Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中の “マリメッコ展―デザイン、ファブリック、ライフスタイル” に行ってきました。
こちらは、フィンランドを代表するブランド・マリメッコをテーマにした日本初の大規模な展覧会。
ヘルシンキのデザインミュージアムのコレクションの中から、
マリメッコのファブリックや貴重なヴィンテージドレスの数々が来日を果たしています。
ファブリック 《シィールトラプータルハ》(市民菜園) 図案デザイン:マイヤ・ロウエカリ 2009年
Siirtolapuutarha pattern designed for Marimekko by Maija Louekari in 2009
ジャクリーン・ケネディーが購入したドレス 《ヘイルヘルマ》 1959年
ファブリック 《ナスティ》(小さな無頭釘) 1957年 服飾・図案デザイン:ヴオッコ・ヌルメスニエミ
Design Museum / Harry Kivilinna
もちろん、マリメッコの代名詞ともいうべき 《ウニッコ》 も出展されていました。
ファブリック 《ウニッコ》(ケシの花) 図案デザイン:マイヤ・イソラ 1964年
Unikko pattern designed for Marimekko by Maija Isola in 1964
さてさて、お恥ずかしながら、この展覧会を通じて初めて、
マリメッコの柄が、《ウニッコ》 だけでないことを知りました。
カミングアウトしますと、この 「《ウニッコ》 という柄=マリメッコ」 くらいに思っていました。
「モノグラム=ルイ・ヴィトン」 的な。
《ウニッコ》 以外にも、こんなにも多種多様な柄があったのかと新鮮な驚きがありました。
さらに、マリメッコのアイテムをただ並べるのではなく、
カリスマ創業者アルミ・ラティアや初の外国人デザイナー脇阪克二さんなど、
マリメッコにまつわる人物にもスポットを当てて紹介していたのが、今展覧のキーポイント。
マリメッコがいかにクリエイティブな集団だったのかを、初めて知ることとなりました。
それは、世界的ブランドになりますわ。
マリメッコの知らない世界を身近に感じられる展覧会。
そう言う意味では、マリメッコのファンは当然として、
マリメッコをよく知らない僕のような人にもオススメの展覧会といえましょう。
ちなみに、個人的に一番印象に残った柄は、《カイヴォ》 。
ファブリック 《カイヴォ》(泉) 図案デザイン:マイヤ・イソラ 1964年
Kaivo pattern designed for Marimekko by Maija Isola in 1964
一瞬、フジテレビを図案化したのかと思ったのですが。
もしくは、仮面ライダーのベルトを図案化したのかと思ったのですが。
どうやら、泉を図案化したものとのこと。
大胆すぎて、難しい。
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マリメッコ展―デザイン、ファブリック、ライフスタイル
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