~前回までのあらすじ~
我国宝をハンティングする、ゆえに我あり。
日本全国にある国宝をハンティングし続けて、早4年。
これまでにハンティングした国宝の件数は、744件。
ついに連載も、めでたく100回目を迎えました。
これもひとえに皆様の応援のおかげです。
これからも、どうぞ国宝ハンターをよろしくお願いします。
どうにかこうにか電車に間に合い、天理駅を出発。
そこから1時間半ほど電車に揺られて、九度山駅へとやってきました。
人生初の和歌山県です。
国宝ハンターの旅をするようになって、つくづく思うのは、
この企画をやっていなかったら、自分は、きっと日本全国を旅しなかっただろうなぁということ。
基本的に出不精なもので。
そういう意味でも、国宝に感謝しています。
でも、出来れば、基本的に出不精なので、国宝のほうが東京に来てくれるとありがたいです。
さて、初めて降り立つ九度山という町は、だいぶ不思議な街でした。
さすがにお腹が空いたので、何か食べ物を・・・と探してみるも、駅前にはコンビニがありません。
まぁ、それは想定の範囲内だったのですが。
いろいろ探してみるも、そもそも食べ物屋がないのです。
ようやく見つけたのが・・・
グラタン屋。
なんてトリッキーなんだ!
グラタンは腹に溜まらそうなので、もう少し徘徊。
道の駅を発見したので、事なきを得ました。
他に気になったのが、選挙ポスター。
「井上」 であるとか。
「今井」 であるとか。
名字だけ。
男か女かもわかりません。
「たまき」 に関しては、名字なのか名前なのかもわかりません。
なんか心配です。
と、そんな愉快な九度山町 (←ざっくりまとめた!) にあるのが、慈尊院。
こちらの弥勒堂には、なんと21年に1度しか開帳されない秘仏の国宝が安置されているのです。
21年に1度の年。
それが今年です。 (←RPGでよくある設定)
500円を払って、幕の中へ。
肉眼では、ちょっと見づらかったのですが、
ビクセン社さんからご提供頂いた単眼鏡を持参していたので、
ビクセン 単眼鏡「マルチモノキュラー6×16」 マルチモノキュラ6X16【送料無料】
¥8,240
楽天
《木造弥勒仏坐像〈/(廟所安置)〉》 (ジャンル:彫刻) をバッチリ拝顔できました。 (CMです)
貴重な秘仏の顔を拝んでいたら、自然とありがたい気持ちになりました。
ただ、僕の前にいたおばあちゃんが、
「あぁ、こんなんで500円も取るのかい」
を、仕切りに連呼していたので、段々と僕の気持ちまで沈んできました。
見かねた娘さん (お嫁さん?) が双眼鏡を手渡すも、
「あんまり有難くない顔だね。500円も取る顔かい」
と言っていました。
僕の気持ちは、どんぞこです。
秘仏で良かったですね。
あと20年間は、あのおばあちゃんに文句を言われないので。
九度山町のあとに、僕が向かったのは、和歌山県といえば・・・そう。
高野山です。
これほどまでに、100回記念に相応しい場所ではないのではなかろうか。
ふもとの駅からはロープウェイで昇ります。
お坊さんもロープウェイを使うようです。
頂上の高野山駅からはバスで移動。
意外と移動が大変です。
さすが日本屈指の聖地。
そう簡単に行ける場所にはありません。
高野山で狙う国宝は2件。
メインの金剛峰寺はとっておいて、先に金剛三昧院へ。
こちらでは、 《金剛三昧院多宝塔》 (ジャンル:建造物) をゲット。
立派な建造物ではあると思いますが。
正直なところ、 「こんなんで500円も取るのかい」 とも思いました。
(↑さっきのおばあちゃんのがうつった)
そして、いよいよ高野山の中心である金剛峰寺へ。
やはり根本大塔は、圧巻。
いいものを観させて頂きました。
しかし、これは国宝に非ず。
国宝は、根本大塔と比べると、少し・・・いや、だいぶ地味な建造物。
《金剛峯寺不動堂》 (ジャンル:建造物) です。
なんなら屋根が、苔むしています。
・・・・・うん。
本音を言えば、高野山は、もっとパワーに溢れているところなのかと思っていました。
今年は開創1200年を迎えた記念イヤーということもあって、参拝客が多かったです。
イオンモールかと思うくらいに人でごった返していました。
しかも、想像以上に観光地化されていて、聖地感はほぼ0。
そういう意味では、今回が連載100回目ですが、ここで満足せずに、
まだ観ぬ国宝を目指して、旅を続けないといけないなぁと、決意を新たにしました。
国宝ハンターの旅は、まだまだ続く。
今現在の国宝ハンティング数 747/1095
5位以内を目指して、ランキングに挑戦中!(現在10位です)
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
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日本全国にある国宝をハンティングし続けて、早4年。
これまでにハンティングした国宝の件数は、744件。
ついに連載も、めでたく100回目を迎えました。
これもひとえに皆様の応援のおかげです。
これからも、どうぞ国宝ハンターをよろしくお願いします。
どうにかこうにか電車に間に合い、天理駅を出発。
そこから1時間半ほど電車に揺られて、九度山駅へとやってきました。
人生初の和歌山県です。
国宝ハンターの旅をするようになって、つくづく思うのは、
この企画をやっていなかったら、自分は、きっと日本全国を旅しなかっただろうなぁということ。
基本的に出不精なもので。
そういう意味でも、国宝に感謝しています。
でも、出来れば、基本的に出不精なので、国宝のほうが東京に来てくれるとありがたいです。
さて、初めて降り立つ九度山という町は、だいぶ不思議な街でした。
さすがにお腹が空いたので、何か食べ物を・・・と探してみるも、駅前にはコンビニがありません。
まぁ、それは想定の範囲内だったのですが。
いろいろ探してみるも、そもそも食べ物屋がないのです。
ようやく見つけたのが・・・
グラタン屋。
なんてトリッキーなんだ!
グラタンは腹に溜まらそうなので、もう少し徘徊。
道の駅を発見したので、事なきを得ました。
他に気になったのが、選挙ポスター。
「井上」 であるとか。
「今井」 であるとか。
名字だけ。
男か女かもわかりません。
「たまき」 に関しては、名字なのか名前なのかもわかりません。
なんか心配です。
と、そんな愉快な九度山町 (←ざっくりまとめた!) にあるのが、慈尊院。
こちらの弥勒堂には、なんと21年に1度しか開帳されない秘仏の国宝が安置されているのです。
21年に1度の年。
それが今年です。 (←RPGでよくある設定)
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貴重な秘仏の顔を拝んでいたら、自然とありがたい気持ちになりました。
ただ、僕の前にいたおばあちゃんが、
「あぁ、こんなんで500円も取るのかい」
を、仕切りに連呼していたので、段々と僕の気持ちまで沈んできました。
見かねた娘さん (お嫁さん?) が双眼鏡を手渡すも、
「あんまり有難くない顔だね。500円も取る顔かい」
と言っていました。
僕の気持ちは、どんぞこです。
秘仏で良かったですね。
あと20年間は、あのおばあちゃんに文句を言われないので。
九度山町のあとに、僕が向かったのは、和歌山県といえば・・・そう。
高野山です。
これほどまでに、100回記念に相応しい場所ではないのではなかろうか。
ふもとの駅からはロープウェイで昇ります。
お坊さんもロープウェイを使うようです。
頂上の高野山駅からはバスで移動。
意外と移動が大変です。
さすが日本屈指の聖地。
そう簡単に行ける場所にはありません。
高野山で狙う国宝は2件。
メインの金剛峰寺はとっておいて、先に金剛三昧院へ。
こちらでは、 《金剛三昧院多宝塔》 (ジャンル:建造物) をゲット。
立派な建造物ではあると思いますが。
正直なところ、 「こんなんで500円も取るのかい」 とも思いました。
(↑さっきのおばあちゃんのがうつった)
そして、いよいよ高野山の中心である金剛峰寺へ。
やはり根本大塔は、圧巻。
いいものを観させて頂きました。
しかし、これは国宝に非ず。
国宝は、根本大塔と比べると、少し・・・いや、だいぶ地味な建造物。
《金剛峯寺不動堂》 (ジャンル:建造物) です。
なんなら屋根が、苔むしています。
・・・・・うん。
本音を言えば、高野山は、もっとパワーに溢れているところなのかと思っていました。
今年は開創1200年を迎えた記念イヤーということもあって、参拝客が多かったです。
イオンモールかと思うくらいに人でごった返していました。
しかも、想像以上に観光地化されていて、聖地感はほぼ0。
そういう意味では、今回が連載100回目ですが、ここで満足せずに、
まだ観ぬ国宝を目指して、旅を続けないといけないなぁと、決意を新たにしました。
国宝ハンターの旅は、まだまだ続く。
今現在の国宝ハンティング数 747/1095
5位以内を目指して、ランキングに挑戦中!(現在10位です)
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