最初の人間国宝 石黒宗麿のすべて
先日、渋谷区立松濤美術館より、内覧会の案内状が届きました。ふと宛名に目をやると、普段は 「アートテラー」 名義なのに。今回は、「国宝ハンター」 名義になっていました。・・・・・なぜ??おそらく、展覧会が “最初の人間国宝 石黒宗麿のすべて” だからなのでしょう。茶目っ気たっぷりの渋谷区立松濤美術館です...
View Article第18回 千代田区神田神保町でクリムト
ルノアールを筆頭に、モネ、ゴッホ、シャガール…と、街を歩いていると、時に、美術界の巨匠たちと同じ名前のお店に出くわします。果たして、それらのお店と巨匠との間に関係はあるのか??気になるようで気にならない。でも、気にしてしまったら、気になって仕方がない。そんな疑問を解消すべく、アートテラーは今日も店へと赴く!!今回は、神保町へ。靖国通りに面して、そのお店はありました。KLIMT (クリムト)...
View Article【告知】 現在募集中のアートツアー 【告知】
現在募集中のアートツアーです。アートに興味のない方でも楽しんで頂ける企画を心掛けております。初参加の方も多いので、どうぞお気軽にご参加くださいませ♪...
View Article原田美砂「HATS OFF!」‐賛美の帽子‐
現在、ポーラ ミュージアム アネックスでは、“原田美砂「HATS OFF!」‐賛美の帽子‐” が開催されています。こちらは、帽子デザイナー・原田美砂さんの個展です。彼女は、エリザベス女王在位50周年記念式典において、女王がパレードで着用した帽子を手がけたことで、世界的にもその名が知られています。「帽子が似合わない人選手権」...
View Articleリナ・ボ・バルディ展 ブラジルが最も愛した建築家
今年2015年は、日本ブラジル外交樹立120周年に当たる節目の年。それを記念して、この夏には、東京都現代美術館にて、ブラジルを代表する建築家、オスカー・ニーマイヤーの展覧会が開催されました。そして、この冬、今度はワタリウム美術館にて、ブラジルの国民的女性建築家、リナ・ボ・バルディ (1914~1992) の展覧会が開催されています。“リナ・ボ・バルディ展 ブラジルが最も愛した建築家”...
View Article「Soleil Noir」 ローラン・グラッソ展
街はすっかりクリスマス気分。銀座メゾンエルメスもクリスマス気分です。そんな銀座メゾンエルメスの8階にある銀座メゾンエルメス フォーラムでは、“「Soleil Noir」 ローラン・グラッソ展” という展覧会が開催されています。こちらは、2008年にマルセル・デュシャン賞 (※)...
View Article第百十話 国宝ハンター、成長する!
~前回までのあらすじ~ あるときはアートテラー。 またあるときはちくちく美術部部長。(『芸術新潮』 にて好評連載中) しかしてその実体は国宝ハンター・とに~! 1096件の国宝全てを目にするため、日本全国を駆け巡る。...
View Article江口寿史展 KING OF POP
川崎市市民ミュージアムで開催中の “江口寿史展 KING OF POP” に行ってきました。こちらは、『ストップ!! ひばりくん!』...
View Article浜田浄の軌跡-重ねる、削る 絵画-
練馬区立美術館で開催中の “浜田浄の軌跡-重ねる、削る 絵画-” に行ってきました。(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)こちらは、練馬区の小学校専科教員を長年にわたり務めた、浜田浄 (1937~)...
View Articleジョン・ウッド&ポール・ハリソン 説明しにくいこともある
イギリスの映像ユニット、ジョン・ウッド&ポール・ハリソンの初の大規模個展が、NTTインタ-コミュニケーション・センター [ICC] で、来年2月21日まで開催されています。その名も、“ジョン・ウッド&ポール・ハリソン 説明しにくいこともある” 。「説明しにくいこともある」...
View Article第百十一話 国宝ハンター、優先する!
~前回までのあらすじ~ 日本にある国宝を全部目にするには、どれくらいの労力がかかるのか。 その疑問を解決してみせる! ジッチャンの名にかけて!! ・・・・・という意気込みのもと、国宝をハンティングし続けている国宝ハンター。...
View Article第百十二話 国宝ハンター、高みを目指す!
~前回までのあらすじ~ ありがとう、いい国宝です。 国宝への感謝の気持ちを常に忘れず、 すべての国宝を目にするため、日本全国を旅する国宝ハンター。 翌日に引っ越しという一大イベントを控えながら、 1年に1度しか公開されない国宝を求めて、京都・奈良へ。...
View Article鎌倉からはじまった。1951-2016
1951年、日本初の公立近代美術館として、鎌倉の鶴岡八幡宮境内に誕生した神奈川県立近代美術館。日本のモダニズム建築の代表作との呼び声が高い、この神奈川県立近代美術館 鎌倉館、通称カマキンが、いよいよ2016年1月末をもって、その長い歴史に幕を下ろすこととなりました。そのフィナーレを飾る展覧会として、美術館が誕生した1951年から1965年まで、草創期に当たる15年をテーマにした、...
View Article太陽の塔に対峙せよ!
岡本太郎の代表作 《太陽の塔》 。かつて、彼 (?) には対峙する相手がいました。世界的な建築家・丹下健三が設計した 《大屋根》 です。すでに設計されていた 《大屋根》 の模型を目にした岡本太郎は、こういったのだとか。「この世界一の大屋根を生かしてやろう。 そう思いながら、壮大な水平線構想の模型を見ていると、 どうしてもこいつをボカン!と打ち破りたい衝動がむらむら湧きおこる。...
View Article【告知】 現在募集中のアートツアー 【告知】
現在募集中のアートツアーです。アートに興味のない方でも楽しんで頂ける企画を心掛けております。初参加の方も多いので、どうぞお気軽にご参加くださいませ♪...
View Article第百十三話 国宝ハンター、片を付ける!
~前回までのあらすじ~ 「目指せ、年内796件!」 を合言葉に、2015年最後の国宝ハントに出掛けた国宝ハンター。 しかし、順調にも、その目標を達成。 ならば、年内に800件の大台を目指そう! 国宝ハンターを超えるのは、国宝ハンターだけ。...
View Article第6回菊池ビエンナーレ 現代陶芸の〈今〉
現代陶芸の振興を目的に、2年に1度のペースで、公益財団法人菊池美術財団で開催されている菊池ビエンナーレ。2002年にスタートし、今年で6回目となります。今回の応募総数は、318点。そのうちの入選作50点 (大賞1点、優秀賞1点、奨励賞2点、計4点の作品を含む) が、菊池寛実記念 智美術館で開催中の “第6回菊池ビエンナーレ 現代陶芸の〈今〉”...
View Article水 神秘のかたち
「水と生きる」 というコーポレートメッセージを掲げるサントリー。そんなサントリーの企業美術館であるサントリー美術館では、来年2月7日まで、“水 神秘のかたち” という展覧会が開催されています。 (注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)こちらは、古来より日本人が、いかに水を信仰の対象としてきたかを紹介するもので、「水の力」 や 「水の神仏」、「水の理想郷」「水と吉祥」...
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