先日は、NTTインターコミュニケーション・センター (ICC) で開催中の・・・
“アート+コム/ライゾマティクスリサーチ 光と動きの「ポエティクス/ストラクチャー」” へ。
こちらは、ドイツを拠点に活動するテクノロジスト集団アート+コムと、
リオ五輪閉会式のAR演出で活躍したライゾマティクスリサーチの2組による展覧会で、
それぞれのチームが、『光と動き』 をテーマにした作品を発表しています。
出展作品は、1点ずつ。
モニターで過去の作品がそれぞれ何本か紹介されてはいますが、、、
なかなかにコンパクトな展覧会です。
まず、ライゾマティクスリサーチの新作は、
ダンスユニットELEVENPLAYやPerfumeとのパフォーマンスの派生形といった感じでした。
全面ミラー張りの大きな直方体のボックス (冷蔵庫サイズ) が5体。
それらが、緩やかに移動したり、回転することで、
投影された抽象的な映像が緩やかに形を変えていきます。
面白いことは面白いのですが、期待していたよりは、近未来感が無かったかも。。。
大きめの箱がくるくる回る様は、人体切断マジックないしは人体串刺しマジックのよう。。。
おかげで脳内で再生されたのは、『オリーブの首飾り』 でした。
対して、アート+コムが発表していたのは、《RGB|CMY Kinetic》 という作品。
天井から吊られた5つのディスクが音楽にあわせて左右上下ゆらゆら動きます。
EXILEのように。ZOOのように。
さてさて、動きもさることながら、より目を惹くのが光です。
このカラフルな光の正体は、3台のスポットライト。
ディスクの中心には鏡があり、手前の暗い床に反射した光を落し、
奥の明るい床には、ディスクの影が色の3原色 (赤・青・黄) となって投影されます
仕組みは、わかるようなわからないような感じですが。
ディスクとカラフルな光の動きがなんとも心地よく、
「ま。仕組みとかどうでもいっか♪」 と、頭と心を軽くしてくれます。
正面から観るのも、また良し。
いつまでもボーっと眺めていたくなる作品でした。
ちなみに、ICCでは、ほぼ同じ会期で、
“市原えつこ 「デジタル・シャーマニズム——日本の弔いと祝祭」” なる特集展示が開催中です。
スペース奥で異彩を放っていたコイツの正体は、
秋葉原のナマハゲとのこと。
ドローンや電子パーツ、VRゴーグルが使われています。
インターネットの監視データを元に、悪事を犯したものを特定し、更生させるのだとか。
ちなみに、秋葉原以外にも、“都市のナマハゲ” がいるようで。
会場では、写真パネルで紹介されていました。
で、こちらが、巣鴨のナマハゲ。
ナマハゲを拝んでいるおじいちゃんの頭に、どうしても目が行ってしまいます。
ナマハゲ?
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光と動きの「ポエティクス/ストラクチャー」
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