原美術館で開催中の “篠山紀信展 「快楽の館」” に行ってきました。
![原美術館]()
こちらは、写真界のトップランナー・篠山紀信さんのオール新作個展で、
原美術館を舞台に激写されたモデルたちのヌード写真の数々が出展されています。
![篠山紀信]()
篠山紀信 《快楽の館》 2016 年 ⓒKishin Shinoyama 2016
撮影は、前々回の展覧会と前回の展覧会の間を利用し、総勢33人ものモデルが参加したそうです。
そのうちの1名は、なんとあの壇蜜!
![壇蜜]()
篠山紀信 《快楽の館》 2016 年 ⓒKishin Shinoyama 2016
さぞかしハァハァする展覧会かと覚悟をしていたのですが、
期待とは裏腹に (←?)、そこまでハァハァすることはありませんでした。
その理由を、数多くのヌード写真に囲まれながら、冷静に考えてみたのですが。
![篠山紀信]()
篠山紀信 《快楽の館》 2016 年 ⓒKishin Shinoyama 2016
今、自分がいる場所でヌード写真が撮影されたという事実。
そして、その事実が切り取られた写真が、目の前にあるという状況。
シュルレアリスムの世界に迷い込んでしまったような。
はたまた、江戸川乱歩の世界に迷い込んでしまったような。
そんな不思議な感覚が心をざわつかせるため、エロスに集中できないのでしょう。
それと、もう一つ感じたのは、モデルたちの表情。
そのほとんどが、どこか心ここに非ずな表情をしていました。
衣服は脱いでいるものの、心にはベールがかかっている。
そういう意味では、モデルたちは完全なヌードでは無かった気がします。
・・・・・と書いてしまうと、篠山紀信さんをディスっているように誤解されてしまいそうですが。
いやいや、ちゃんと篠山紀信さんは、完璧に脱がし切っていました。
原美術館の建物自体を。
![篠山紀信]()
篠山紀信 《快楽の館》 2016 年 ⓒKishin Shinoyama 2016
![篠山紀信]()
篠山紀信 《快楽の館》 2016 年 ⓒKishin Shinoyama 2016
建物の内部はもちろんのこと、外観や庭園、
屋上や常設作品ルームなど、原美術館の建物の隅から隅までが被写体に。
原美術館の建物は丸裸。
あんなところまで撮られるだなんて![ドキドキ]()
もし、原美術館の建物に感情があったなら、きっと羞恥していたことでしょう。
改めて、写真家・篠山紀信さんのバイタリティーに驚かされる展覧会でした。
さらに、そんな篠山紀信さんに全面協力し、
完全にバックアップした原美術館のチャレンジ精神にも驚かされる展覧会でした。
![星]()
![星]()
ちなみに。
今回の出展作品の中で一番印象に残ったのは、
原美術館の原館長が妖艶な壇蜜に誘われている、こちらの写真です。
![館長]()
篠山紀信 《快楽の館》 2016 年 ⓒKishin Shinoyama 2016
この日を最後に、原館長の行方は杳として知れない・・・
そんなキャプションがつきそうな、『世にも奇妙な物語』 のような1枚。
ただ、安心してください。
原館長は、オープニングの日に皆様の前で挨拶されていましたよ。
ちゃんと、こっちの世界にいます。
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です
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こちらは、写真界のトップランナー・篠山紀信さんのオール新作個展で、
原美術館を舞台に激写されたモデルたちのヌード写真の数々が出展されています。

篠山紀信 《快楽の館》 2016 年 ⓒKishin Shinoyama 2016
撮影は、前々回の展覧会と前回の展覧会の間を利用し、総勢33人ものモデルが参加したそうです。
そのうちの1名は、なんとあの壇蜜!

篠山紀信 《快楽の館》 2016 年 ⓒKishin Shinoyama 2016
さぞかしハァハァする展覧会かと覚悟をしていたのですが、
期待とは裏腹に (←?)、そこまでハァハァすることはありませんでした。
その理由を、数多くのヌード写真に囲まれながら、冷静に考えてみたのですが。

篠山紀信 《快楽の館》 2016 年 ⓒKishin Shinoyama 2016
今、自分がいる場所でヌード写真が撮影されたという事実。
そして、その事実が切り取られた写真が、目の前にあるという状況。
シュルレアリスムの世界に迷い込んでしまったような。
はたまた、江戸川乱歩の世界に迷い込んでしまったような。
そんな不思議な感覚が心をざわつかせるため、エロスに集中できないのでしょう。
それと、もう一つ感じたのは、モデルたちの表情。
そのほとんどが、どこか心ここに非ずな表情をしていました。
衣服は脱いでいるものの、心にはベールがかかっている。
そういう意味では、モデルたちは完全なヌードでは無かった気がします。
・・・・・と書いてしまうと、篠山紀信さんをディスっているように誤解されてしまいそうですが。
いやいや、ちゃんと篠山紀信さんは、完璧に脱がし切っていました。
原美術館の建物自体を。

篠山紀信 《快楽の館》 2016 年 ⓒKishin Shinoyama 2016

篠山紀信 《快楽の館》 2016 年 ⓒKishin Shinoyama 2016
建物の内部はもちろんのこと、外観や庭園、
屋上や常設作品ルームなど、原美術館の建物の隅から隅までが被写体に。
原美術館の建物は丸裸。
あんなところまで撮られるだなんて

もし、原美術館の建物に感情があったなら、きっと羞恥していたことでしょう。
改めて、写真家・篠山紀信さんのバイタリティーに驚かされる展覧会でした。
さらに、そんな篠山紀信さんに全面協力し、
完全にバックアップした原美術館のチャレンジ精神にも驚かされる展覧会でした。


ちなみに。
今回の出展作品の中で一番印象に残ったのは、
原美術館の原館長が妖艶な壇蜜に誘われている、こちらの写真です。

篠山紀信 《快楽の館》 2016 年 ⓒKishin Shinoyama 2016
この日を最後に、原館長の行方は杳として知れない・・・
そんなキャプションがつきそうな、『世にも奇妙な物語』 のような1枚。
ただ、安心してください。
原館長は、オープニングの日に皆様の前で挨拶されていましたよ。
ちゃんと、こっちの世界にいます。
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