~前回までのあらすじ~
空前絶後のォォ!!!!超絶怒涛のさすらい野郎ゥゥ!!!
国宝を愛しッ!!国宝に愛された男ォォォ!!!
刀剣、仏像、建造物、すべての国宝の産みの親ァ!!!
そう我こそはアァ!!!サンシャイン池・・・袋の近くから、
夜行バスに乗って大阪までやってきたァァ!!!
これまでに観た国宝870件!残る国宝141件!
そう全てをさらけ出した、この俺は国宝ハンター・とに~ッッ!!!
イェェェエエエーーーーーイッ!!!
ジャスティス!!!!!
道明寺天満宮で無事に国宝をハンティングした後は、南下して和歌山県へ。
紀勢本線の加茂郷駅へと降り立ちました。
ここから目指す国宝までは、約2㎞。
オーケー。歩きますとも。
しばらく歩くと、みかん畑が見えてきました。
さすが和歌山!
なるほど。
この段階から、すでにネットに入っているのですね。
さらに、しばらく歩くと、目指す国宝までの看板を発見。
どんなに辺鄙な場所にある国宝でも、
ちゃんと国宝の位置を示す看板がありがち。
これは、国宝ハンターを続けているうちに発見した、国宝あるあるです。
ただ、この後、そんな国宝ハンターの僕でも初めて目にするタイプの看板と遭遇することに。
「!!!!!」
国宝とゲートボール場の扱いが同等!
いや、なんなら右に書かれてる分、
ゲートボール場のほうが優遇されてるのかも?!
地元の人にとっては、国宝よりもゲートボール場の場所のが大事なのでしょうが。
国宝ハンター的には、なんか腑に落ちないものがありました (笑)
で、そんな 「ゲートボール場≧」 な国宝が、《善福院釈迦堂》 (ジャンル:建造物)。
臨済宗の開祖にして、日本に喫茶を広めたことで知られる栄西が建てた寺院の釈迦堂です。
パッと見は冴えない感じで、ゲートボール場と同じ扱いでも止む無しな気もしなくはありません。
しかし、この 《善福院釈迦堂》 は、日本に2つしかないという鎌倉時代の禅宗様式の建築。
(現存する禅宗様式の建造物は、室町時代に建てられたものなのだとか)
実は、超貴重な建造物なのです。
ちなみに、明治時代に廃仏毀釈にあうまでは、「廣福禅寺」 という名前だったとのこと。
その名残は、瓦にバッチリ残っていました。
相当どうでもいいですが、鬼瓦がピコ太郎にちょっとだけ似ていました。PPAP。
さて、次に目指すは同じ和歌山県海南市内にある長保寺。
ここから約2㎞歩いて加茂郷駅に戻り、1時間に2本しかない電車を待って、
1駅先の下津で降りて、そこからまた約2㎞歩けば、長保寺に着くそうです。
でも、それはナンセンス。
善福院から長保寺に直接歩いて向かっちゃいましょう!
道のりは、約5㎞!
きっと何とかなります。疲れたら途中でコンビニとか寄ればいいのですし♪
・・・・・・・という考えは甘かったです。
途中にコンビニは無し。
看板も無し。
案内らしい案内が、こちら。
ここから長保寺まで 「是東五町」 って・・・。
どれくらいの距離なのか、見当もつきません。
不安に駆られながら歩くこと、約1時間。
ようやく長保寺が見えてきました。
こちらの 《長保寺大門》 (ジャンル:建造物) が国宝です。
さらに、《長保寺多宝塔》 (ジャンル:建造物) も国宝です。
さらにさらに、《長保寺本堂》 (ジャンル:建造物) も国宝です。
歩いた苦労が報われるトリプル国宝のお寺。
それが、長保寺。
ちなみに、大門、多宝塔、本堂の3つが、
すべて国宝というお寺は、ここ長保寺と法隆寺だけなのだそうです。
ありがたや。
願いも無料でお祈りしてくれるそうです。
ありがたや。
とりあえず、歩く距離が短くなりますように、というお願いを書いておきました。
さて、今回の旅のラストは、本州最南端の国宝がある道成寺を目指します。
長保寺から歩いて下津駅へ。
そして、そこから電車に乗り込みます。
道成寺の最寄は道成寺駅なのですが、本数が少なく、
拝観終了時間が迫っていたので、泣く泣く一駅前の御坊駅で降りました。
またも約2㎞ほどの歩き。
長保寺でのお願いは、即効性はないようです。
で、こちらが道成寺。
到着するやいなや、宝仏殿にて、
《木造千手観音立像》 (ジャンル:彫刻) と出逢ってきました。
想像していたよりも大きな御姿。
若干、杉村大蔵似でした。
ちなみに、道成寺は、歌舞伎や能の演目で知られる安珍・清姫伝説の舞台となったお寺。
白河から熊野詣にやってきた美形の僧・安珍に一目ぼれした清姫が、
なんやかんやあってストーカー化し、最終的に道成寺で安珍を鐘ごと焼き殺したというお話です。
それだけに道成寺の近くには、安珍・清姫伝説にまつわるお店がありました。
お食事処・お土産 あんちん。
女ストーカーに付きまとわれた上、焼き殺されて、
挙句、その事件現場近くで、お店の名前になって、キャラクター化までされてしまうとは。
二次被害、三次被害にもほどがあります。
さらに、こんなお土産まで。
味は美味しかったですが、なんとなく不謹慎なような気が。。。
もしかしたら、何百年後の和歌山では、
「林真○美のカレーまんじゅう」 がお土産として売られているのかもしれません。
今現在の国宝ハンティング数 875/1101
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
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国宝を愛しッ!!国宝に愛された男ォォォ!!!
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そう我こそはアァ!!!サンシャイン池・・・袋の近くから、
夜行バスに乗って大阪までやってきたァァ!!!
これまでに観た国宝870件!残る国宝141件!
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イェェェエエエーーーーーイッ!!!
ジャスティス!!!!!
道明寺天満宮で無事に国宝をハンティングした後は、南下して和歌山県へ。
紀勢本線の加茂郷駅へと降り立ちました。
ここから目指す国宝までは、約2㎞。
オーケー。歩きますとも。
しばらく歩くと、みかん畑が見えてきました。
さすが和歌山!
なるほど。
この段階から、すでにネットに入っているのですね。
さらに、しばらく歩くと、目指す国宝までの看板を発見。
どんなに辺鄙な場所にある国宝でも、
ちゃんと国宝の位置を示す看板がありがち。
これは、国宝ハンターを続けているうちに発見した、国宝あるあるです。
ただ、この後、そんな国宝ハンターの僕でも初めて目にするタイプの看板と遭遇することに。
「!!!!!」
国宝とゲートボール場の扱いが同等!
いや、なんなら右に書かれてる分、
ゲートボール場のほうが優遇されてるのかも?!
地元の人にとっては、国宝よりもゲートボール場の場所のが大事なのでしょうが。
国宝ハンター的には、なんか腑に落ちないものがありました (笑)
で、そんな 「ゲートボール場≧」 な国宝が、《善福院釈迦堂》 (ジャンル:建造物)。
臨済宗の開祖にして、日本に喫茶を広めたことで知られる栄西が建てた寺院の釈迦堂です。
パッと見は冴えない感じで、ゲートボール場と同じ扱いでも止む無しな気もしなくはありません。
しかし、この 《善福院釈迦堂》 は、日本に2つしかないという鎌倉時代の禅宗様式の建築。
(現存する禅宗様式の建造物は、室町時代に建てられたものなのだとか)
実は、超貴重な建造物なのです。
ちなみに、明治時代に廃仏毀釈にあうまでは、「廣福禅寺」 という名前だったとのこと。
その名残は、瓦にバッチリ残っていました。
相当どうでもいいですが、鬼瓦がピコ太郎にちょっとだけ似ていました。PPAP。
さて、次に目指すは同じ和歌山県海南市内にある長保寺。
ここから約2㎞歩いて加茂郷駅に戻り、1時間に2本しかない電車を待って、
1駅先の下津で降りて、そこからまた約2㎞歩けば、長保寺に着くそうです。
でも、それはナンセンス。
善福院から長保寺に直接歩いて向かっちゃいましょう!
道のりは、約5㎞!
きっと何とかなります。疲れたら途中でコンビニとか寄ればいいのですし♪
・・・・・・・という考えは甘かったです。
途中にコンビニは無し。
看板も無し。
案内らしい案内が、こちら。
ここから長保寺まで 「是東五町」 って・・・。
どれくらいの距離なのか、見当もつきません。
不安に駆られながら歩くこと、約1時間。
ようやく長保寺が見えてきました。
こちらの 《長保寺大門》 (ジャンル:建造物) が国宝です。
さらに、《長保寺多宝塔》 (ジャンル:建造物) も国宝です。
さらにさらに、《長保寺本堂》 (ジャンル:建造物) も国宝です。
歩いた苦労が報われるトリプル国宝のお寺。
それが、長保寺。
ちなみに、大門、多宝塔、本堂の3つが、
すべて国宝というお寺は、ここ長保寺と法隆寺だけなのだそうです。
ありがたや。
願いも無料でお祈りしてくれるそうです。
ありがたや。
とりあえず、歩く距離が短くなりますように、というお願いを書いておきました。
さて、今回の旅のラストは、本州最南端の国宝がある道成寺を目指します。
長保寺から歩いて下津駅へ。
そして、そこから電車に乗り込みます。
道成寺の最寄は道成寺駅なのですが、本数が少なく、
拝観終了時間が迫っていたので、泣く泣く一駅前の御坊駅で降りました。
またも約2㎞ほどの歩き。
長保寺でのお願いは、即効性はないようです。
で、こちらが道成寺。
到着するやいなや、宝仏殿にて、
《木造千手観音立像》 (ジャンル:彫刻) と出逢ってきました。
想像していたよりも大きな御姿。
若干、杉村大蔵似でした。
ちなみに、道成寺は、歌舞伎や能の演目で知られる安珍・清姫伝説の舞台となったお寺。
白河から熊野詣にやってきた美形の僧・安珍に一目ぼれした清姫が、
なんやかんやあってストーカー化し、最終的に道成寺で安珍を鐘ごと焼き殺したというお話です。
それだけに道成寺の近くには、安珍・清姫伝説にまつわるお店がありました。
お食事処・お土産 あんちん。
女ストーカーに付きまとわれた上、焼き殺されて、
挙句、その事件現場近くで、お店の名前になって、キャラクター化までされてしまうとは。
二次被害、三次被害にもほどがあります。
さらに、こんなお土産まで。
味は美味しかったですが、なんとなく不謹慎なような気が。。。
もしかしたら、何百年後の和歌山では、
「林真○美のカレーまんじゅう」 がお土産として売られているのかもしれません。
今現在の国宝ハンティング数 875/1101
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