松岡美術館開館40周年を記念して、
今年1年にわたって開催される “わたしの好きなシロカネ・アート” 。
その第2弾となる “Vol.2 あなたが選ぶ、松岡コレクション「日本の美」” に行ってきました。
Vol.1同様に、お客様からリクエストの多かった作品が中心に展示されています。
今回の展示の核となるのは、Vol.1では紹介できなかった日本美術作品。
特に、柿右衛門や古伊万里、古九谷といった日本の陶磁器作品が中心に展示されていました。
見応えがあると言えばあるのですが・・・。
どうも、Vol.1のときほどの感動はありませんでした。
それもそのはず (?) 、
脇に添えられたお客様人気アートランキングに目をやると、125位だったり、
427位だったり、
と、散々な順位の作品ばかり。
お客様からのリクエストが少ないのも納得です (笑)
日本の陶磁器よりは、隣の展示室で展示されていた日本の絵画のほうが見応えがありました。
当然、こちらの作品のほうがお客様人気アートランキングの順位も高かったです。
展示されていた中には、円山応挙の作品があり、
横山大観の作品もあり、
さらには、 《洛中洛外図》 もありました。
西洋絵画、中国陶磁、ガンダーラ仏、
エジプト美術のコレクションが充実しているのは、Vol.1で十分に実感しましたが。
日本美術のコレクションが、こんなにも充実していただなんて。
きっと松岡さんは何でも欲しがる人で、いつでもいいモノを探している人だったのでしょう。
Vol.1とセットで鑑賞することで、より楽しめる展覧会といった印象を受けました。
Vol.2だけだと、ちょっと物足りなさを感じてしまうかも。
ちなみに、松岡コレクションの日本美術作品のなかで、
お客様人気アートランキングで健闘していたのは、62位にランクインした 《能面 三番叟》 です。
能面は角度により表情を変えると言いますが。
写真の角度からだと、松崎しげるのように見えました。
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
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わたしの好きなシロカネ・アート Vol.2
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