2016年11月。
浮世絵ファンにとって、嬉しいニュースが報じられました。
永谷園のお茶づけ海苔に入っていた、
あの 『東海道五十三次カード』 が約20年ぶりに復活!!
その知らせを聞いて、
“へー、ついに復活したんだぁ。全55枚、集められたらスゴいだろうなぁ。”
という感想を抱いた男がいました。
その人物とは、アートテラー・とに~。
しかし、彼はすぐさま、こうも思いました。
“まぁ。でも、コンプリートするためには何杯食べればいいんだよ (笑)”
と。
“・・・・・・・・・・・・。”
“・・・・・・・・・・・・チャレンジすべきなのか?”
全力でバカをやる。
全力でくだらないことをやる。
それがアートテラーの原点だったはず。
ならば、この問いに全力で挑むしかありません!!
ルールは、いたってシンプル。
・東海道五十三次カード全55枚が揃うまで、永谷園のお茶づけ海苔を一日一杯は食べ続ける。
(ただし、3食すべてというわけではない)
・出てきたカードの浮世絵に関して、アートテラーらしくコメントを添える。
というわけで・・・
新企画 『アートテラー的お茶漬け生活』 スタートです。
まずは、オーソドックスなお茶づけ海苔を10コ (80袋分) を購入。
11月某日。
ここから伝説 (?) は始まります。
では、運命の1つ目を開けてみましょう。
その中に入っていたカードは・・・・・
《東海道五十三次之内 浜松 冬枯ノ図》 でした!!
なんかシブイ・・・。
なんか地味・・・。
描かれているのは、焚き火で暖をとる人々。
徳川家康がその若き日を過ごしたことから、
「出世城」 とも呼ばれる浜松城が、遠くにちょこんと描かれています。
ちなみに、この浮世絵について、いろいろと調べてみたところ、
画面右の女性が手にしている箒を再現するという謎のプロジェクトがあったことが判明!
(⇒東海道五十三次“濱松・冬枯ノ図”のほうき再現プロジェクト)
一体、誰得なプロジェクトなのでしょう??
それはさておき。
早速、記念すべき (?) お茶漬け1杯目を。
いただきまーす。
「あ゛~~~」
なんだかんだで永谷園のお茶づけ海苔を食べるのは、かなり久しぶり。
こんなに優しい味でしたっけ?
あっという間に完食しました。
美味しかったので、おかわりでもう1杯。
「これなら1日1杯と言わず、余裕で毎日食べられるわ!」
翌朝も、お茶漬け。
そのお昼も、お茶漬け。
夜食で、お茶漬け。
調子がいい時には、丼でお茶漬け (2袋使用!)。
で、あっという間に、1つ (8袋) を消費。
2つ目に突入です。
その中から出てきたカードは・・・こちら!
(↑唇に海苔がついている・・・)
《東海道五十三次之内 御油 旅人留女》
東海道五十三次の35番目の宿場・御油。
次の宿場まで、たった1.7㎞ということもあり、
東海道五十三次の宿場の中で、最も客引きが強引だったのだとか。
てか、強引というレベルを超えて、もはや旅人の首を絞めちゃってます。
歌舞伎町でも、ここまで強引ではない気が・・・。
客引き、ダメ。ゼッタイ。
さて、その後も、ひたすらお茶漬けを食べ続けました。
そんな日々の中で、生卵を落としたら、より美味しくなることも発見♪
このまま順調に進むかに思えましたが。
15杯目を過ぎたあたりから、お茶漬けに飽きてきてしまいました (汗)
さすがに3食はキツイですね。
調子に乗って、飛ばしすぎました。
ちょっとペースを落としましょうか。
早くも暗雲に乗り上げそうな、この企画。
果たして、どうなるのでしょうか?
ゴールまで、あと53枚。
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アートテラー的お茶漬け生活 ~その壱~
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