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Channel: アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】
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Walk Through the Crystal Universe

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ポーラ ミュージアム アネックスで開催中の・・・

ポーラ


“teamLab Exhibition, Walk Through the Crystal Universe” に行ってきました。
こちらは、国内外から熱い注目を集めているウルトラテクノロジスト集団・チームラボの新作展です。

新作展とは言っても、発表されているのは、《Crystal Universe》 の1作品のみ。
なんでも、チームラボ独自の技術 「インタラクティブ4Dビジョン」 が使用されているのだとか。

※インタラクティブ4Dビジョンとは
汎用的な制御システムにより、3次元の動く立体物を簡単に、立体のまま映し出すことが可能となります。
また、スマートフォンや、キネクト、音楽等と連動し、インタラクティブな表現も可能となります。
『インタラクティブ4Dビジョン』 は、線の集合でできており、
円柱型のディスプレイ以外にも、四角柱や、長い一枚の複雑な曲面、
もしくは、立体の映像で囲われた空間をつくることができます。



・・・・・・・・・すいません。
説明を聞いてもチンプンカンプンでしたが。
原理はわからずとも、作品には理屈抜きで感動しました。

会場  会場


会場に広がっていたのは、6万個におよぶLEDの光が作り出す宇宙のような光景。
光は絶えず変化を続け、鑑賞者を飽きさせることがありません。

6万個におよぶLEDの光  6万個におよぶLEDの光


また、観ているだけでなく、作品空間内を歩き回ることも可能。
鑑賞者が歩くことで、光に変化を及ぼすようです。

さらに!

スマホ


スマホを使うことで、“星” を作ることも可能なのだとか。
早速、ためしてみましょう。

スマホ


画面上の9つの星から、作りたいものをチョイス。

洗濯


それをスワイプすると・・・

スワイプ


作品空間に、自分がチョイスした “星” が作られるのです。

作品ン
(↑スマホの画面取って、スワイプして、作品を撮って・・・がスムーズに行かず、ブレブレ。。。実際はもっと美しいです)


来場者が “星” の近くを歩いたり、スマホで、“星” を制作したり。
この作品で生み出される光景は、まさに天文学的な組み合わせがあることでしょう。


こうして自分が制作した “星” が作品に反映される嬉しさも、さることながら。
自分がアクションを起こしたことで、
他の鑑賞者が美しさを感じたり、写真を撮ったり、別のアクションが生まれることに喜びを感じました。
とても高度なデジタル技術で作られている作品ではありますが。
それはあくまでツールであり、人と人が繋がるというアナログな魅力が作品の根底にあるような気がしました。


作品を観る。作品に入る。作品に参加する。
そうして見ず知らずの鑑賞者と、少しだけ繋がることが出来る。
この素敵な “場” を提供してくれたチームラボとポーラ ミュージアム アネックスに感謝です。
星星





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