東京都写真美術館のコレクション展2011。
“こどもの情景” シリーズの第3弾に行ってきました。
第1弾のテーマは、 「戦争とこどもたち」 、
第2弾のテーマは、 「こどもを撮る技術」。
そして、第3弾のテーマとなるのが、 「こどものいる情景」 。
東京都写真美術館のコレクションの中から、
子供の世界をとらえた名品、約140点をセレクション。
さらに、それらの作品を、
「こどもの集まる場所」 や、 「点景としてのこども」 、
「学びの情景」 、 「紙芝居を見つめる」 、 「笑顔」 、「仮面」 …など
全部で18の情景に、チャプター分けして展示した写真展です。
小見出しが、18もあるので、
「次のテーマは、なんじゃろな?」 と、ワクワクサクサク観進めることが出来ます。
中華の点心のような写真展。
大満足とはいかないものの小満足です。
今回の展示を通じて、改めて、感じたのは、
“やはり、こどもは、視聴率 (?) が取れるなぁ” ということ。
いつもの展示より、心なしか、お客さんが多かった気がします。
ちなみに、今回の展示での僕のベストは、こちら。
熊谷元一の 《コッペパンをかじる》 。
このかじりっぷりは、なかなかのものです (笑)
他に、印象に残っているのは、
田沼武能さんの 《落書き遊びも危険になった東京、台東》 は、時代を感じる一枚。
確かに、危険!!
よい子の皆はマネしないでね。
ちょっと 『20世紀少年』 の世界観な一枚も。
石元泰博さんの 《子供#163》
純粋に、世界観が好きだったのは、
川内倫子さんの 《untitled 「うたたね」より》
この光のまばゆい感じが、子供の持つ純粋さを表現している気がしました。
ラストは、ある意味で、気になった川田喜久治の 《「ロス・カプリチョス」より》 です。
「こども映ってないじゃん!」
…と、思ったら、
この写真のチャプターは、 「大人の中の子供」 とのことでした。
あ、そういうパターンも、ありなのですね (笑)
ちなみに、現在、東京都写真美術館では、
「関羽がやってくる ニャア!ニャア!ニャア!」 という何だか楽しげなイベントが開催中。
http://www.syabi.com/contents/extra/nya-eyes.html
その一環として、館内を巡るウォークラリーが開催されていました。
ちょうど、 “こどもの情景-原風景を求めて” を観て、
童心に返っていたので、ウォークラリーに挑戦してみることに。
ご褒美の景品を楽しみに、館内をくまなく巡りました♪
景品♪景品♪
・・・で、貰えたものが、こちら↓
「…何だ、ポストカードか」
ガッカリ感が、ハンパなかったです (笑)
まだまだ大人になり切れない僕です。
ランキングに、ご協力を何卒お願いします(ここは、大人な感じで)
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こどもの情景-原風景を求めて
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