大東京お笑い建築ツアーの行程を、
誰にでも楽しんで頂けるように、 『もしもの日曜日の建築ツアー』 として提案する企画。
「もしも建築ツアーズ
~the architecture tour makes your Sunday Happy~」
今回の舞台は、ダイバーシティ東京がオープンして、ますます盛り上がりを見せるお台場。
都内でも屈指の人気タウンを、建築という視点から楽しみましょう♪
では、今回のツアー、お台場からスタート・・・ではなく、葛西臨海公園から始まります。
01 葛西臨海水族園/谷口吉生
東京都江戸川区臨海町6-2
02 葛西臨海公園レストハウス クリスタルビュー/谷口吉生
東京都江戸川区臨海町6
(説明は、 【ぶらり東西線の旅】 にて)
2つの谷口作品を堪能した後は、いよいよお台場へ。
その移動手段とは、水上バス!
そう、今回は、海から、お台場に潜入します
(東京水辺ラインのシーパークコースを利用しました)
水上バスからは、今話題の東京ゲートブリッジや、
お台場の顔・レインボーブリッジ、
そして、お台場の語源となった台場 (江戸時代の建築?) 、
・・・などを見ることが出来ました。
むしろ、お台場の建築ツアーをすべて終えてしまったような (笑)
それくらいの満足度を得られる船旅でした。
ではでは、ここからお台場を歩いて旅して行きましょう。
03 フジテレビ本社ビル/丹下健三
東京都港区台場2-4-8
ここに注目!
○フジテレビの顔とも言える “球体” が象徴的な建物
○浮いているような水平の導線や、垂直な導線がある
○丹下健三らしい圧倒的なスケール感の建築
[とに~の呟き]
「お台場と言えば、フジテレビ。
フジテレビと言えば、お台場。
もはやお台場の代名詞とも言える建築ですね。
イイとか悪いとか、抜きにして」
04 乃村工藝社本社ビル/日建設計
東京都港区台場2-3-4
ここに注目!
○構造であることはもちろん、ファサードとしてビルの顔になっている複雑なブレース
○ガラス張りのファサードにすることで、オフィス内の様子を見せている
[とに~の呟き]
「シルエットはシンプルながら、よく見れば、結構凝ったデザイン。
さらに、よく見れば、働いている人々。
スケスケすぎて、見ているこちらが恥ずかしくなってきました (←?)」
05 K-MUSEUM 臨海副都心共同溝展示館/渡辺誠
東京都江東区有明3-1
ここに注目!
○世界都市博覧会のモニュメントになる予定だったモニュメンタルな建築
○アルミハニカムコア、FRP、人工大理石…etc 新開発の素材が数多く使われている
○カーボーンファイバー製の風にそよぐ環境彫刻 《ファイバーウエイブ》 がアイコン (?)
[とに~の呟き]
「臨海副都心共同溝展示館自体は、2001年に残念ながら閉館したそうです…。
ん?今は、2012年。あれ??
もう10年以上も、取り壊されることなく、ここに存在しているのですね。
まさに、平成時代の遺物!遺跡?」
06 東京国際展示場(東京ビッグサイト)/佐藤総合計画
東京都江東区有明3-21-1
ここに注目!
○象徴的な逆三角形の会議棟
○外装には、たくさんのチタンが使われており、チタン使用量では最大の建築 (2012年現在)
[とに~の呟き]
「デザフェス等々では来たことがありますが、建築的視点で観たことは皆無。
まぁ、大きいなぁとか、変な形だなぁは思っていましたが。
チタン使ってるなぁ、とは思っていませんでした (笑)」
ということで、お台場の建築は、以上。
いつもより、少ない気がしますが、
それは、埋め立て地であるお台場そのものが、一つの巨大な建築ということでご容赦を (笑)
ただ、伊東豊雄さんの建築が、この夏に完成予定とのことなので、
今後、どんどんと名建築が誕生していく街なのかもしれません。
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お台場見てのお帰りで ~お台場・臨海エリア編~
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