約3か月にわたって国立新美術館で開催されていた “ミュシャ展” が、昨日閉幕いたしました。
「ましゃロス」 ならぬ、「みゅしゃロス」 になっている方も、きっと多くいらっしゃることでしょう。
そんな皆様に朗報です!
現在、伊藤忠青山アートスクエアにて、
“FEEL THE Mucha HEART ~民衆のための芸術(デザイン)とチェコへの愛~” が開催中。
ミュシャの展覧会は、まだ終わっていないのです。
あちらの “ミュシャ展” で、《スラヴ叙事詩》 の次に、
大々的にフィーチャーされていたのが、大阪の堺アルフォンス・ミュシャ館のミュシャコレクションでした。
そんな質、量ともに世界的なミュシャコレクションを、
太っ腹にも堺市に寄贈したのは、「カメラのドイ」 の創業者である故・土井君雄氏。
その土井君雄氏のもとで働きながら、
実質的にヨーロッパでミュシャ作品の収集にあたっていたのが、尾形寿行氏です。
現在は、自らも国内屈指のミュシャコレクターとなってしまったという尾形氏。
450点を超える自慢のミュシャコレクションの一部が、今回の展覧会では紹介されています。
ミュシャの画家としての側面にスポットを当てたあちらの “ミュシャ展” とは対照的に、
こちらのミュシャ展は、グラフィックデザイナーとしての側面にスポットが当てられています。
カレンダーに、
商品の広告ポスターに、
パッケージのデザインに、
さらには、メニュー表のデザインに。
グラフィックデザイナー・ミュシャは、結構幅広くお仕事を引き受けていたようです。
売れっ子であったことが、よくわかる展覧会でした。
また、あちらの “ミュシャ展” では紹介されていなかった珍しい作品も多く出展されています。
例えば、こちらのポスター。
描かれているのは、レスリー・カーター。
アメリカの女優です。
なぜか、肌の色が青緑色。
何かしらのミュータント役だったのでしょうか?
続いて、こちらはリュションというピレネー山脈のリゾート地を宣伝するポスター。
ミュシャの作品にしては珍しく、女性ではなく男性が主役で描かれています。
それゆえ、“ミュシャの作品でないのでは?” と疑われていた時期も。
(ミュシャのサインが入ったデッサンが発見されたため、現在はミュシャの作とみなされているようです)
でも、馬のたてがみとしっぽの流れるような表現は、どう見てもミュシャ。
世界一美しいポニーテールです。
さらには、こんなレアな一品も。
とある銀行の生命保険の証書なのだそうです。
現在なら、この証書が欲しいがために、この生命保険に加入する人がいることでしょう。
ちなみに、モデルは、《スラヴ叙事詩》 制作のパトロンであった大富豪C・クレインの娘なのだとか。
この他にも、ミュシャのマニアックな作品が勢ぞろい。
あちらの “ミュシャ展” とは真逆の魅力がある展覧会でした。
そうそう、こちらのミュシャ展は、あちらの “ミュシャ展” と違って、無料。
しかも、全体的に写真撮影が可能です。
そして、グッズも充実しています。
中には、こんな珍しいミュシャグッズも。
・・・・・ミュシャ和三盆って?
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在8位です)
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
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太っ腹にも堺市に寄贈したのは、「カメラのドイ」 の創業者である故・土井君雄氏。
その土井君雄氏のもとで働きながら、
実質的にヨーロッパでミュシャ作品の収集にあたっていたのが、尾形寿行氏です。
現在は、自らも国内屈指のミュシャコレクターとなってしまったという尾形氏。
450点を超える自慢のミュシャコレクションの一部が、今回の展覧会では紹介されています。
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例えば、こちらのポスター。
描かれているのは、レスリー・カーター。
アメリカの女優です。
なぜか、肌の色が青緑色。
何かしらのミュータント役だったのでしょうか?
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ミュシャの作品にしては珍しく、女性ではなく男性が主役で描かれています。
それゆえ、“ミュシャの作品でないのでは?” と疑われていた時期も。
(ミュシャのサインが入ったデッサンが発見されたため、現在はミュシャの作とみなされているようです)
でも、馬のたてがみとしっぽの流れるような表現は、どう見てもミュシャ。
世界一美しいポニーテールです。
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とある銀行の生命保険の証書なのだそうです。
現在なら、この証書が欲しいがために、この生命保険に加入する人がいることでしょう。
ちなみに、モデルは、《スラヴ叙事詩》 制作のパトロンであった大富豪C・クレインの娘なのだとか。
この他にも、ミュシャのマニアックな作品が勢ぞろい。
あちらの “ミュシャ展” とは真逆の魅力がある展覧会でした。
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しかも、全体的に写真撮影が可能です。
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