先日は、夏休みらしく。
小湊鐵道に揺られて、高滝駅へとやってきました。
ここから歩くこと約20分。
市原湖畔美術館に到着しました。
昨年、初来訪した際は、あいにくの雨でしたが。。。
(その模様は、こちらの記事に→巨匠シリーズの個展 浅葉克己展)
今回はちゃんと晴れています!
素晴らしきレイクビュー。
「晴れたら市原、行こう」 というコピーの意味を、1年越しに実感いたしました。
さて、そんな市原湖畔美術館で、
現在開催されているのが、“開発好明:中2病 展” という展覧会。
こちらは、国内外で活躍する開発好明 (かいはつよしあき) さん (本名!) の大々的な展覧会で、
中2の時にアーティストを目指した開発さんの中2病的な発想のアート作品の数々が発表されています。
展覧会は、すでに外から始まっています。
「あ、危ない!」 と思ったら、作品でした。
タイトルは、《美術館のフチ夫クン》。
元ネタは、言わずもがな。
オバカですねぇ (笑)
また、入り口に設置されていたのは新作の 《洗濯船》。
「洗濯船」 と言えば、ピカソやモディリアーニが住んでいたことでお馴染みのフランスの安アパート。
しかし、こちらの 《洗濯船》 は、本当に洗濯が可能なアート作品。
本物の洗濯機が設置されており、来場者は開発さんの服をマジで洗濯することが出来ます。
せっかくなので、ためしに洗濯してみましたが、
予想通りというかなんというか、何の感動もありませんでした (笑)
今回出展されていた中で、もっとも中2病っぽかったのは、こちらの作品。
その名も、《アポロウォーズ・スーパーマン的 アトムサンダーバードバイオニックス2号》 です。
無駄に横文字。
タイトルの付け方が、完全に中2病ですね (笑)
漫画に雑誌にコーラに。
中2男子が好きなもので満たされた、中2男子の夢が詰まった (?) ベッドです。
ちなみに、目の前のテレビでループ再生されていたのは・・・
榊原郁恵の 『夏のお嬢さん』 でした。
古っwww
他にも、歴代の校長先生の写真に落書きをしたり、
48点満点のテストを考案してみたり、
学ランの一部でぬいぐるみを作ってみたり、
おバカな発想の作品が多くある中で、
個人的に一番印象に残ったのは、自分の家族をドンジャラにしてしまった・・・
その名も、《開発じゃん》 です。
会場では、実際に遊ぶことも可能。
・・・・・盛り上がる気は、そんなにしませんが (笑)
さてさて、中2病っぽい発想のオモシロ作品が多かったですが、
教育問題や9.11のテロ事件などに着想を得た、根は真面目な作品も少なくありませんでした。
中2病の皮をかぶりながらも、ベテランアーティストらしい部分は、ちらちら見え隠れしていた気がします。
このタイトルでは、きっと真面目な大人は、わざわざ市原まで足を運ばないのでは?
ただのおふざけの展覧会ではなかっただけに、もったいないです。
ちなみに。
展覧会に行かれる方は、今回の音声ガイドはマストです。
おそらく世界初となるラッパー (YOUNG HASTLE) による音声ガイド。
しかも、カセットウォークマン (笑)
縦ノリ必至です。
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開発好明:中2病 展
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