練馬区立美術館で開催中の “浜田浄の軌跡-重ねる、削る 絵画-” に行ってきました。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
こちらは、練馬区の小学校専科教員を長年にわたり務めた、
浜田浄 (1937~) さんの初期から最新作まで約40点の抽象的な絵画を紹介する展覧会です。
今回の展覧会を通じて、初めて浜田浄さんという画家を知りました。
オリジナルすぎる制作スタイルを取っている浜田浄氏。
例えば、こんな作品シリーズがあります。
一見すると、ただの (?) 白と黒のモノクロな作品世界です。
しかし、実は、こちらの作品の黒の部分は・・・
ただひたすらに鉛筆で塗り重ねたもの。
それも、一寸の隙もなく。
「スゴい!」 と 「・・・それで?!」 以外の言葉が思い浮かびません!
ちなみに、カラーver.もありました。
また例えば、こんな作品シリーズがあります。
一見すると、ただの (?) 抽象画です。
しかし、実は、こちらの作品は・・・
絵具を何層も塗り重ね、その表面を彫刻刀などで削り取ったもの。
やはり、「スゴい!」 と 「・・・それで?!」 以外の言葉が思い浮かびません!
ちなみに、削り取った痕跡 (カス?) も展示されていました。
「絵画とは何か?」 を追及している画家のようでもあり、
「絵画ですけど何か?」 と開き直っている画家のようでもありました。
展覧会を観ただけでは、浜田浄さんの作品哲学は理解できませんでしたが。
純粋に、作品はスタイリッシュに感じられました。
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浜田浄の軌跡-重ねる、削る 絵画-
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