~前回までのあらすじ~
すべての国宝を目にするために、日本全国を旅している国宝ハンター・とに~。
もし、「一度過去に戻れるとしたら、
いつの自分にどんな言葉をかける」 という質問を受けたなら、間違いなく、こう答えます。
「平成29年4月24日に戻って、『岡山行きを一日ズラしたほうがいいよ。』」 と。
そう、前回、国宝の公開日を一日間違えるという、あり得ないミスを犯してしまったのです。
ちなみに、「国宝に声をかけるなら?」 という質問には、こう答えるでしょう。
「なんでもっと簡単にハンティングさせてくれないの?っていう感じです」
前回の岡山での大失態は、かなり尾を引きずっています。
少しでもリカバリーせねばと、
急きょ、訪れる予定がなかった奈良国立博物館の “快慶 日本人を魅了した仏のかたち” へ。
こちらの展覧会にて、《法華経〈自巻第二/至巻第七〉》 (ジャンル:書跡・典籍) と、
《木造僧形八幡神坐像〈快慶作/(八幡殿安置)〉》 (ジャンル:彫刻) の2件をゲット。
逃がした1件分を、無事リカバリーしました。
そして、その翌々週に大分へ。
さすがに、東京と大分を結ぶ高速バスは無かったので、LCCを利用しました。
大分県に存在する国宝は全部で4件。
うち2件は、同じ場所に存在しています。
大事を取って、宿も予約しておいたので、
今回のハンティングは、楽勝も楽勝だと高を括っていたのですが。
前日にようやく、“さて、どんな感じで3か所を回ろうかしらん♪” と、
余裕をぶっこきながら、ネットで調べてみたところ、衝撃の事実が発覚いたしました。
どう検討してみても、3か所をほぼ24時間以内に、公共交通機関だけで巡るのは不可能そうなのです。
電車もバスもそれほど走って無エ!
ということで、前日に、慌ててレンタカーを確保。
国宝ハンター史上初となるレンタカーを使っての旅となります。
当たり前ですが、車は楽。
文明の利器、万々歳です。
国宝ハンターの旅は、トラブルがつきものですが (トラブルを期待されている感がありますが)。
車でトラブルを起こした場合、昨今は、謹慎の可能性もあります。
先にお伝えしておきますが、今回はNoトラブルです。
どうぞご容赦を (←?)
まず初日に向かったのは、大分県の臼杵市。
臼と杵。
思わず、お餅とクールポコを連想してしまう市名です。
そんな臼杵市が誇る国宝は、この先にあります。
崖に掘り出された阿弥陀如来をはじめとする仏像たち。
日本で唯一の国宝の磨崖仏、《臼杵磨崖仏》 (ジャンル:彫刻) です。
1、2体あるだけかと思いきや、その数は全部で61体!
4エリアに別れて、所在していました。
ちなみに、こちらの2体の金剛力士立像は、今年の3月に国宝の内定が出たばかりだそうです。
あ・・・うん?
1体はわかりましたが、もう1体は。。。
心が綺麗な人にしか見えないのかもしれません。
臼杵磨崖仏の中で個人的に最も印象に残ったのは、山王山石仏です。
「この顔、どこかで見たことがあるんだよなぁ??」 と、しばらくモヤモヤ。
あー、『細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』 で、落合博満のモノマネをする人に似ているのか!
自分的にはスッキリです。
全61体ある臼杵磨崖仏の中でもっともメジャーなのは、こちらの大日如来像。
今でこそ、頭が首の上に乗っていますが。
平成5年までは、首は下に置かれたままだったのだとか。
不気味にもほどがあります。
大修復により、ちゃんと首が元の位置に戻ったことから、
今では参拝すると、「首が繋がる→リストラされない」 と人気なのだそうです。
さて、そんな臼杵磨崖仏を引きで見ると、こんな感じ。
多くは平安時代に作られたことはわかっていますが、
そもそも何のために作られたのか、今現在でも謎が多いとのこと。
ミステリーです。
実際の石仏で記念写真を撮ればいいのに、
わざわざ、こんな記念写真スポットが用意されていました。
これも、ミステリーです。
最後に。
願い事、悩み事を解決してくれるコーナーがあったので、
最近の切実な悩みを投書してきました。
どうか叶いますように。
今現在の国宝ハンティング数 893/1108
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
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もし、「一度過去に戻れるとしたら、
いつの自分にどんな言葉をかける」 という質問を受けたなら、間違いなく、こう答えます。
「平成29年4月24日に戻って、『岡山行きを一日ズラしたほうがいいよ。』」 と。
そう、前回、国宝の公開日を一日間違えるという、あり得ないミスを犯してしまったのです。
ちなみに、「国宝に声をかけるなら?」 という質問には、こう答えるでしょう。
「なんでもっと簡単にハンティングさせてくれないの?っていう感じです」
前回の岡山での大失態は、かなり尾を引きずっています。
少しでもリカバリーせねばと、
急きょ、訪れる予定がなかった奈良国立博物館の “快慶 日本人を魅了した仏のかたち” へ。
こちらの展覧会にて、《法華経〈自巻第二/至巻第七〉》 (ジャンル:書跡・典籍) と、
《木造僧形八幡神坐像〈快慶作/(八幡殿安置)〉》 (ジャンル:彫刻) の2件をゲット。
逃がした1件分を、無事リカバリーしました。
そして、その翌々週に大分へ。
さすがに、東京と大分を結ぶ高速バスは無かったので、LCCを利用しました。
大分県に存在する国宝は全部で4件。
うち2件は、同じ場所に存在しています。
大事を取って、宿も予約しておいたので、
今回のハンティングは、楽勝も楽勝だと高を括っていたのですが。
前日にようやく、“さて、どんな感じで3か所を回ろうかしらん♪” と、
余裕をぶっこきながら、ネットで調べてみたところ、衝撃の事実が発覚いたしました。
どう検討してみても、3か所をほぼ24時間以内に、公共交通機関だけで巡るのは不可能そうなのです。
電車もバスもそれほど走って無エ!
ということで、前日に、慌ててレンタカーを確保。
国宝ハンター史上初となるレンタカーを使っての旅となります。
当たり前ですが、車は楽。
文明の利器、万々歳です。
国宝ハンターの旅は、トラブルがつきものですが (トラブルを期待されている感がありますが)。
車でトラブルを起こした場合、昨今は、謹慎の可能性もあります。
先にお伝えしておきますが、今回はNoトラブルです。
どうぞご容赦を (←?)
まず初日に向かったのは、大分県の臼杵市。
臼と杵。
思わず、お餅とクールポコを連想してしまう市名です。
そんな臼杵市が誇る国宝は、この先にあります。
崖に掘り出された阿弥陀如来をはじめとする仏像たち。
日本で唯一の国宝の磨崖仏、《臼杵磨崖仏》 (ジャンル:彫刻) です。
1、2体あるだけかと思いきや、その数は全部で61体!
4エリアに別れて、所在していました。
ちなみに、こちらの2体の金剛力士立像は、今年の3月に国宝の内定が出たばかりだそうです。
あ・・・うん?
1体はわかりましたが、もう1体は。。。
心が綺麗な人にしか見えないのかもしれません。
臼杵磨崖仏の中で個人的に最も印象に残ったのは、山王山石仏です。
「この顔、どこかで見たことがあるんだよなぁ??」 と、しばらくモヤモヤ。
あー、『細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』 で、落合博満のモノマネをする人に似ているのか!
自分的にはスッキリです。
全61体ある臼杵磨崖仏の中でもっともメジャーなのは、こちらの大日如来像。
今でこそ、頭が首の上に乗っていますが。
平成5年までは、首は下に置かれたままだったのだとか。
不気味にもほどがあります。
大修復により、ちゃんと首が元の位置に戻ったことから、
今では参拝すると、「首が繋がる→リストラされない」 と人気なのだそうです。
さて、そんな臼杵磨崖仏を引きで見ると、こんな感じ。
多くは平安時代に作られたことはわかっていますが、
そもそも何のために作られたのか、今現在でも謎が多いとのこと。
ミステリーです。
実際の石仏で記念写真を撮ればいいのに、
わざわざ、こんな記念写真スポットが用意されていました。
これも、ミステリーです。
最後に。
願い事、悩み事を解決してくれるコーナーがあったので、
最近の切実な悩みを投書してきました。
どうか叶いますように。
今現在の国宝ハンティング数 893/1108
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
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