ワタリウム美術館で開催中の・・・
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
“没後10年 ナムジュン・パイク展「2020年 笑っているのは誰?+?=??」” に行ってきました。
こちらは、1963年に世界初のビデオアート作品を発表し、
「ビデオアートの父」 として美術史に名を遺すナムジュン・パイクの没後10年を記念したもので、
前半 (~10/10)と後半 (10/16~) に分けて、約230点の作品を紹介する大規模な展覧会です。
ちなみに、展覧会のタイトルは、1993年にワタリウム美術館のカタログに、
ナムジュン・パイクが寄稿した 「2020年に笑っているのは誰か」 という予測から引用したものとのこと。
東京オリンピックは、特に関係ないそうです。
さて、前半に当たる現在の展示は、
1956年から1989年までのナムジュン・パイクの作品や活動が中心に紹介されています。
ナムジュン・パイクと言えば、やはり代表的なのは、テレビモニターをモチーフにした作品。
テレビモニターの前に置かれた水槽内を魚が優雅に泳ぎ回る 《TVフィッシュ》 や、
モニターから貞子ばりに (?) 植物が飛び出ている 《植物TV》、
モニターの中で本物のキャンドルの炎が揺らめいている 《キャンドルTV》 といった、
ナムジュン・パイクの代表作の数々が紹介されていました。
今や、テレビモニターは薄型が主流の時代。
ブラウン管のテレビモニターなんて、レトロな印象しかありませんが。
不思議なことに、ナムジュン・パイクの作品は、古臭い感じがしないのです。
むしろ、ちょっと近未来的な感じすらありました。
今回出展されていた中で、特に印象的だったのが、《ケージの森/森の啓示》 という作品。
木々の間には、全部で20台のテレビモニターが!
それらのモニターには、自作の詩を読むアメリカの前衛作曲家ジョン・ケージの映像などが流れています。
なんというか、圧倒的な光景でした。
初めて目にするのに、どこかで目にしたことがあるような。
現実と妄想の狭間にあるような、不思議な存在感の作品でした。
ちなみに、テレビモニターをモチーフにした作品以外の彼の作品も多数出展されています。
ちょっとガーリー。
意外と、可愛らしい作風でした。
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
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(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
“没後10年 ナムジュン・パイク展「2020年 笑っているのは誰?+?=??」” に行ってきました。
こちらは、1963年に世界初のビデオアート作品を発表し、
「ビデオアートの父」 として美術史に名を遺すナムジュン・パイクの没後10年を記念したもので、
前半 (~10/10)と後半 (10/16~) に分けて、約230点の作品を紹介する大規模な展覧会です。
ちなみに、展覧会のタイトルは、1993年にワタリウム美術館のカタログに、
ナムジュン・パイクが寄稿した 「2020年に笑っているのは誰か」 という予測から引用したものとのこと。
東京オリンピックは、特に関係ないそうです。
さて、前半に当たる現在の展示は、
1956年から1989年までのナムジュン・パイクの作品や活動が中心に紹介されています。
ナムジュン・パイクと言えば、やはり代表的なのは、テレビモニターをモチーフにした作品。
テレビモニターの前に置かれた水槽内を魚が優雅に泳ぎ回る 《TVフィッシュ》 や、
モニターから貞子ばりに (?) 植物が飛び出ている 《植物TV》、
モニターの中で本物のキャンドルの炎が揺らめいている 《キャンドルTV》 といった、
ナムジュン・パイクの代表作の数々が紹介されていました。
今や、テレビモニターは薄型が主流の時代。
ブラウン管のテレビモニターなんて、レトロな印象しかありませんが。
不思議なことに、ナムジュン・パイクの作品は、古臭い感じがしないのです。
むしろ、ちょっと近未来的な感じすらありました。
今回出展されていた中で、特に印象的だったのが、《ケージの森/森の啓示》 という作品。
木々の間には、全部で20台のテレビモニターが!
それらのモニターには、自作の詩を読むアメリカの前衛作曲家ジョン・ケージの映像などが流れています。
なんというか、圧倒的な光景でした。
初めて目にするのに、どこかで目にしたことがあるような。
現実と妄想の狭間にあるような、不思議な存在感の作品でした。
ちなみに、テレビモニターをモチーフにした作品以外の彼の作品も多数出展されています。
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