” ジオ・ポンティの建築家としての側面にスポットを当てた展覧会です。
ジオ・ポンティ建築の特徴は、何と言っても、建築の 「皮膚」 (=表面)へのこだわり。
彼は、壁や床にオリジナリティあるタイルを敷き詰め、「体温」 (=温かみ) のある空間を作り上げました。
そんなポンティがデザインした数々のタイルを、
今回の展覧会のために、LIXILが、その技術を総動員させて、完全再現!
ホテル・パルコ・デイ・プリンチピの壁面に埋め込まれた小石状のタイルも。
オランダのアイントホーフェンにあるデパートのファサードのタイルも。
ミラノにあるサン・フランチェスコ教会の壁面タイルも、バッチリ再現しています。
かつてこれほどまでに、企業努力を感じずにはいられない展覧会があったでしょうか。
さすがLIXIL。
さまざまなタイルが展示されていた中で、
個人的に一番惹かれたのは、ホテル・パルコ・デイ・プリンチピの床面タイル。
シンプルながら、組み合わせで生み出される形が面白かったです。
「このタイル、売れそうだなぁ」 と思っていたら、
なんとジオ・ポンティアーカイブスの承認を得て昨年秋にLIXILが製品化したとのこと。
さすがLIXIL (笑)
ちなみに、1枚5250円だそうです。
タイル以外にも、ジオ・ポンティがデザインしたものが紹介されていましたが。
やはり建築同様、ユニークで温かみがあるものが多かったです。
例えば、こちらのテキスタイル。
モチーフは、窓辺の恋人たちでした。
なんともロマンチックです。
また、ジオ・ポンティがデザインした猫のオブジェも紹介されていました。
だいぶ胴が長い。
で、顔が怖い。
化け猫。
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建築の皮膚と体温-イタリアモダンデザインの父、ジオ・ポンティの世界- 展
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