現在、横浜美術館では “BODY/PLAY/POLITICS” という展覧会が開催中です。
ボディ、プレイ、ポリティクス??
タイトルだけ聞いても、どんな展覧会なのかピンときません。
何となくその語感から、
『恋はスリル、ショック、サスペンス』 が頭をよぎりましたが、もちろん何も関係なかったです (笑)
ちょっと難解な展覧会だったので・・・・・あ、いや、イイ格好をしようとして、嘘をつきました。
だいぶ難解な展覧会でした。
なので、どんな展覧会なのかは、公式HPにあるものをそのまま抜粋いたします。
「本展で紹介するのは、人間の身体や集団としての行動、
超自然的な存在など、歴史を通じて作り上げられた身体が生み出すイメージの数々をモチーフに、
それぞれの角度から作品化していく現代の作家たちの作品です。」
・・・・・だそうです。はい。
ちなみに、もっと要約すると、今回の展覧会のテーマは、
『身体が語る政治性』 ないしは、『身体のイメージが持つ政治性』 なのだそうです。
と、展覧会の全体像に関しては、サンドウィッチマン風に言えば、
「ちょっと何言ってるかわかんない」 感じではあったのですが (笑)
出展作品を単体で見れば、それなりに面白いものはありました。
例えば、マレーシアのイー・イランによる映像作品、
《ポンティアナックを思いながら:曇り空でも私の心は晴れ模様》。
「えっ、何、貞子?!」
と思ったら、東南アジアでお馴染みの女性の幽霊がモチーフとなった作品とのこと。
東南アジアも日本も、女性の幽霊のイメージは一緒なのですね!
・・・・・と、そんな親近感は置いておきまして。
こちらは、長い髪の毛で顔を隠した女性たちが、
まるで女子会やガールズトークのノリで、自分達の女性性やアイデンティティを語り合うというもの。
いわゆる覆面座談会に近い感じです。
かなりディープな話題も言及しており、
男の身としては、なかなかに居たたまれないものがありました。
(↑そういう男とは一緒くたにして欲しくないですが)
また、超バイク社会であるベトナム出身のウダム・チャン・グエンの作品もインパクト大。
何台ものバイクを、蛇のような (?) ビニールで繋ぎ、
排気ガスで膨らませているというトリッキーなインスタレーション作品です。
ちなみに、プレス内覧会の際、ウダム・チャン・グエンは、
ホンダのバイクがベトナムでは人気があるという話ばかりしていました (笑)
カワサキやヤマハもあるけど、やはりホンダが一番で、信頼感もあるとのこと。
自身の作品の説明よりも、ホンダの話のほうがアクセル全開。バイクだけに、ブンブン。
今回の出展作家6人のうち2人が日本人アーティストでした。
1人は、一昨年に木村伊兵衛写真賞を受賞し、
今もっとも注目を集めている写真家・石川竜一さん。
ストリートの人々を映し出したポートレート群は、
独特の距離感 (間) があって、妙に惹きつけられるものがありました。
作品としては良いのですが、
“BODY/PLAY/POLITICS” というテーマとはそこまで深い関係がなかったような印象。
そして、もう一人は、新進気鋭の現代美術家・田村友一郎さん。
かつて横浜にあったアメリカ軍の将校クラブを会場に再現。
そこに、三島由紀夫とボディビルという要素をブレンド。
雑味こそないですが、いろいろな要素が混ざりすぎて、かなり複雑な味になっていました。
ちなみに、プレス内覧会の日には、特別にリアルボディビルダーが来場していました。
しかも、4人。
まさか、美術館でボディビルダーに出会う日が来るとは。
衝撃的でした。
この光景はかなりのアートでしたので、
内覧会の日だけでなく、会期中にも、ボディビルダーがやってくる日があればいいのに。
そうすれば、マッチョ好きの女性が押し寄せるのに。
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
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ボディ、プレイ、ポリティクス??
タイトルだけ聞いても、どんな展覧会なのかピンときません。
何となくその語感から、
『恋はスリル、ショック、サスペンス』 が頭をよぎりましたが、もちろん何も関係なかったです (笑)
ちょっと難解な展覧会だったので・・・・・あ、いや、イイ格好をしようとして、嘘をつきました。
だいぶ難解な展覧会でした。
なので、どんな展覧会なのかは、公式HPにあるものをそのまま抜粋いたします。
「本展で紹介するのは、人間の身体や集団としての行動、
超自然的な存在など、歴史を通じて作り上げられた身体が生み出すイメージの数々をモチーフに、
それぞれの角度から作品化していく現代の作家たちの作品です。」
・・・・・だそうです。はい。
ちなみに、もっと要約すると、今回の展覧会のテーマは、
『身体が語る政治性』 ないしは、『身体のイメージが持つ政治性』 なのだそうです。
と、展覧会の全体像に関しては、サンドウィッチマン風に言えば、
「ちょっと何言ってるかわかんない」 感じではあったのですが (笑)
出展作品を単体で見れば、それなりに面白いものはありました。
例えば、マレーシアのイー・イランによる映像作品、
《ポンティアナックを思いながら:曇り空でも私の心は晴れ模様》。
「えっ、何、貞子?!」
と思ったら、東南アジアでお馴染みの女性の幽霊がモチーフとなった作品とのこと。
東南アジアも日本も、女性の幽霊のイメージは一緒なのですね!
・・・・・と、そんな親近感は置いておきまして。
こちらは、長い髪の毛で顔を隠した女性たちが、
まるで女子会やガールズトークのノリで、自分達の女性性やアイデンティティを語り合うというもの。
いわゆる覆面座談会に近い感じです。
かなりディープな話題も言及しており、
男の身としては、なかなかに居たたまれないものがありました。
(↑そういう男とは一緒くたにして欲しくないですが)
また、超バイク社会であるベトナム出身のウダム・チャン・グエンの作品もインパクト大。
何台ものバイクを、蛇のような (?) ビニールで繋ぎ、
排気ガスで膨らませているというトリッキーなインスタレーション作品です。
ちなみに、プレス内覧会の際、ウダム・チャン・グエンは、
ホンダのバイクがベトナムでは人気があるという話ばかりしていました (笑)
カワサキやヤマハもあるけど、やはりホンダが一番で、信頼感もあるとのこと。
自身の作品の説明よりも、ホンダの話のほうがアクセル全開。バイクだけに、ブンブン。
今回の出展作家6人のうち2人が日本人アーティストでした。
1人は、一昨年に木村伊兵衛写真賞を受賞し、
今もっとも注目を集めている写真家・石川竜一さん。
ストリートの人々を映し出したポートレート群は、
独特の距離感 (間) があって、妙に惹きつけられるものがありました。
作品としては良いのですが、
“BODY/PLAY/POLITICS” というテーマとはそこまで深い関係がなかったような印象。
そして、もう一人は、新進気鋭の現代美術家・田村友一郎さん。
かつて横浜にあったアメリカ軍の将校クラブを会場に再現。
そこに、三島由紀夫とボディビルという要素をブレンド。
雑味こそないですが、いろいろな要素が混ざりすぎて、かなり複雑な味になっていました。
ちなみに、プレス内覧会の日には、特別にリアルボディビルダーが来場していました。
しかも、4人。
まさか、美術館でボディビルダーに出会う日が来るとは。
衝撃的でした。
この光景はかなりのアートでしたので、
内覧会の日だけでなく、会期中にも、ボディビルダーがやってくる日があればいいのに。
そうすれば、マッチョ好きの女性が押し寄せるのに。
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