現在、東京藝術大学大学美術館では、
“藝大コレクション展 -春の名品選-” が開催されています。
日本最高峰の芸術大学・東京藝術大学が所蔵する29000件以上のコレクションの中から、
国宝に指定されている 《絵因果経》 や、
国宝 《絵因果経》(部分) 8世紀後半 東京藝術大学蔵
教科書でお馴染みの高橋由一作 《鮭》 といった・・・
重要文化財 高橋由一 《鮭》 1877年頃 東京藝術大学蔵
まさに、名品の数々が惜しげもなく公開されている展覧会です。
展示室は1フロアのみと、ボリュームは少なめ。
やや物足りなさはあるものの、このクオリティで一般観覧料が430円なのは良心的でした。
今回の展示品でもっとも感銘を受けたのが、重要文化財の 《金錯狩猟文銅筒》。
重要文化財 《金錯狩猟文銅筒》 1-2世紀 東京藝術大学蔵
小さな筒の表面には、虎や鹿といったモチーフの線刻がびっしり。
2000年近く昔のものとは、とて信じられないほどに精巧な作りでした。
大げさに言うならば、ものづくりニッポンの原点を、この 《金錯狩猟文銅筒》 に見た気がします。
それから、もっとも印象に残ったのは、明治の洋画家・山本芳翠による 《猛虎一声》 です。
山本芳翠 《猛虎一声》 1895年 東京藝術大学蔵
さすが山本芳翠。
虎の描写が、実にリアル。
その迫力にビビってしまいそうです。
・・・・・が、前足は、かなりのモフモフ感。
ふかふかしていて、キュートです。
ギャップ萌えしてしまいました (←?)。
ちなみに、今回の展覧会には、“藝コレの60-70’s” と題した特集展示コーナーも。
その中で、有元利夫の画家としての出発点とも言うべき・・・
有元利夫 《私にとってのピエロ・デラ・フランチェスカ》 より 1973年 東京藝術大学蔵
卒業制作の 《私にとってのピエロ・デラ・フランチェスカ》 が展示されています!
しかも、連作10点すべて!!
有元利夫ファンは必見ですね。
最後に、小さいことなのですが、一つ気になったことを。
今回の展覧会に合わせて、記念写真コーナーが設けられていました。
あの足のマークのところに立って、足元を撮影するということのようです。
というわけで、撮ってみました。
・・・・・・・・・。
《鮭》 に合わせるなら、縦向きのほうがいいんじゃないかなぁ (笑)
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
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日本最高峰の芸術大学・東京藝術大学が所蔵する29000件以上のコレクションの中から、
国宝に指定されている 《絵因果経》 や、
国宝 《絵因果経》(部分) 8世紀後半 東京藝術大学蔵
教科書でお馴染みの高橋由一作 《鮭》 といった・・・
重要文化財 高橋由一 《鮭》 1877年頃 東京藝術大学蔵
まさに、名品の数々が惜しげもなく公開されている展覧会です。
展示室は1フロアのみと、ボリュームは少なめ。
やや物足りなさはあるものの、このクオリティで一般観覧料が430円なのは良心的でした。
今回の展示品でもっとも感銘を受けたのが、重要文化財の 《金錯狩猟文銅筒》。
重要文化財 《金錯狩猟文銅筒》 1-2世紀 東京藝術大学蔵
小さな筒の表面には、虎や鹿といったモチーフの線刻がびっしり。
2000年近く昔のものとは、とて信じられないほどに精巧な作りでした。
大げさに言うならば、ものづくりニッポンの原点を、この 《金錯狩猟文銅筒》 に見た気がします。
それから、もっとも印象に残ったのは、明治の洋画家・山本芳翠による 《猛虎一声》 です。
山本芳翠 《猛虎一声》 1895年 東京藝術大学蔵
さすが山本芳翠。
虎の描写が、実にリアル。
その迫力にビビってしまいそうです。
・・・・・が、前足は、かなりのモフモフ感。
ふかふかしていて、キュートです。
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ちなみに、今回の展覧会には、“藝コレの60-70’s” と題した特集展示コーナーも。
その中で、有元利夫の画家としての出発点とも言うべき・・・
有元利夫 《私にとってのピエロ・デラ・フランチェスカ》 より 1973年 東京藝術大学蔵
卒業制作の 《私にとってのピエロ・デラ・フランチェスカ》 が展示されています!
しかも、連作10点すべて!!
有元利夫ファンは必見ですね。
最後に、小さいことなのですが、一つ気になったことを。
今回の展覧会に合わせて、記念写真コーナーが設けられていました。
あの足のマークのところに立って、足元を撮影するということのようです。
というわけで、撮ってみました。
・・・・・・・・・。
《鮭》 に合わせるなら、縦向きのほうがいいんじゃないかなぁ (笑)
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