“ボッティチェリ展” 、 “カラヴァッジョ展” 、 “レオナルド・ダ・ヴィンチ―天才の挑戦” …etc
今年2016年は、日本とイタリアの国交樹立150周年を記念して、数々のイタリア美術展が開催されてきました。
そして、この夏、国立新美術館でも、日伊国交樹立150周年を記念した展覧会、
“アカデミア美術館所蔵 ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち” が開催されています。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
こちらは、ヴェネツィア絵画の殿堂とされるアカデミア美術館、
そのコレクションを初めてまとまった形で日本で紹介する展覧会です。
ボッティチェリやレオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロといった、
フィレンツェで花開いたルネサンス美術をテーマにした展覧会は、これまで何度も開催されていますが。
この展覧会は、ルネサンスはルネサンスでも、
ヴェネツィアのルネサンス・・・いわゆる、ヴェネツィア派にスポットが当てられています。
ティツィアーノやティントレット、ヴェロネーゼなどヴェネツィア派を代表する画家がそろい踏み。
ヴェネツィア派の展覧会の決定版ともいうべき内容です。
展覧会の目玉は何といっても、ティツィアーノが晩年に手掛けた祭壇画 《受胎告知》 。
その大きさは、約4m!
大きすぎて、にわかに信じられませんが、
普段はサン・サルヴァドール聖堂に飾られている本物の 《受胎告知》 です。
ティツィアーノ・ヴェチェッリオ 《受胎告知》
油彩/カンヴァス ヴェネツィア、サン・サルヴァドール聖堂
そんな大作が日本で観られるのは、まさに奇跡。
この空間を味わうためだけに訪れる価値は、大いにあります。
さて、ティツィアーノの 《受胎告知》 画像を目にして、
なんとなーく察しがついた方もいらっしゃるかもしれませんが。
ヴェネツィア派の絵画は、基本的にどれも濃いです。
描き込み、多め。
サービス精神旺盛と言いましょうか、くどいと言いましょうか (笑)
ヤコポ・ティントレット(本名ヤコポ・ロブスティ) 《聖母被昇天》
油彩/カンヴァス アカデミア美術館
パオロ・ヴェロネーゼ(本名パオロ・カリアーリ) 《レパントの海戦の寓意》
油彩/カンヴァス アカデミア美術館
出展作品は約60点と、そう多くはないはずなのですが・・・。
いちいち、こってりしているので、
普段の西洋美術展の倍の充足感 (疲労感?) を覚えました。
個人的に特に印象に残っている一枚は、
ヴェネツィア派の祖とされるベッリーニの 《聖母子(赤い智天使の聖母)》 です。
ジョヴァンニ・ベッリーニ 《聖母子(赤い智天使の聖母)》
油彩/板 アカデミア美術館
絵の上にコポコポと浮かんでいる赤い気持ち悪いの (←?) は、智天使ケルビムなのだとか。
どう見ても、赤いカオマルにしか見えません。。。
+d カオマル トマト D-842-TM/h concept
ちなみに。
今回の展覧会の音声ガイドは、石坂浩二さんが担当しています。
プロデューサーさんによってカットされてしまい、
本編の音声ガイドでは、全く喋っていない・・・ということはありませんので、ご安心くださいませ。
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
今年2016年は、日本とイタリアの国交樹立150周年を記念して、数々のイタリア美術展が開催されてきました。
そして、この夏、国立新美術館でも、日伊国交樹立150周年を記念した展覧会、
“アカデミア美術館所蔵 ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち” が開催されています。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
こちらは、ヴェネツィア絵画の殿堂とされるアカデミア美術館、
そのコレクションを初めてまとまった形で日本で紹介する展覧会です。
ボッティチェリやレオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロといった、
フィレンツェで花開いたルネサンス美術をテーマにした展覧会は、これまで何度も開催されていますが。
この展覧会は、ルネサンスはルネサンスでも、
ヴェネツィアのルネサンス・・・いわゆる、ヴェネツィア派にスポットが当てられています。
ティツィアーノやティントレット、ヴェロネーゼなどヴェネツィア派を代表する画家がそろい踏み。
ヴェネツィア派の展覧会の決定版ともいうべき内容です。
展覧会の目玉は何といっても、ティツィアーノが晩年に手掛けた祭壇画 《受胎告知》 。
その大きさは、約4m!
大きすぎて、にわかに信じられませんが、
普段はサン・サルヴァドール聖堂に飾られている本物の 《受胎告知》 です。
ティツィアーノ・ヴェチェッリオ 《受胎告知》
油彩/カンヴァス ヴェネツィア、サン・サルヴァドール聖堂
そんな大作が日本で観られるのは、まさに奇跡。
この空間を味わうためだけに訪れる価値は、大いにあります。
さて、ティツィアーノの 《受胎告知》 画像を目にして、
なんとなーく察しがついた方もいらっしゃるかもしれませんが。
ヴェネツィア派の絵画は、基本的にどれも濃いです。
描き込み、多め。
サービス精神旺盛と言いましょうか、くどいと言いましょうか (笑)
ヤコポ・ティントレット(本名ヤコポ・ロブスティ) 《聖母被昇天》
油彩/カンヴァス アカデミア美術館
パオロ・ヴェロネーゼ(本名パオロ・カリアーリ) 《レパントの海戦の寓意》
油彩/カンヴァス アカデミア美術館
出展作品は約60点と、そう多くはないはずなのですが・・・。
いちいち、こってりしているので、
普段の西洋美術展の倍の充足感 (疲労感?) を覚えました。
個人的に特に印象に残っている一枚は、
ヴェネツィア派の祖とされるベッリーニの 《聖母子(赤い智天使の聖母)》 です。
ジョヴァンニ・ベッリーニ 《聖母子(赤い智天使の聖母)》
油彩/板 アカデミア美術館
絵の上にコポコポと浮かんでいる赤い気持ち悪いの (←?) は、智天使ケルビムなのだとか。
どう見ても、赤いカオマルにしか見えません。。。
+d カオマル トマト D-842-TM/h concept
ちなみに。
今回の展覧会の音声ガイドは、石坂浩二さんが担当しています。
プロデューサーさんによってカットされてしまい、
本編の音声ガイドでは、全く喋っていない・・・ということはありませんので、ご安心くださいませ。
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