現在、東京都現代美術館では、
“オスカー・ニーマイヤー展 ブラジルの世界遺産をつくった男” が開催中。
『ブラジルのモダニズム建築の父』 と称される建築家オスカー・ニーマイヤーの日本初の大回顧展です。
“建築は興味ないからパスだな・・・( ´_ゝ`)”
と読み飛ばそうと思っている方、ちょっと待ってください。
生前、「建築にとってアートはとても大切です」 と語っていたというオスカー・ニーマイヤー。
そんな彼が設計した建築は、建築物というよりも、
むしろ巨大なアート作品といった印象を受けるのではないでしょうか。
“建築ってよくわからない・・・” という人でも、純粋に造形として楽しめるはずです。
オスカー・ニーマイヤー 《ニテロイ現代美術館》
Photo: Leonardo Finotti
オスカー・ニーマイヤー 《ブラジリア大聖堂》
Photo: Leonardo Finotti
会場には、そんなオスカー・ニーマイヤー建築の写真やら模型やらが展示されていました。
こんなにも独創的な形の建物が、実際に建てられているだなんて。
それも、1つ2つではなく、
ブラジリアの主要な建物のほとんどが、オスカー・ニーマイヤーの設計によるものだなんて。
彼の建築たちが作り上げたブラジリアの光景は、まさに 『未来世紀ブラジル』 といった感じです。
建築を詳しく知らない自分が観ても、
なんか楽しく、なんかワクワクする展覧会でした。
ついでに、もし2520億円あれば、こんな楽しい建築をいくつ作れるのだろうと考えて、なんか悲しくなりました。
さてさて、終始、なんかワクワクしっぱなしの展覧会の中で、もっともワクワクしたのが、
オスカー・ニーマイヤーの代表作の一つである 《イビラプエラ公園》 の30分の1の模型です。
こちら、ただの建築模型ではありません。
グーグルマップを転写した絨毯の上に設置された、いわば体感型とも言うべき建築模型です。
絨毯なので、鑑賞者は出入り自由。
《イビラプエラ公園》 の世界を上から目線で (?) 体感することが出来るのです。
《イビラプエラ公園》 を見下ろしていると、まるで進撃の巨人になった気分に。
ワクワクしないわけがありません!
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オスカー・ニーマイヤー展
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