山種美術館と言えば、近現代の日本画の珠玉のコレクションで知られていますが。
いやいや、実は、山種美術館は、江戸絵画のコレクションもスゴいんです!
そんな展覧会が、7月2日より始まりました。
その名も、“江戸絵画への視線―岩佐又兵衛から江戸琳派へ―” 。
会期は、8月21日まで。
伊藤若冲の 《伏見人形図》 をトップバッターに、
伊藤若冲 《伏見人形図》 1799(寛政11) 紙本・彩色 山種美術館
酒井抱一の 《秋草鶉図》 (重要美術品!) や、
【重要美術品】 酒井抱一 《秋草鶉図》 19世紀(江戸時代) 紙本金地・彩色 山種美術館
この秋、サントリー美術館で大々的な個展が控える鈴木其一の 《四季花鳥図》 など、
鈴木其一 《四季花鳥図》 19世紀(江戸時代) 紙本金地・彩色 山種美術館
山種美術館が所蔵する江戸絵画コレクションが一挙大公開されています!
これまで、そのうちの数点が展示されていたことは何度もありましたが。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
右を見ても、左を見ても、すべてが江戸絵画というのは、山種美術館では初体験。
(一部、近代日本画の名品の特別出展もあり)
初めての美術館を訪れたかのようで、なんとも新鮮な印象を受けました。
さてさて、山種美術館の近現代の日本画コレクション同様、品格のある作品が多かったですが。
中には、「ん・・・んん?!」 と思わず二度見してしまう作品も。
例えば、冷泉為恭の 《武者図》。
全体的に、体のバランスがおかしい人が多かったです (笑)
4等身ないし5等身。
ちなみに、マークがデザインされた斧を持った輩も。
ちょっとギャル風。
ファンシーですね。
今回最も自然に二度見してしまったのが、鈴木其一の 《伊勢物語図(高安の女)》 という作品。
『伊勢物語』 に取材した作品。主人公の男は河内国の高安 (大阪) の女のもとへ通っていたが、
女にも馴れが生じ、自ら飯を椀に盛る姿を見られてしまう (当時は卑しい振る舞いとされた)。
以後、男は女のもとに通わなくなったという。
・・・と、キャプションにありました。
まぁ、確かに、今と昔では価値観が違いますからね。
自分でご飯を茶碗によそったからといって、何も幻滅することないですよね (苦笑)
と、同情しつつ、絵の中に女性に目を向けました。
すると、そこに描かれていたのは・・・・・
いや、そりゃ幻滅されるわ!!
ご飯山盛りにもほどがあります。
しかも、おひつには、まだまだご飯が残っています。
それも全部食べるつもりなのか?きっと食べるんでしょうね。
食べそうな顔をしてます。
合コンに、こういう人いそうです (←脱線)。
というか、わざわざ縁側で、ひとりご飯って。。。
男が女のもとを通わなくなるのも、なんか納得です。
男が通わなくなったら、おそらくご飯の量は2倍になるのでしょうね。
さて、明日7月7日は、山種美術館は開館ちょうど50周年というメモリアルな日。
それを記念して、明日来館された方全員に、
その次の展覧会のチケットがもれなくプレゼントするそうです。
よっ、太っ腹!
機会が合う方は、是非!!
さらに、太っ腹な山種美術館さんから、このブログの読者の皆様にさらなるプレゼントが。
来る17日に開催される展覧会関連イベント 「東儀 秀樹 美と伝統の響き」 に1組2名様ご招待くださるそうです。
応募は、住所・氏名・電話番号を添えて、以下のメールフォームより応募くださいませ。
http://homepage3.nifty.com/art-teller/tony_contact.htm
(〆切は、7月10日。当選は発送をもって代えさせていただきます)
もし当選しなくとも、50周年を飾るスペシャルなイベントですので、行く価値は大いにありますよ。
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
いやいや、実は、山種美術館は、江戸絵画のコレクションもスゴいんです!
そんな展覧会が、7月2日より始まりました。
その名も、“江戸絵画への視線―岩佐又兵衛から江戸琳派へ―” 。
会期は、8月21日まで。
伊藤若冲の 《伏見人形図》 をトップバッターに、
伊藤若冲 《伏見人形図》 1799(寛政11) 紙本・彩色 山種美術館
酒井抱一の 《秋草鶉図》 (重要美術品!) や、
【重要美術品】 酒井抱一 《秋草鶉図》 19世紀(江戸時代) 紙本金地・彩色 山種美術館
この秋、サントリー美術館で大々的な個展が控える鈴木其一の 《四季花鳥図》 など、
鈴木其一 《四季花鳥図》 19世紀(江戸時代) 紙本金地・彩色 山種美術館
山種美術館が所蔵する江戸絵画コレクションが一挙大公開されています!
これまで、そのうちの数点が展示されていたことは何度もありましたが。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
右を見ても、左を見ても、すべてが江戸絵画というのは、山種美術館では初体験。
(一部、近代日本画の名品の特別出展もあり)
初めての美術館を訪れたかのようで、なんとも新鮮な印象を受けました。
さてさて、山種美術館の近現代の日本画コレクション同様、品格のある作品が多かったですが。
中には、「ん・・・んん?!」 と思わず二度見してしまう作品も。
例えば、冷泉為恭の 《武者図》。
全体的に、体のバランスがおかしい人が多かったです (笑)
4等身ないし5等身。
ちなみに、マークがデザインされた斧を持った輩も。
ちょっとギャル風。
ファンシーですね。
今回最も自然に二度見してしまったのが、鈴木其一の 《伊勢物語図(高安の女)》 という作品。
『伊勢物語』 に取材した作品。主人公の男は河内国の高安 (大阪) の女のもとへ通っていたが、
女にも馴れが生じ、自ら飯を椀に盛る姿を見られてしまう (当時は卑しい振る舞いとされた)。
以後、男は女のもとに通わなくなったという。
・・・と、キャプションにありました。
まぁ、確かに、今と昔では価値観が違いますからね。
自分でご飯を茶碗によそったからといって、何も幻滅することないですよね (苦笑)
と、同情しつつ、絵の中に女性に目を向けました。
すると、そこに描かれていたのは・・・・・
いや、そりゃ幻滅されるわ!!
ご飯山盛りにもほどがあります。
しかも、おひつには、まだまだご飯が残っています。
それも全部食べるつもりなのか?きっと食べるんでしょうね。
食べそうな顔をしてます。
合コンに、こういう人いそうです (←脱線)。
というか、わざわざ縁側で、ひとりご飯って。。。
男が女のもとを通わなくなるのも、なんか納得です。
男が通わなくなったら、おそらくご飯の量は2倍になるのでしょうね。
さて、明日7月7日は、山種美術館は開館ちょうど50周年というメモリアルな日。
それを記念して、明日来館された方全員に、
その次の展覧会のチケットがもれなくプレゼントするそうです。
よっ、太っ腹!
機会が合う方は、是非!!
さらに、太っ腹な山種美術館さんから、このブログの読者の皆様にさらなるプレゼントが。
来る17日に開催される展覧会関連イベント 「東儀 秀樹 美と伝統の響き」 に1組2名様ご招待くださるそうです。
応募は、住所・氏名・電話番号を添えて、以下のメールフォームより応募くださいませ。
http://homepage3.nifty.com/art-teller/tony_contact.htm
(〆切は、7月10日。当選は発送をもって代えさせていただきます)
もし当選しなくとも、50周年を飾るスペシャルなイベントですので、行く価値は大いにありますよ。
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
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