夜の新江ノ島水族館にやってきました。
・・・といっても、浮いた話でもなんでもなく。
アートを観にやってきました。
えぇ、仕事です。
仕事ですけど、何か。
昨年、新江ノ島水族館では、
夜の水族館を楽しむ事が出来る “ナイトアクアリウム” が開催され、大好評だったようです。
なんと、33万人以上が来場したのだとか!
今年は、そんな “ナイトアクアリウム” がパワーアップ!
日本科学未来館での大規模なアート展が話題となったウルトラテクノロジスト集団・チームラボとタッグを組み、
“えのすい×チームラボ ナイトワンダーアクアリウム2015” が開催される運びとなったのです。
“水族館とチームラボ?”
と、実際に訪れるまで、いまいちピンと来なかったのですが。
来場者が球体を叩くと色が変化する 《呼応する球体と夜の魚たち》 や、
来場者の動きに合わせて水槽の光の色が変化する 《呼応する小さな海》 のように、
チームラボらしいデジタルアートが、夜の水族館の空間を演出していました。
また、日本科学未来館での展覧会でも好評だった・・・
《お絵かき水族館》 のコーナーも用意されています。
目玉はなんといっても、新江ノ島水族館の顔とも言うべき相模湾大水槽を舞台にしたプロジェクション作品。
その名も 《花と魚- 相模湾大水槽》 です。
日本科学未来館での展覧会では、
《花と人、コントロールできないけれども共に生きる、そして永久に》 という新作が発表されていましたが。
(空間の床面にリアルタイムで花の誕生から死滅までがコンピュータプログラムによって描かれ続けるインスタレーション作品。
ループの映像作品というわけではなく、鑑賞者のふるまいによって、花の生まれ方、咲き誇り方、散り方が変わる。)
今回は、その魚ver.です。
水槽を魚が横切ると、その魚の動きに合わせて、花の映像が変容します。
とても幻想的ではあるのですが、
プロジェクションのスクリーン (?) になりうるのはマンタのみ。
マンタが頑張らなければ (水槽に近寄って来なければ) 、
魅力が半減してしまう、実にマンタ頼みのアート作品でした。
夜の水族館がアートとコラボする。
その試みは、とっても面白いと思いましたが。
今回のチームラボ作品が、日本科学未来館での展覧会の焼き直しのような感じだったのが、残念なところ。
水族館としては、2ツ星。
でも、展覧会としては、1ツ星。
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えのすい×チームラボ ナイトワンダーアクアリウム2015
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