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Channel: アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】
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7杯目 これが、岡本太郎丼だ!

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俺は、今、モーレツに腹が立っている!
美術展の期間に合わせてレストランが提供する限定メニューってあるだろ?
あれは、何で、フレンチだとか、スイーツだとか、
女が喜ぶメニューばっかりなんだ?!
漢 [おとこ] が、そんなこじゃれたものを、食ってられるか!
漢なら、ガッツリと丼が食いたいんだ。
展覧会の期間に合わせて、アートな丼を誰か作ってくれ!
何、作らないだと?
なら、俺が作るしかないじゃないかっ!
そう。これが、漢のアート丼だ!



今回は、岡本太郎丼に挑んでみることにしました。

まずは材料選びから。
岡本太郎のイメージは、やはり原色。

パプリカ


そこで、カラフルにパプリカとピーマンをチョイスしました。
そして、忘れてはいけないのが、長ネギ。
岡本太郎の初期の代表作 《重工業》 に、重要な要素として長ネギが描かれているからです。

重工業


さて、まずは、パプリカとピーマンを一口大に切りましょう。

パプリカ


それを油を引いたフライパンで炒めます。

フライパン


火が通ったら、あらかじめ合わせておいた醤油・酢・砂糖を投入。
味が全体的に絡んだら、火を止めて、一旦皿に移しておきます。

火  皿


続いて、フライパンをキッチンペーパーでふき取り、卵を投入。

卵


岡本太郎作品には、目玉がたびたび登場します。

目玉


というわけで、目玉焼きを作ります。
焼きあがったら、まな板に移し、目玉っぽくなるよう白身の部分を切り取りましょう。

目玉
(注:切り取った白身の部分は、この後僕がおいしく頂きました)


さぁ、ご飯が炊けました。
今回は白米ではありません。

岡本太郎と言えば、やはり、あの名言ですよね。

「芸術は爆発だ!」

爆発 ⇒ 火薬 ⇒ かやくご飯。

kayaku


・・・・・くだらなさも爆発です。


では、盛り付けていきます。
かやくご飯に、パプリカとピーマンを炒めた物を乗せましょう。

もりつけ


最後に目玉焼きを乗せれば完成です。

岡本


・・・・・・・と、ここで大変なことに気が付きました!!

長ネギを使うのを忘れていました (汗)
本当はかやくご飯と一緒に炊きこもうと思っていたのでした。。。

作り直し?

そんな時、太陽の塔を制作するにあたって、
岡本太郎さんが述べたという、あの名言が耳にこだましたのです。

「とにかくべらぼうなものを作ってやる」

べらぼうなもの・・・べらぼうなもの・・・ひらめき電球

ねぎ


長ネギを縦二つに切って、箸にしてみました。

ねぎ


べらぼうに食べづらかったです (笑)


ちなみに。
味は、べらぼう・・・ではなく、無難でした。


皆様からの “つくれぽ” もお待ちしています (笑)



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