千葉県佐倉市にあるDIC川村記念美術館に行ってきました。
こちらでは、現在、開催されているのが、“レオナール・フジタとモデルたち” という展覧会。
ヨーロッパで最も活躍した日本人画家といわれる、
レオナール・フジタこと藤田嗣治の大規模な展覧会で、
初期から晩年までの約90点の作品が、佐倉に大集結しています。
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写真提供:DIC川村記念美術館 撮影:渡邉修
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写真提供:DIC川村記念美術館 撮影:渡邉修
オダギリジョー主演で映画化されるくらいに (?) 、人気の高い藤田嗣治。
それだけに、これまで何度となく藤田嗣治展は開催されていますが、
今回の展覧会では、描かれたモデルたちに焦点を当てているのが最大の特徴です。
個人的には、なんだかマネキンのようで (血が通っていないようで)、
藤田が描く人物画は、これまであんまり好きにはなれなかったのですが。
今回の展覧会を通じて、モデルたちのエピソードを知れたことで、初めて身近に感じられた気がします。
藤田の人物画が、ちょっと好きになりました。
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ただし、DIC川村記念美術館が所蔵しており、
展覧会ポスターに使われている 《アンナ・ド・ノアイユの肖像》 に関しては、ちょっと嫌いになりましたw
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この絵のモデルのアンナ・ド・ノアイユは、
ルーマニアの貴族の血を引く家系に生まれた詩人、小説家。
かなり容姿には自信があったそうで、描き途中の絵に対して、
「フジタ、あなたは私の目を小さく描きすぎています。
私の目は広大なの。私の眼は湖のようなのです。」
とクレームをつけたのだとか。
なんとも面倒くさい女性ですね。。。
また、この絵に関して、
「フジタ、私たちはふたりとも天才です。この絵もいずれルーブルに飾られるでしょう。」
とも発言したそうな。
やーい。残念でしたー。
ルーブル美術館ではなく、DIC川村記念美術館に所蔵されてしまいましたー (←?)。
さて、会場では、そんなモデルたちに関連する貴重な資料の数々も紹介されています。
例えば、こちらは最初の妻・鴇田とみに関する資料。
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書簡 フジタからとみ宛て 1914年 鴇田家資料(千葉県市原市)
鴇田とみを日本に残し、単身フランスに渡った藤田が送った手紙の数々です。
書簡にはルーブル美術館の絵ハガキや、
洋裁の教師だったとみのためにパリのモード雑誌なども同封されていたとのこと。
さらには、キメキメの自分の写真も (笑)
ちなみに、会場には、もっとキメキメな藤田嗣治の写真も展示されていました。
思わず「ジョジョか!荒木飛呂彦か!」 とツッコむこと必至です。
また、自画像も多く残している藤田嗣治。
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そんなモデル・藤田嗣治に関する資料として、
トレードマークのメガネや実際に使っていた皿なども展示されていました。
藤田ファンは必見です。
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フジタの愛用の眼鏡とケース
フランク・シャーマン旧蔵コレクション(個人蔵、伊達市教育委員会寄託、保存管理:NPO法人噴火湾アートビレッジ)
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Clik here to view.![皿など]()
写真提供:DIC川村記念美術館 撮影:渡邉修
そうそう、今回の展覧会には、フランスエソンヌ県の特別協力によって、
藤田嗣治がモデル研究の集大成として群像表現に挑んだ4点の壁画も出展されています。
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Clik here to view.![4点の壁画]()
こちらは、フランスの国宝にあたる貴重な作品。
その迫力はスゴかったです。
ただ、描かれている人物たちは、なんだかブヨブヨしたゴム人形のよう。
お風呂に入れて遊ぶヤツみたい。
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位ですImage may be NSFW.
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ヨーロッパで最も活躍した日本人画家といわれる、
レオナール・フジタこと藤田嗣治の大規模な展覧会で、
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写真提供:DIC川村記念美術館 撮影:渡邉修
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オダギリジョー主演で映画化されるくらいに (?) 、人気の高い藤田嗣治。
それだけに、これまで何度となく藤田嗣治展は開催されていますが、
今回の展覧会では、描かれたモデルたちに焦点を当てているのが最大の特徴です。
個人的には、なんだかマネキンのようで (血が通っていないようで)、
藤田が描く人物画は、これまであんまり好きにはなれなかったのですが。
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藤田の人物画が、ちょっと好きになりました。
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ただし、DIC川村記念美術館が所蔵しており、
展覧会ポスターに使われている 《アンナ・ド・ノアイユの肖像》 に関しては、ちょっと嫌いになりましたw
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この絵のモデルのアンナ・ド・ノアイユは、
ルーマニアの貴族の血を引く家系に生まれた詩人、小説家。
かなり容姿には自信があったそうで、描き途中の絵に対して、
「フジタ、あなたは私の目を小さく描きすぎています。
私の目は広大なの。私の眼は湖のようなのです。」
とクレームをつけたのだとか。
なんとも面倒くさい女性ですね。。。
また、この絵に関して、
「フジタ、私たちはふたりとも天才です。この絵もいずれルーブルに飾られるでしょう。」
とも発言したそうな。
やーい。残念でしたー。
ルーブル美術館ではなく、DIC川村記念美術館に所蔵されてしまいましたー (←?)。
さて、会場では、そんなモデルたちに関連する貴重な資料の数々も紹介されています。
例えば、こちらは最初の妻・鴇田とみに関する資料。
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書簡 フジタからとみ宛て 1914年 鴇田家資料(千葉県市原市)
鴇田とみを日本に残し、単身フランスに渡った藤田が送った手紙の数々です。
書簡にはルーブル美術館の絵ハガキや、
洋裁の教師だったとみのためにパリのモード雑誌なども同封されていたとのこと。
さらには、キメキメの自分の写真も (笑)
ちなみに、会場には、もっとキメキメな藤田嗣治の写真も展示されていました。
思わず「ジョジョか!荒木飛呂彦か!」 とツッコむこと必至です。
また、自画像も多く残している藤田嗣治。
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そんなモデル・藤田嗣治に関する資料として、
トレードマークのメガネや実際に使っていた皿なども展示されていました。
藤田ファンは必見です。
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フジタの愛用の眼鏡とケース
フランク・シャーマン旧蔵コレクション(個人蔵、伊達市教育委員会寄託、保存管理:NPO法人噴火湾アートビレッジ)
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写真提供:DIC川村記念美術館 撮影:渡邉修
そうそう、今回の展覧会には、フランスエソンヌ県の特別協力によって、
藤田嗣治がモデル研究の集大成として群像表現に挑んだ4点の壁画も出展されています。
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こちらは、フランスの国宝にあたる貴重な作品。
その迫力はスゴかったです。
ただ、描かれている人物たちは、なんだかブヨブヨしたゴム人形のよう。
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