夏と言えば、怪談。
夏と言えば、お化け。
ここ数年、毎年のように、幽霊や妖怪をテーマにした展覧会が開催されている気がしますが。
その決定版ともいうべき展覧会 “大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで” が、東京都江戸東京博物館で始まりました。
会期は8月28日まで。
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Clik here to view.![妖怪]()
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
怖いよりもユーモラスさが勝っている妖怪が描かれた絵巻物の数々や、
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《怪奇談絵詞》 幕末~明治時代(19世紀) 福岡市博物館蔵
(注:展示は前期[7月5日~31日]です)
おどろおどろしい幽霊画の数々、
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さらには、妖怪や幽霊が描かれた浮世絵の数々が展示されています。
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Clik here to view.![浮世絵]()
左:歌川国芳 《相馬の古内裏》 大型錦絵3枚続 弘化2~3年(1845~1846年頃) 個人蔵
右:歌川国芳 《讃岐院眷属をして為朝をすくふ図》 大型錦絵3枚続 嘉永4年(1851年頃) 個人蔵
・・・・・と、これらだけでも十分見応えはありますが。
これでは、過去の幽霊展や妖怪展と、そこまでの遜色はありません (←?)。
今回は、さらに、国宝や重要文化財の作品が出展されていたり、
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国宝 《辟邪絵 神虫》 (部分)
平安~鎌倉時代(12世紀) 奈良国立博物館蔵 撮影=佐々木香輔
(注:展示は前期[7月5日~31日]です)
伊藤若冲や葛飾北斎、円山応挙といった巨匠たちの作品が出展されていたりと、
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左:伊藤若冲 《付喪神図》 江戸時代(18世紀) 福岡市美術館蔵 右:高井鴻山 《妖怪図》 江戸時代(19世紀) 高井鴻山記念館蔵
(注:展示は、ともに前期[7月5日~31日]です)
美術品としても価値の高い作品が多く出展されています。
つまり美術展としても純粋に楽しめるというのが、今回の妖怪展の最大のポイント。
ただ怖い、ただユーモラスなだけでなく、
ちゃんと美術品としての素晴らしさも感じられる妖怪展でした。
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・・・・・と、それだけに (笑)
妖怪のルーツとして紹介されていた土偶 (←個人的には好きなのですが) と、
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重要文化財 《みみずく土偶》 縄文時代(前2000-前1000年)兵庫・辰馬考古資料館蔵
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現代の妖怪として紹介されていた 「妖怪ウォッチ」 に関しては、
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Clik here to view.![妖怪ウオッチ]()
蛇足に感じてしまいました。
展覧会としては面白いのですが、コンセプトがブレてしまっていたような。。。
妖怪ウォッチのコーナーで、「蛇足妖怪ダソックス」 という新妖怪が紹介されていたのですが。
きっと、その妖怪が憑りついてしまったのだと思われます。
さて、今回の出展作品の中で特にインパクトが強かったのが、
小布施の文化人・高井鴻山による妙にリアルな 《妖怪図》 です。
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高井鴻山 《妖怪図》 江戸時代(19世紀) 個人蔵 撮影=大屋孝雄
(注:展示は前期[7月5日~31日]です)
妖怪というよりも、プレデター。
オリジナリティがあまりにスゴすぎて、
こういうクリーチャーを実際に目にして描いたとしか思えませんでした。
そして、もう一つインパクトが強かったのが、《姫国山海録》 と 《針聞書》 です。
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Clik here to view.![針聞書]()
《姫国山海録》 は、全国で見つかった珍幻獣をまとめた図鑑、
《針聞書》 は、茨木元行による腹の虫の正体を暴いた医学書とのこと。
どちらも、ゆるキャラのオンパレード。
“ちんちくりん” にもほどがあります。
「このキャラクターをグッズ化すればいいのに (笑)」
そう思いながら、お土産コーナーに行くと・・・
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Clik here to view.![グッズ]()
たっぷりグッズ化されていました!!
商魂はゆるくなかったです。
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位ですImage may be NSFW.
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)
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夏と言えば、お化け。
ここ数年、毎年のように、幽霊や妖怪をテーマにした展覧会が開催されている気がしますが。
その決定版ともいうべき展覧会 “大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで” が、東京都江戸東京博物館で始まりました。
会期は8月28日まで。
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(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
怖いよりもユーモラスさが勝っている妖怪が描かれた絵巻物の数々や、
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(注:展示は前期[7月5日~31日]です)
おどろおどろしい幽霊画の数々、
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さらには、妖怪や幽霊が描かれた浮世絵の数々が展示されています。
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左:歌川国芳 《相馬の古内裏》 大型錦絵3枚続 弘化2~3年(1845~1846年頃) 個人蔵
右:歌川国芳 《讃岐院眷属をして為朝をすくふ図》 大型錦絵3枚続 嘉永4年(1851年頃) 個人蔵
・・・・・と、これらだけでも十分見応えはありますが。
これでは、過去の幽霊展や妖怪展と、そこまでの遜色はありません (←?)。
今回は、さらに、国宝や重要文化財の作品が出展されていたり、
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平安~鎌倉時代(12世紀) 奈良国立博物館蔵 撮影=佐々木香輔
(注:展示は前期[7月5日~31日]です)
伊藤若冲や葛飾北斎、円山応挙といった巨匠たちの作品が出展されていたりと、
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左:伊藤若冲 《付喪神図》 江戸時代(18世紀) 福岡市美術館蔵 右:高井鴻山 《妖怪図》 江戸時代(19世紀) 高井鴻山記念館蔵
(注:展示は、ともに前期[7月5日~31日]です)
美術品としても価値の高い作品が多く出展されています。
つまり美術展としても純粋に楽しめるというのが、今回の妖怪展の最大のポイント。
ただ怖い、ただユーモラスなだけでなく、
ちゃんと美術品としての素晴らしさも感じられる妖怪展でした。
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妖怪のルーツとして紹介されていた土偶 (←個人的には好きなのですが) と、
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重要文化財 《みみずく土偶》 縄文時代(前2000-前1000年)兵庫・辰馬考古資料館蔵
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蛇足に感じてしまいました。
展覧会としては面白いのですが、コンセプトがブレてしまっていたような。。。
妖怪ウォッチのコーナーで、「蛇足妖怪ダソックス」 という新妖怪が紹介されていたのですが。
きっと、その妖怪が憑りついてしまったのだと思われます。
さて、今回の出展作品の中で特にインパクトが強かったのが、
小布施の文化人・高井鴻山による妙にリアルな 《妖怪図》 です。
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(注:展示は前期[7月5日~31日]です)
妖怪というよりも、プレデター。
オリジナリティがあまりにスゴすぎて、
こういうクリーチャーを実際に目にして描いたとしか思えませんでした。
そして、もう一つインパクトが強かったのが、《姫国山海録》 と 《針聞書》 です。
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《姫国山海録》 は、全国で見つかった珍幻獣をまとめた図鑑、
《針聞書》 は、茨木元行による腹の虫の正体を暴いた医学書とのこと。
どちらも、ゆるキャラのオンパレード。
“ちんちくりん” にもほどがあります。
「このキャラクターをグッズ化すればいいのに (笑)」
そう思いながら、お土産コーナーに行くと・・・
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