『愛、深き淵より。』出版30周年企画展
応募総数、1211点!そんな世界最大規模の国際設計競技 (コンペ) を勝ち抜いて、建設されたのが、群馬県みどり市にある新富弘美術館。 建物内部の部屋が、全部、円という、世にも珍しい美術館です!さすが、建築界のM-1で優勝した建物だけはあります。(館内の平面図は、ここから)こちらは、きっと皆様、一度は、その詩を目にしたことはあるであろう…鈴の鳴る道―花の詩画集/星野...
View Article名建築をめっけんべ ~群馬編~
いつも都内の名建築をツアー形式で紹介している “もしも建築ツアーズ” 。今回は、行楽シーズンの秋の特別版。都内を離れて、名建築を探しに行ってまいりました。向かった先は…『群馬』果たして、どんな名建築と出会うことが出来たのか。もしも建築ツアーズin群馬、バスに乗ってスタートです01 桐生市市民文化会館/坂倉建築研究所 群馬県桐生市織姫町2-5 両毛線・わたらせ渓谷線桐生駅南口より徒歩約10分...
View Article松岡映丘 -日本の雅-やまと絵復興のトップランナー
先日、今年生誕100年を迎えた瑛九の回顧展を、ご紹介しましたが。(その模様は、こちら⇒http://ameblo.jp/artony/entry-11053916657.html)今回は、今年生誕130年を迎えた松岡映丘の回顧展をご紹介。練馬区立美術館で開催中の “松岡映丘 -日本の雅-やまと絵復興のトップランナー” です。今年は、 “えいきゅう”...
View Article浮世絵戦国絵巻 ~城と武将(後期)
全歴女が泣いた浮世絵展・・・(´;ω;`)太田記念美術館で開催中の “浮世絵戦国絵巻 ~城と武将” の後期に行ってまいりました。おそらく、世界初であろう 『戦国時代』...
View Article奇術と記述
いよいよ、今週の日曜日に、「アートテラー×○○○ vol.4」が、迫ってきました。毎度毎度のことですが、本番1週間前を切ってから、準備で、バタバタバタな毎日となります。(早く準備しておけばよいものを・・・w)昨日になって、ようやく、『第一部 ザ・マジックミュージアム』の全体像が完成しました。正直、キャスティングありきで発進した、この企画...
View Article大人の教室 ~大人たばこ養成講座展~
雑誌を何気なく捲っていて出会うと、ちょっと嬉しくなる広告。それが、大人たばこ養成講座。http://www.otonatobacco.com/大人たばこ養成講座/著者不明¥2,000Amazon.co.jp様々なTPOでの大人な作法を教えてくれているものの、実際には、あまり人生で役に立ったことは無いようなJTの広告です...
View Article森永のお菓子箱 エンゼルからの贈り物
チョコボールに、ミルクココアに、ミルクキャラメルに、チョコフレークに、おっとっと。これらは、全て、森永のお菓子。日本人なら、誰でも一度はお世話になったことがある森永製菓株式会社。1899年創業以来の森永の歴史を、一挙にドーンと紹介する展覧会が、現在、たばこと塩の博物館で開催中です。(たばこにも塩にも関係ない気はしますがw)“森永のお菓子箱 エンゼルからの贈り物”...
View Article池袋モンパルナス展
パリのモンパルナスと言えば、1920年代に、芸術家の街として栄えた地。シャガールに、モディリアーニに、ピカソに、藤田嗣治…などなど、名だたる芸術家たちが集った街です。そんなモンパルナスにも似た街が、かつて、日本にもありました。それは、池袋。今でこそ、サンシャイン60と、池袋ウエストゲートパークとフクロウくらいしかイメージが無い街ですが (←失礼!)...
View ArticleCASE2 マテメラさんは泣いている・・・。
街を歩けば、きっと貴方もパブリックアートに出会うはず。しかし、美術館の中に展示されている作品と違って、パブリックアートの作品は、誰にも守ってもらえません。そう、パブリックアートは、常に、危機的状況に晒されているのです!前回から始まった新企画 「パブリックアートは泣いている…。」 では、アートテラー・とに~が街中で偶然発見した “悲しいことになっているパブリックアート”、通称 “悲パブ”...
View Article日本の和美・彩美
松岡美術館で開催中の “日本の和美・彩美” に行ってまいりました。ちなみに、展覧会名の 『和美』 は、 『わび』 、 『彩美』 は、 『さび』 と読ませるそうです。『わびさび』 を 『和美彩美』 と、ヤンキーのように表記してしまうと、そこには、わびさびの精神がないような気もします...
View Article誕生25周年記念 ドラゴンクエスト展
このOP曲で始まった今回は、もちろん、今話題のあの展覧会をご紹介いたします。森アーツセンターギャラリーで開催中の “誕生25周年記念 ドラゴンクエスト展” です。国民的人気ゲームの初の展覧会な上に、今週いっぱいで会期終了ということもあって、会場は、かなり大賑わいだそうで。日によっては、30分待ちや1時間待ちも、ざらではないとのことです。その情報を聞いて、┏━ とに~ ━━━━┓┃ たたかう...
View Articleこどもの情景-原風景を求めて
東京都写真美術館のコレクション展2011。“こどもの情景” シリーズの第3弾に行ってきました。第1弾のテーマは、 「戦争とこどもたち」 、第2弾のテーマは、 「こどもを撮る技術」。そして、第3弾のテーマとなるのが、 「こどものいる情景」 。東京都写真美術館のコレクションの中から、子供の世界をとらえた名品、約140点をセレクション。さらに、それらの作品を、「こどもの集まる場所」 や、...
View Article旗揚げ!!
とに~「このたび、劇団を立ち上げました! 美術をテーマにした、面白い物語を作りたい。 それは、アートテラーを始めた頃からの一つの目標でした。 漫才にするか、小説にするか、映画にするか。 いろいろとアイディアは沸くものの、なかなか形にはまとまってくれない。 で、数年が経過・・・(笑) そんなある日、学生時代、一緒に舞台に立ったナルミから、...
View Articleアルプスの画家 セガンティーニ
今回は、こちらの曲がピッタリな美術展をご紹介いたします。アルプスに魅せられ、アルプスを舞台にした作品を描き続けた画家・セガンティーニ。その彼の回顧展 “アルプスの画家 セガンティーニ ―光と山―”...
View Articleザ・ベスト・オブ・山種コレクション (前期)
今年開館45周年を迎える山種美術館が、 満を持してお送りする “ザ・ベスト・オブ・山種コレクション” 。 約1800点に及ぶコレクションの中から、 選りすぐりに選りすぐった名品だけを展示するというベストアルバムならぬベスト展覧会です。 主なラインナップを挙げてみますと・・・ ・速水御舟 《名樹散椿》 ・竹内栖鳳 《斑猫》 ・岩佐又兵衛 《官女観菊図》 ・酒井抱一 《秋草鶉図》 ・村上華岳...
View Article瀧口修造とマルセル・デュシャン
・・・今回の主役は、修造は修造でも、松岡修造ではなく、日本を代表する美術評論家・瀧口修造 (1903-1979) 。その瀧口修造が最晩年に至るまで精神的な交流をしていたのが、20世紀を代表する偉大な芸術家マルセル・デュシャン。現在、千葉市美術館では、そんな2人の交流を紹介する展覧会 “瀧口修造とマルセル・デュシャン”...
View Article渋谷ユートピア1900-1945
先日、こちらのブログにて、東京にあった芸術家村 “池袋モンパルナス” を取り上げた美術展 をご紹介いたしましたが。「実は、渋谷にも、芸術家村 (アーティスト・コロニー) が、あったんですよ!」というのが、今回紹介する美術展。渋谷区立松濤美術館で開催中の “渋谷ユートピア1900-1945”...
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