俺は、今、モーレツに腹が立っている!
美術展の期間に合わせてレストランが提供する限定メニューってあるだろ?
あれは、何で、フレンチだとか、スイーツだとか、
女が喜ぶメニューばっかりなんだ?!
漢 [おとこ] が、そんなこじゃれたものを、食ってられるか!
漢なら、ガッツリと丼が食いたいんだ。
展覧会の期間に合わせて、アートな丼を誰か作ってくれ!
何、作らないだと?
なら、俺が作るしかないじゃないかっ!
そう。これが、漢のアート丼だ!
今回は、岡本太郎丼に挑んでみることにしました。
まずは材料選びから。
岡本太郎のイメージは、やはり原色。
そこで、カラフルにパプリカとピーマンをチョイスしました。
そして、忘れてはいけないのが、長ネギ。
岡本太郎の初期の代表作 《重工業》 に、重要な要素として長ネギが描かれているからです。
さて、まずは、パプリカとピーマンを一口大に切りましょう。
それを油を引いたフライパンで炒めます。
火が通ったら、あらかじめ合わせておいた醤油・酢・砂糖を投入。
味が全体的に絡んだら、火を止めて、一旦皿に移しておきます。
続いて、フライパンをキッチンペーパーでふき取り、卵を投入。
岡本太郎作品には、目玉がたびたび登場します。
というわけで、目玉焼きを作ります。
焼きあがったら、まな板に移し、目玉っぽくなるよう白身の部分を切り取りましょう。
(注:切り取った白身の部分は、この後僕がおいしく頂きました)
さぁ、ご飯が炊けました。
今回は白米ではありません。
岡本太郎と言えば、やはり、あの名言ですよね。
「芸術は爆発だ!」
爆発 ⇒ 火薬 ⇒ かやくご飯。
・・・・・くだらなさも爆発です。
では、盛り付けていきます。
かやくご飯に、パプリカとピーマンを炒めた物を乗せましょう。
最後に目玉焼きを乗せれば完成です。
・・・・・・・と、ここで大変なことに気が付きました!!
長ネギを使うのを忘れていました (汗)
本当はかやくご飯と一緒に炊きこもうと思っていたのでした。。。
作り直し?
そんな時、太陽の塔を制作するにあたって、
岡本太郎さんが述べたという、あの名言が耳にこだましたのです。
「とにかくべらぼうなものを作ってやる」
べらぼうなもの・・・べらぼうなもの・・・
長ネギを縦二つに切って、箸にしてみました。
べらぼうに食べづらかったです (笑)
ちなみに。
味は、べらぼう・・・ではなく、無難でした。
皆様からの “つくれぽ” もお待ちしています (笑)
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7杯目 これが、岡本太郎丼だ!
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