タンポポが生えた家や、
空飛ぶ茶室、
3本の木に支えられただけの茶室などなど、
近代建築史・都市史研究の第一人者として活躍しながらも、
45歳に建築家デビューして以来、独創的な建築を発表し続けている藤森照信さん。
そんな藤森さんをフィーチャーした展覧会、
“藤森照信展―自然を生かした建築と路上観察” が、現在、水戸芸術館で開催されています。
展覧会場には、藤森さんの建築写真や建築模型、
さらには、実際に使われている藤森さん作の家具などが大集結。
まさに藤森ワールド全開の濃密な空間です。
藤森さんが作る建築は、どれもすこぶる独創的で、
どれもすこぶる微笑ましく、そして、どれもすこぶるジブリっぽい。
ただ、ジブリっぽいとは言っても、本物のジブリのほう (?) は、
ただファンタジーな造形なだけでなく、少しブラックな要素が混じっているのに対して。
藤森さんの建築は、ただただファンタジー。
混じりっけナシ純度100%のファンタジー。
建築を作るのが好きで好きで仕方がない人が作った建築といった印象。
だから、見ているだけで、なんか楽しくなるのです。
会場にはほとんどキャプションがありません。
それゆえ、観始めの頃は、
「不親切な展覧会だな!」
とモヤっとしていたのですが、しばらくすると、そんなクレームは消滅。
キャプションでの説明がなくても、藤森さんの建築は楽しめるということに気づいたのです。
いや、むしろキャプションでの説明がないほうが、藤森さんの建築は楽しめるかもしれません。
建築に興味がない人にも自信をもってオススメできる展覧会。
いい意味で、建築展っぽくない建築展です。
さて、今回の展覧会の見どころの一つは、
藤森さんの近作であるラ コリーナ近江八幡に焦点を当てたコーナー。
ラ コリーナ近江八幡とは、バームクーヘンで有名な 「CLUB HARIE」 や、
和菓子の 「たねや」 を束ねるたねやグループの新たな拠点となる複合施設です。
屋根一面が芝に覆われたインパクト大なメインショップ 《草屋根》 と、
本社機能を備えた 《銅屋根》 を中心に紹介していました。
それぞれの建物も衝撃的ですが。
それと同じくらいに衝撃的だったのが、この展覧会のために制作された 《銅屋根》 の模型です。
なんと素焼きで作られています。
イメージは、埴輪風とのこと。
建築はもちろん普通ではないですが、藤森さんは建築模型も普通ではなかったです。
さて、こちらのコーナー内は、飲食可。
会場にたねやの特設ショップが併設されているので、ここで好きなお菓子を買って、
このイスとテーブルで食べることも可能です。
ちなみに、こちらのイスとテーブルは、展覧会のために制作されたものではなく、
実際に、《銅屋根》 の応接室で使われているものを、持ってきたものなのだとか。
なので、今は、《銅屋根》 の応接室には、イスもテーブルもないとのこと。
気前よく貸し出してくれたたねやグループに感謝です。
また、もう一つの見どころは、今回の展覧会のために制作された新作の戦車風の茶室。
その名も、《せん茶》 です。
期間中、何度かこのクレイジーな茶室で、実際にお茶会が開かれる模様。
興味がある人は、是非ご参加されてみてはいかがでしょう。
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
空飛ぶ茶室、
3本の木に支えられただけの茶室などなど、
近代建築史・都市史研究の第一人者として活躍しながらも、
45歳に建築家デビューして以来、独創的な建築を発表し続けている藤森照信さん。
そんな藤森さんをフィーチャーした展覧会、
“藤森照信展―自然を生かした建築と路上観察” が、現在、水戸芸術館で開催されています。
展覧会場には、藤森さんの建築写真や建築模型、
さらには、実際に使われている藤森さん作の家具などが大集結。
まさに藤森ワールド全開の濃密な空間です。
藤森さんが作る建築は、どれもすこぶる独創的で、
どれもすこぶる微笑ましく、そして、どれもすこぶるジブリっぽい。
ただ、ジブリっぽいとは言っても、本物のジブリのほう (?) は、
ただファンタジーな造形なだけでなく、少しブラックな要素が混じっているのに対して。
藤森さんの建築は、ただただファンタジー。
混じりっけナシ純度100%のファンタジー。
建築を作るのが好きで好きで仕方がない人が作った建築といった印象。
だから、見ているだけで、なんか楽しくなるのです。
会場にはほとんどキャプションがありません。
それゆえ、観始めの頃は、
「不親切な展覧会だな!」
とモヤっとしていたのですが、しばらくすると、そんなクレームは消滅。
キャプションでの説明がなくても、藤森さんの建築は楽しめるということに気づいたのです。
いや、むしろキャプションでの説明がないほうが、藤森さんの建築は楽しめるかもしれません。
建築に興味がない人にも自信をもってオススメできる展覧会。
いい意味で、建築展っぽくない建築展です。
さて、今回の展覧会の見どころの一つは、
藤森さんの近作であるラ コリーナ近江八幡に焦点を当てたコーナー。
ラ コリーナ近江八幡とは、バームクーヘンで有名な 「CLUB HARIE」 や、
和菓子の 「たねや」 を束ねるたねやグループの新たな拠点となる複合施設です。
屋根一面が芝に覆われたインパクト大なメインショップ 《草屋根》 と、
本社機能を備えた 《銅屋根》 を中心に紹介していました。
それぞれの建物も衝撃的ですが。
それと同じくらいに衝撃的だったのが、この展覧会のために制作された 《銅屋根》 の模型です。
なんと素焼きで作られています。
イメージは、埴輪風とのこと。
建築はもちろん普通ではないですが、藤森さんは建築模型も普通ではなかったです。
さて、こちらのコーナー内は、飲食可。
会場にたねやの特設ショップが併設されているので、ここで好きなお菓子を買って、
このイスとテーブルで食べることも可能です。
ちなみに、こちらのイスとテーブルは、展覧会のために制作されたものではなく、
実際に、《銅屋根》 の応接室で使われているものを、持ってきたものなのだとか。
なので、今は、《銅屋根》 の応接室には、イスもテーブルもないとのこと。
気前よく貸し出してくれたたねやグループに感謝です。
また、もう一つの見どころは、今回の展覧会のために制作された新作の戦車風の茶室。
その名も、《せん茶》 です。
期間中、何度かこのクレイジーな茶室で、実際にお茶会が開かれる模様。
興味がある人は、是非ご参加されてみてはいかがでしょう。
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