先日は、たばこと塩の博物館に行ってきました。
開催されていたのは、
リニューアルオープンを果たした現在の場所にゆかりの深い隅田川にスポットを当てた展覧会。
“隅田川をめぐる文化と産業 浮世絵と写真でみる江戸・東京” です。
3月21日まで。
会場には、たばこと塩の博物館が所蔵する隅田川を描いた浮世絵がズラリ勢揃い。
花見を楽しむ人々や、
花火を楽しむ人々など、
江戸庶民の隅田川ライフが活き活きと描かれています。
今では、東京の中心というイメージとはほど遠い隅田川ですが。
紹介されていた浮世絵を見るに、間違いなく隅田川は江戸時代においては行楽の中心地。
今でいう原宿、渋谷といったところでしょうか。
高級レストラン (=高級料亭) を描いた浮世絵もあったので、
もしかしたら、代官山や表参道に近い感じなのかもしれません。
さらに、今でいう首都高や環八ばりに、水運の要所でもあったという隅田川。
現在では水上バスか屋形船くらいしか行きかっていませんが、
当時は。各所からの物資を江戸城下に運ぶ船が行き交っていたようです。
それらの物資の中には、行徳で作られた (現在の千葉県市川市周辺) 塩もあったとのこと。
「たばこと塩の博物館」 だけに、そのあたりはきちんと掘り下げて詳しく紹介していました。
展覧会の後半は、隅田川をめぐる産業が紹介されています。
江戸時代は行楽の中心地だった隅田川ですが、
明治以降は多くの工場が建てられ、近代産業の中心地へ。
セイコー (精工舎) や、
今でも隅田川のイメージが強いアサヒビールなど、
日本を代表する大企業の数々が、隅田川のそばで発展を遂げたようです。
「自然と調和する こころ豊かな毎日をめざして」 でお馴染みの花王も隅田川で発展した企業。
花王という社名の由来は、顔を洗える石鹸だからとのこと。
そんな単純なネーミングだったとは!
14へぇ。
ちなみに、花王の石けん職人だった村田亀太郎が、
独立後に小林富次郎とともに共同で設立した会社がライオンなのだとか。
花王とライオンに、そんな関係性があったとは!
17へぇ。
また、会場には、関東大震災時のものも含めて、
隅田川を写した絵はがきが何点も展示されていましたが。
特にインパクトがあったのが、隅田川で遊泳を楽しむ人々を写したもの。
今では考えられない光景ですね (笑)
浮世絵も楽しめるとは言え、少し地味な展覧会という印象は否めませんでしたが。
充実の常設展があって、さらに、この特別展があって、
入館料がたったの100円なのですから、ケチのつけようがありません。
余談ですが、常設展の一角で、
土屋陽三郎氏が40年の歳月をかけて蒐集した灰皿コレクションの一部が紹介されていたのですが・・・
その中に、ナビ派の画家ピエール・ボナールが制作したという珍しい灰皿がありました。
でかっ!!
「どんだけ吸い殻が入るんだよ!」 と思ったら、
灰皿部分は、ここだけとのこと。
逆に、小っちゃっwww
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
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開催されていたのは、
リニューアルオープンを果たした現在の場所にゆかりの深い隅田川にスポットを当てた展覧会。
“隅田川をめぐる文化と産業 浮世絵と写真でみる江戸・東京” です。
3月21日まで。
会場には、たばこと塩の博物館が所蔵する隅田川を描いた浮世絵がズラリ勢揃い。
花見を楽しむ人々や、
花火を楽しむ人々など、
江戸庶民の隅田川ライフが活き活きと描かれています。
今では、東京の中心というイメージとはほど遠い隅田川ですが。
紹介されていた浮世絵を見るに、間違いなく隅田川は江戸時代においては行楽の中心地。
今でいう原宿、渋谷といったところでしょうか。
高級レストラン (=高級料亭) を描いた浮世絵もあったので、
もしかしたら、代官山や表参道に近い感じなのかもしれません。
さらに、今でいう首都高や環八ばりに、水運の要所でもあったという隅田川。
現在では水上バスか屋形船くらいしか行きかっていませんが、
当時は。各所からの物資を江戸城下に運ぶ船が行き交っていたようです。
それらの物資の中には、行徳で作られた (現在の千葉県市川市周辺) 塩もあったとのこと。
「たばこと塩の博物館」 だけに、そのあたりはきちんと掘り下げて詳しく紹介していました。
展覧会の後半は、隅田川をめぐる産業が紹介されています。
江戸時代は行楽の中心地だった隅田川ですが、
明治以降は多くの工場が建てられ、近代産業の中心地へ。
セイコー (精工舎) や、
今でも隅田川のイメージが強いアサヒビールなど、
日本を代表する大企業の数々が、隅田川のそばで発展を遂げたようです。
「自然と調和する こころ豊かな毎日をめざして」 でお馴染みの花王も隅田川で発展した企業。
花王という社名の由来は、顔を洗える石鹸だからとのこと。
そんな単純なネーミングだったとは!
14へぇ。
ちなみに、花王の石けん職人だった村田亀太郎が、
独立後に小林富次郎とともに共同で設立した会社がライオンなのだとか。
花王とライオンに、そんな関係性があったとは!
17へぇ。
また、会場には、関東大震災時のものも含めて、
隅田川を写した絵はがきが何点も展示されていましたが。
特にインパクトがあったのが、隅田川で遊泳を楽しむ人々を写したもの。
今では考えられない光景ですね (笑)
浮世絵も楽しめるとは言え、少し地味な展覧会という印象は否めませんでしたが。
充実の常設展があって、さらに、この特別展があって、
入館料がたったの100円なのですから、ケチのつけようがありません。
余談ですが、常設展の一角で、
土屋陽三郎氏が40年の歳月をかけて蒐集した灰皿コレクションの一部が紹介されていたのですが・・・
その中に、ナビ派の画家ピエール・ボナールが制作したという珍しい灰皿がありました。
でかっ!!
「どんだけ吸い殻が入るんだよ!」 と思ったら、
灰皿部分は、ここだけとのこと。
逆に、小っちゃっwww
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