先日は、南青山にあるラットホール・ギャラリーへ。
こちらでは、現在、 “ジム・ランビー Sun Rise Sun Ra Sun Set” が開催されています。
イギリス出身のジム・ランビーは、世界的にも高い評価を受ける現代アーティストの一人。
日本では、2009年に原美術館で大々的な個展が開催されています。
(その時の記事は、こちら)
ジム・ランビーと言えば、メタリックカラーのビニールテープ。
メタリックカラーのビニールテープと言えば、ジム・ランビー。
今回もそれは健在で、ラットホール・ギャラリーの床一面がメタリックカラーのビニールテープで覆われていました。
ジム・ランビーの作品のどこがどういいのか。
具体的に説明しろと言われると、言葉に詰まってしまうのですが。
強いて言うなら、目で見る音楽とでも云いましょうか。
英語の歌詞がわからずとも、洋楽を聴いて自然とアガるように、
ジム・ランビーの作品が目に飛び込んでくると (体に浴びると) 、なんか自然とアガるのです。
心地良いというよりは、アガる。
ジャンルで言うと、UKロックやサイケな音楽、レイブサウンドに近い気がします。
展示されていた作品の中で、特に個人的にアガったのがこちら↓
ただ、銀紙を重ねて折っただけなのに、なんとも楽しげです!
サイケでポップ。
きゃりーぱみゅぱみゅの音楽が聴こえてくるようでした (←?)。
その向かいの壁に展示されていたのは、自転車の車輪をリメイクした作品が。
こちらもポップ。
きゃりーぱみゅぱみゅのPVに出て来そうです。
ちなみに、今回の個展には、ジム・ランビーの初期のビデオ作品も展示されています。
展示されている部屋は、これでもかというくらいに真っ暗。
どこが映像の画面かもわからないくらいです。
しばらくすると、かすかに赤い光が、暗闇に浮かび上がります。
実は、こちらの 《UltraLow》 に映っているのは、真っ暗な地下室でタバコを吸う様子。
地下室は暗いため、画面に映し出されるのはタバコの光のみです。
その光が、まるで蛍のように見えるという作品なのだとか。
イギリス版ホタル族。
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ジム・ランビー Sun Rise Sun Ra Sun Set
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