軽井沢にあるセゾン現代美術館の新たな活動の一環として、
昨年12月に神宮前にオープンしたばかりのSEZON ART GALLERYに行ってきました。
若干、不安を感じた方もいらっしゃるかもしれませんが。
特に画像は加工していません。
なかなかインパクトのある外観です。
ちょうど開催されていたのは・・・
“MITSUMASA KADOTA 展 “STROKES”” という展覧会。
1980年静岡県生まれのアーティスト・門田光雅さんの新作を一挙公開する展覧会です。
色彩と筆致。
その2つを追及しているという門田氏。
作品を前にして、何と言っても気になるのが、その独特のマチエール (絵肌) 。
一体何を使って描いているのでしょう?
あまりに気になったので、ギャラリーの方に質問してみたのですが。
なんとギャラリーの方も、門田さんに教えてもらっていないとのこと。
企業秘密というヤツです。
ただし、門田さんは、ケチで製作方法をオープンにしていないのではなく、
余計な先入観を持たずに、作品を観て欲しいから、あえてシークレットにしているのだとか。
つまり、どう考えても自由、どう思っても正解というわけですね。
ちなみに、上の作品は、靴ベラを使って描いたのではないかと予想しましたが、いかがでしょう。
特に目を惹かれたのは、こちらの作品。
抽象画には、あまり関心がないのですが、
どうも門田光雅さんの絵画は、抽象画という感じがしないのです。
抽象画のような具象画といいましょうか。
この作品は、千羽鶴を描いているような印象を受けました。
さてさて、見終ったので、帰ろうとしたところ、ギャラリーの方に、
地下のカフェ・ダイニングバーを抜けた先にも、展示スペースがあると教えて頂きました。
個人的には、明るい空間に飾られるよりも、
こちらのような暗い空間に飾られたほうが、色彩がより映えるような気がしました。
ちなみに、お気に入りは、こちらの作品です。
とにかく鮮やかな印象。
じーっと目を凝らしていたら、そのうち蜷川実花さんの写真が見えてくるんじゃないかと思いました。
そして、もう一つのお気に入りが、こちらの作品です。
レモンイエローの背景にメタリックなスカイブルーに、その他もろもろ。
ファッションだったら、イタい組み合わせなはずなのに、
特に違和感なく・・・いや、違和感ないどことか、これしかないと思わせる組み合わせでした。
門田マジック。
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MITSUMASA KADOTA 展 “STROKES”
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