現在、平塚市美術館では、“ペコちゃん展” が開催中。
日本一有名な企業キャラクターといっても過言ではないペコちゃんをテーマにした展覧会です。
“しかし、何でまた平塚市美術館で?”
と思った方も、多いことでしょう。
実は、平塚市美術館の真裏にあるのが不二家の平塚工場。
ご近所さんの間柄なのです。
そんなご近所さんのよしみ (?) もあって、株式会社不二家も全面協力。
倉庫に眠っていたという販売促進用グッズも多数展示されていました。
さてさて、展示のスタートは、初期のペコちゃんが紹介されています。
『美味しんぼ』 の山岡士郎とか、『こち亀』 の両さんとか。
連載が続けば続くほど、現在の顔と初期の顔が全然違うという例は多々ありますが。
今年で誕生から65年目を迎えるペコちゃんも、その例に漏れていません。
というか、その比ではありません。
「誰だよwww」
可愛いと思えないどころか、なんなら恐怖すら感じました。
企業キャラクターとして、いろいろアウトな気がします。
いろいろアウトといえば、
初期のペコちゃん関連グッズには、こんなものも。。。
ポパイのポコちゃんって・・・。
権利関係的に、いろいろアウトな気がします (笑)
昭和は大らかな時代だったのですね(  ̄ - ̄)
そんな懐かしのペコちゃんグッズだけでなく、
不二家が所蔵する貴重なペコちゃんグッズの数々や、
ペコちゃんの意外なコラボの模様などが、会場狭しと並べられています。
楽しそうな展覧会とは、訪れる前から予想はしていましたが。
その何倍も楽しかったです。
しかし、極めつけは何と言っても、
気鋭の現代アーティスト17人がペコちゃんをテーマに製作した作品を紹介するコーナー。
なんと、そのほとんどが今回のための新作です。
出展作家も超豪華。
町田久美さんに小林孝亘さんに、
高橋コレクション展でも異彩を放っていた西尾康之さんに、
ちょっとレトロなモチーフをルネサンスの静物画風に描く山田啓貴さんらが参戦していました。
メンバーの中には、ユーモラスな動物彫刻でお馴染みの三沢厚彦さんも。
「僕だって人物つくれるんだよ!」 と豪語されていたとのこと。
その結果が、こちら↓
・・・・・・うん。
特にコメントは控えさせて頂きます (笑)
ちなみに、館内では、中学生以下を対象に、ペコちゃんスタンプを3つ押すと、
オリジナルパッケージのミルキーがもらえるスタンプラリーが開催されています。
さらには、会期中にペコちゃんがやってきたり、
「ミルキーをつくろう!」 というワークショップが開催されたりと、楽しげなイベントが盛りだくさん。
平塚まで足を延ばす価値は十分にある展覧会です。
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
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ペコちゃん展
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