茂木本家美術館を訪れた後は、そこから徒歩で約5分ほどの距離にある野田市郷土博物館へ。
想像していたよりも、遥かに立派な門構えです。
それもそのはず、こちらはもともとは、
キッコーマン株式会社の創始者・茂木佐平治の邸宅だったとのこと。(←またしても茂木家!)
その邸宅は野田市郷土博物館の敷地内に現存しており、野田市市民会館として使用されているようです。
さてさて、こちらが野田市郷土博物館。
猫耳 (?) がアクセントになっている建物です。
設計したのは、日本武道館や京都タワーでお馴染みの建築家・山田守。
外観だけでなく、内部にも山田守らしいこだわりが随所にありました。
何よりも特徴的だったのは、壁面の展示ケース。
一瞬、目の錯覚かなとも思ったのですが、どうやら、あえて傾けて設計されたようです。
確かに、傾いていることで、ガラス面に自分が映ることはありませんでした。
・・・・・と、ついつい建築の話ばかりしてしまいましたが。
訪問の目的は、開催中の特別展 “生誕180年 押絵師 勝文斎~野田にやってきた江戸・東京文化~” 。
こちらは、明治時代に活躍した伝説の押絵師・四代目勝文斎をフィーチャーした展覧会です。
押絵とは、綿と布で立体的に表現する細工物。
まぁ、羽子板でよく目にするアレです。
展示のメインとなっているのは、四代目勝文斎によって制作された押絵行燈。
これらは、野田の琴平神社に奉納されたもので、
12年に一度の申年の琴平大祭の折に、このような感じで参道に飾られていたのだそうです。
押絵行燈の題材となっているのは、歌舞伎の演目。
尾上菊五郎や九代目市川団十郎ら人気歌舞伎俳優が押絵で表現されています。
浮世絵の役者絵を観ているようで楽しかったです。
いや、浮世絵の役者絵はこれまで数多く観て来ましたが、
半立体化された浮世絵の役者絵は初めて目にしたので、1.5倍楽しかったです。
浮世絵ファンには、激しくオススメの展覧会と言えましょう。
また、明治の超絶技巧工芸ファンにも激しくオススメです。
見てください、この絶妙な立体感を。
さらには、絵師としても活躍した勝文斎ならではの超絶技巧も。
こちらの着物の柄は、こういう柄の布を素材にしたのではなく。
模様を一つ一つ勝文斎が筆で描いたものなのだとか!
ちなみに。
浮世絵でいうコマ絵にあたる押絵行燈の明かり窓部分は、勝文斎が描いたものもありますが。
川端玉章や柴田是真といった明治のビッグネームらが描いています。
その中には、なんとあの河鍋暁斎も。
そういう意味では、明治の日本画ファンにもオススメです。
しかも、無料!
会場には、押絵行燈以外の勝文斎作品も。
一番印象的だったのは、特注で制作されたと思われる押絵の団扇です。
押絵で表現されているのは、五代目尾上菊五郎。
明治に活躍した歌舞伎役者です。
ということは、おそらく持ち主は、この団扇を持って、観劇に行ったのでしょう。
今でいう (?) ジャニーズのうちわですね。
さて、展覧会を鑑賞した後に、とても気になるものが目に飛び込んできました!
野田で発掘されたミミズク型土偶をモチーフにした博物館のキャラクター。
その名も、ミミーです。女の子。
好きな男の子のタイプは、「竪穴住居を上手に作れる人」 とのこと。
平成の世に、ミミーちゃんの理想の男の子はいるのでしょうか (笑)
ミミーちゃんのガチャガチャもありました。
せっかくなので、やってみることに♪
その結果・・・
ミミーちゃんではないのが出てきました。。。
原型のほう。。。
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
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想像していたよりも、遥かに立派な門構えです。
それもそのはず、こちらはもともとは、
キッコーマン株式会社の創始者・茂木佐平治の邸宅だったとのこと。(←またしても茂木家!)
その邸宅は野田市郷土博物館の敷地内に現存しており、野田市市民会館として使用されているようです。
さてさて、こちらが野田市郷土博物館。
猫耳 (?) がアクセントになっている建物です。
設計したのは、日本武道館や京都タワーでお馴染みの建築家・山田守。
外観だけでなく、内部にも山田守らしいこだわりが随所にありました。
何よりも特徴的だったのは、壁面の展示ケース。
一瞬、目の錯覚かなとも思ったのですが、どうやら、あえて傾けて設計されたようです。
確かに、傾いていることで、ガラス面に自分が映ることはありませんでした。
・・・・・と、ついつい建築の話ばかりしてしまいましたが。
訪問の目的は、開催中の特別展 “生誕180年 押絵師 勝文斎~野田にやってきた江戸・東京文化~” 。
こちらは、明治時代に活躍した伝説の押絵師・四代目勝文斎をフィーチャーした展覧会です。
押絵とは、綿と布で立体的に表現する細工物。
まぁ、羽子板でよく目にするアレです。
展示のメインとなっているのは、四代目勝文斎によって制作された押絵行燈。
これらは、野田の琴平神社に奉納されたもので、
12年に一度の申年の琴平大祭の折に、このような感じで参道に飾られていたのだそうです。
押絵行燈の題材となっているのは、歌舞伎の演目。
尾上菊五郎や九代目市川団十郎ら人気歌舞伎俳優が押絵で表現されています。
浮世絵の役者絵を観ているようで楽しかったです。
いや、浮世絵の役者絵はこれまで数多く観て来ましたが、
半立体化された浮世絵の役者絵は初めて目にしたので、1.5倍楽しかったです。
浮世絵ファンには、激しくオススメの展覧会と言えましょう。
また、明治の超絶技巧工芸ファンにも激しくオススメです。
見てください、この絶妙な立体感を。
さらには、絵師としても活躍した勝文斎ならではの超絶技巧も。
こちらの着物の柄は、こういう柄の布を素材にしたのではなく。
模様を一つ一つ勝文斎が筆で描いたものなのだとか!
ちなみに。
浮世絵でいうコマ絵にあたる押絵行燈の明かり窓部分は、勝文斎が描いたものもありますが。
川端玉章や柴田是真といった明治のビッグネームらが描いています。
その中には、なんとあの河鍋暁斎も。
そういう意味では、明治の日本画ファンにもオススメです。
しかも、無料!
会場には、押絵行燈以外の勝文斎作品も。
一番印象的だったのは、特注で制作されたと思われる押絵の団扇です。
押絵で表現されているのは、五代目尾上菊五郎。
明治に活躍した歌舞伎役者です。
ということは、おそらく持ち主は、この団扇を持って、観劇に行ったのでしょう。
今でいう (?) ジャニーズのうちわですね。
さて、展覧会を鑑賞した後に、とても気になるものが目に飛び込んできました!
野田で発掘されたミミズク型土偶をモチーフにした博物館のキャラクター。
その名も、ミミーです。女の子。
好きな男の子のタイプは、「竪穴住居を上手に作れる人」 とのこと。
平成の世に、ミミーちゃんの理想の男の子はいるのでしょうか (笑)
ミミーちゃんのガチャガチャもありました。
せっかくなので、やってみることに♪
その結果・・・
ミミーちゃんではないのが出てきました。。。
原型のほう。。。
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