そごう美術館で開催中の “あそぶ浮世絵 ねこづくし” に行ってきました。
こちらは、日本有数の浮世絵コレクションとして知られる平木浮世絵財団の所蔵品の中から・・・
歌川広重 《名所江戸百景 浅草田甫酉の町詣》
月岡芳年 《風俗三十二相 うるささう 寛政年間処女之風俗》
猫に関する浮世絵ばかりを紹介する、まさに 「ねこづくし」 な展覧会です。
浮世絵と猫。
似たような展覧会が、2012年に太田記念美術館で開催されていたような気がしますが・・・。
(参考:浮世絵猫百景-国芳一門ネコづくし-)
似たような展覧会が開催されるということは、それだけ人気があるということ。
安定感の楽しさでした。
この半年で、すっかり犬派から猫派へとコンバートした僕。
こんなにも真剣に観るのか、と自分でも引くくらいに、食い入るように観賞しました (笑)
どの猫ちゃんも本当に可愛いかったのですが、
一番のお気に入りは、歌川国芳の 《時世粧菊揃 つじうらきく》 です。
この丸まり方に、やられました
それから、歌川国貞の 《誂染美女の新形 猫と美人》 もお気に入り。
このポージング、そしてカメラ目線に、やられました
もう一つ、お気に入りを挙げるなら、歌川国貞の 《難有御代ノ賀界絵》 でしょうか。
「一瞬、どこに猫が?」 と探してしまいました。
よ~く探してみると、女性のかんざしに猫の姿が!
グッズ化したら、絶対に売れますわ
基本的には楽しい展覧会だったのですが。
やや残念だったのは、おもちゃ絵と、
歌川芳藤 《新板猫の温泉》
化け猫を題材にした絵が、
歌川国芳 《東海道五十三対 岡部》
全体のまぁまぁを占めていたこと。
そんなに、おもちゃ絵ばっかり展示されても・・・。
そんなに、化け猫の浮世絵ばっかり展示されても・・・。
それから、これは、芸人の視点からのダメだしなのですが。
歌川広重の 《名所江戸百景 浅草田甫酉の町詣》 をモチーフに、こんなパネルが制作されていましたが・・・
たいして面白くなかったですよ!!
・・・・・ノリで制作したのでしょうけど(笑)
最後に、もっともインパクトがあった浮世絵をご紹介。
歌川芳幾の 《与八なさけ浮名お横ぐし》 です。
役者の顔が猫風に描かれています。
可愛さは全く無く、不気味そのもの。
江戸時代版 『キャッツ』 。
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
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歌川広重 《名所江戸百景 浅草田甫酉の町詣》
月岡芳年 《風俗三十二相 うるささう 寛政年間処女之風俗》
猫に関する浮世絵ばかりを紹介する、まさに 「ねこづくし」 な展覧会です。
浮世絵と猫。
似たような展覧会が、2012年に太田記念美術館で開催されていたような気がしますが・・・。
(参考:浮世絵猫百景-国芳一門ネコづくし-)
似たような展覧会が開催されるということは、それだけ人気があるということ。
安定感の楽しさでした。
この半年で、すっかり犬派から猫派へとコンバートした僕。
こんなにも真剣に観るのか、と自分でも引くくらいに、食い入るように観賞しました (笑)
どの猫ちゃんも本当に可愛いかったのですが、
一番のお気に入りは、歌川国芳の 《時世粧菊揃 つじうらきく》 です。
この丸まり方に、やられました
それから、歌川国貞の 《誂染美女の新形 猫と美人》 もお気に入り。
このポージング、そしてカメラ目線に、やられました
もう一つ、お気に入りを挙げるなら、歌川国貞の 《難有御代ノ賀界絵》 でしょうか。
「一瞬、どこに猫が?」 と探してしまいました。
よ~く探してみると、女性のかんざしに猫の姿が!
グッズ化したら、絶対に売れますわ
基本的には楽しい展覧会だったのですが。
やや残念だったのは、おもちゃ絵と、
歌川芳藤 《新板猫の温泉》
化け猫を題材にした絵が、
歌川国芳 《東海道五十三対 岡部》
全体のまぁまぁを占めていたこと。
そんなに、おもちゃ絵ばっかり展示されても・・・。
そんなに、化け猫の浮世絵ばっかり展示されても・・・。
それから、これは、芸人の視点からのダメだしなのですが。
歌川広重の 《名所江戸百景 浅草田甫酉の町詣》 をモチーフに、こんなパネルが制作されていましたが・・・
たいして面白くなかったですよ!!
・・・・・ノリで制作したのでしょうけど(笑)
最後に、もっともインパクトがあった浮世絵をご紹介。
歌川芳幾の 《与八なさけ浮名お横ぐし》 です。
役者の顔が猫風に描かれています。
可愛さは全く無く、不気味そのもの。
江戸時代版 『キャッツ』 。
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