現在、六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー内スカイギャラリーでは、
“フォスター+パートナーズ展:都市と建築のイノベーション” という展覧会が開催中。
こちらは、『モダニズムのモーツァルト』 と評される建築家ノーマン・フォスターによって、
1967年に設立された国際的建築設計組織フォスター+(アンド)パートナーズを紹介する日本初の展覧会です。
これまでに世界45ヶ国で、300のプロジェクトを遂行したというフォスター+パートナーズ。
そのうちの代表的な約50のプロジェクトに関する模型が、展覧会では紹介されています。
初期の代表作 《センズベリー視覚芸術センター》 に始まり、
《香港上海銀行・香港本店ビル》 や、
《ドイツ連邦議会新議事堂、ライヒスターク》 、
さらに、近年の代表作 《北京首都国際空港》 などなど、
観ているだけでも、なんだかワクワクする模型が、ところ狭しと並べられていました。
しかも、嬉しいことに、ごく一部を除いて写真撮影が自由!
気づけば、200枚近く、模型の写真を撮影していました (笑)
さてさて、模型が展示されているだけではなく、
フォスター+パートナーズの建築について紹介する解説パネルもあったのですが。
こちらに関しては、フォスター+パートナーズと僕の住む世界が違うからでしょうか、
3分の1くらいは、「ちょっと何言ってるかわかんない (byサンドウィッチマン)」 状態でした。
そういう意味では、建築の言語、建築の文脈を知っている人のが楽しめる展覧会だったように思います。
が、建築にそこまで詳しくない自分でも、普通に楽しめたのは、
もちろんフォスター+パートナーズの生み出す建築の造形力もあるのでしょうが、
東京の景色をバックに模型を観るというシチュエーションによるところが大きかったです。
六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー内スカイギャラリーの強みを最大限に生かした展覧会でした。
日中の景色をバックにするのも良かったですが、夜景をバックに鑑賞するのも良さそうな気がします。
さてさて、展覧会では、まもなく完成を迎えるアップル新社屋を含め、
フォスター+パートナーズの最新のプロジェクトの数々も紹介されていました。
もはや1つの建築にとどまらず、
巨大な都市そのものの設計にも挑んでいるフォスター+パートナーズ。
“都市を設計するくらいなんだから、そのうち宇宙の建築も手掛けたりして・・・(笑)”
なんて、冗談のようなことを思っていたら、
実際に、月面住宅や火星住宅のプランは、もう考え済みだったようです。
(3Dプリンターを使って、月の砂や火星の素材で制作するとのこと)
建築の最先端は、すでにここまで来ているのですね。
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フォスター+パートナーズ展:都市と建築のイノベーション
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