この夏、国立科学博物館で開催される “海のハンター展” に行ってきました。
こちらは、最近密かにブームという 「サメ」 を中心に、
魚や哺乳類といった様々な 『海のハンター』 たちを紹介する展覧会です。
展覧会の目玉は何といっても、全長3.2mのオスのホホジロザメ成魚の全身液浸標本。
これは、国内外にも例がない超貴重な標本なのだとか。
実物を目の前にしてみると、想像以上の迫力に、軽くビビりました。
もし、海の中でこれと遭遇したら、確実にパニックになるでしょう。
しかし、見慣れてしまうと、ホオジロザメの造形がカッコよく思えてきました。
どこかF1カーやジェット機に通ずるものがある気がします。
個人的には、海のハンターたちの捕食のテクニックを紹介した第3章がお気に入り。
その中で特に印象に残ったのが、しなる尾ビレで獲物を斬るニタリというサメです。
尾ビレの長さが尋常ではありませんでした。
“話に尾ひれをつける” という慣用句がありますが。
話にめちゃめちゃ尾ひれがついている際には、
今後は、“話にニタリの尾ひれをつける” と表現してみたいと思います。
また、顔面インパクトが強かったのが、キアンコウ。
映画 『バットマン』 に、こんな悪役キャラが出てきたような (笑)
それから、吸い込み能力が異様に高いというアカヤガラも、インパクトがあります。
ダイソンの新しい掃除機かと思いました。
ちなみに、展覧会の冒頭では、フタバスズキリュウをはじめ、
太古の海のプレデター (捕食者) たちも紹介されています。
その中でもっとも衝撃的だったのが、こちらのカラモプレウルスとクラドキクルスの化石。
キャプションには、『歴史的な相打ち!!』 とありました。
「歴史的な相打ちって・・・??」
と疑問に思い、目をあげると、そこには再現図が。
「!!!!!」
『ドラゴンボール』 に登場してもおかしくない (?) 相打ちシーンでした。
まさに、激闘。
・・・・・・・と、衝撃だらけの展覧会だったわけですが。
ある意味で一番衝撃だったのは、
お土産コーナーだったかもしれません。。。
おつまみや干物が販売されていました。
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海のハンター展
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