第百三十三話　国宝ハンター、締めくくる！

～前回までのあらすじ～

「とに～よ。あれが国宝の星だ！」
と、父に言われたわけでも何でもないのに。
国宝ハンターの試練の道を突き進む国宝ハンター・とに～。
今回は、往復24時間の高速バスに揺られて、広島へ。
そこでハンティングした国宝とは？
♪国宝の星を つかむまで　
　血を汗流せ 涙をふくな　行け行けとに～ どんと行け～


国宝ハンターを始めたときから、いつかは訪れたいと願っていた厳島神社。




それはそれは素晴らしい国宝でした。
何が素晴らしいって、どこから写真を撮っても絵になること。







実にフォトジェニックな建物です！

その分、ちょいちょい見切れてくる海の見える杜美術館が邪魔でなりませんｗ





しかも、これだけ素晴らしい建物にも関わらず、昇殿初穂料 （入場料） はたったの300円。
なんとリーズナブルな！

さらに、宝物館とセットの料金だと、100円引きの500円。
えっ、ワンコイン？！
安ーい！ （←？）

とにもかくにも神ってる厳島神社をたっぷりと堪能した後、
今回の旅のもう一つの目的地である宝物館へと足を運びました。




こちらで、“嚴島神社宝物名品展” がやっているはずなのですが・・・・・あれ？？

係りの人に尋ねてみると、こんな回答が。

「あぁ、それは宝物収蔵庫のほうでやってるヤツね。別料金かかるけど。」

「・・・・・ふぇっ？」

なんと、こちらの宝物館は宝物館のくせに （←言葉遣いが悪くなってる）、
国宝は展示されておらず、国宝のレプリカが展示されているだけなのだそうです。
あぁ、入り口でセット券を買うんじゃなかったー。。。


悪いのは、ちゃんと確認しなかった僕ですが。
それは、重々承知しているのですが。
なんか腑に落ちないものを抱えて、宝物収蔵庫へ。




1000円支払って、“嚴島神社宝物名品展” を鑑賞しました。
こちらで、《紺絲威鎧〈兜、大袖付／〉》 （ジャンル：工芸品） と、
《太刀〈銘友成作／〉》 （ジャンル：工芸品） の2件を無事にハンティング。


さて、ちょっと早いですが、これにて今年の国宝ハンターはおしまい。
今年はトータルで100件に届かなかったなぁ。。。
来年はもっと国宝を観れますように。


今現在の国宝ハンティング数　８６７／１１０１




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