空前絶後のォォ!!!
超絶怒濤の東南アジアの現代アートの展覧会ィィ!!!
“サンシャ・・・ワー :東南アジアの現代美術展” が、六本木で開催中です。
会場は、2館。
1館は、昨日お伝えした森美術館。
そして、もう1館は、国立新美術館です。
2館両方を楽しめる少しお得な共通券 (1800円) も販売されていますが。
片方だけを鑑賞したい人のために、単館券 (1000円) も販売されています。
もちろん2館とも観るに越したことはないですが。
「時間や金銭の関係上、どうしても片方しか観られない!」
もし、そんな方がいらっしゃいましたら、個人的には国立新美術館のほうをオススメ。
楽しい作品や見た目インパクト大の作品は、比較的に国立新美術館に多かった印象です。
国立新美術館でのイチオシは、やはりタイのスラシー・クソンウォンのインスタレーション作品。
《黄金の亡霊(どうして私はあなたがいるところにいないか)》 です。
空間内にビッシリと敷き詰められているのは、大量のカラフルな毛糸。
その総重量は、なんと5トンもあるそうです。
そんな超膨大な毛糸の中のどこかに、なんとなんと金のネックレスが隠されているのだとか。
しかも、金のネックレスを見つけると、なんとなんとなんとお持ち帰りが可能!
徳川埋蔵金よりも、確実に一攫千金が狙えます。
もし探し疲れても、ふかふかの大量の毛糸に埋もれて休憩すれば、たちまち体力は回復。
世界一お得な (?) アート作品なのでは?
みなさま、是非チャレンジを!
お得な (?) アート作品といえば、こんな作品も。
タイのリクリット・ティラヴァーニャの 《無題1996(ランチボックス)》 です。
白い壁に書かれていたのは、謎のハッシュタグ。
#sunshowerlunchbox
“何のこっちゃ?” と横にあった紙を手に取ってみると、そこに答えが書いてありました。
「それの何がどうアートなの?」 という、ごもっともなツッコミはさておきまして。
運がよければ、タイ料理が食べれるそうです。
リクリット・ティラヴァーニャ 《無題1996(ランチボックス)》 1996年
Courtesy:1301PE, Los Angeles and Gallery SIDE 2, Tokyo Photo: Fredrik Nilsen
(注:画像はイメージです)
なんと羨ましい!
体験型アート作品は、この他にもあります。
例えば、インドネシアのFX ハルソノによる 《声なき声》 という作品。
FX ハルソノ 《声なき声》 1993-94年 シルクスクリーン、キャンバス、木の椅子、スタンプ
キャンバス:各143.5x95.5cm 木の椅子:各23x38x32cm(9点組) 所蔵:福岡アジア美術館
それぞれの手は、指文字で1字を表しているようです。
しかし、何という文字を表しているのか見当もつかず。。。
でも、大丈夫!
台の上には、何やらスタンプが。
そのスタンプを押すと、指文字が表すアルファベットが判明します。
《声なき声》 が伝えたかった言葉とは?
その答えは、会場で!
また、こちらもある意味で体験型作品。
シンガポールのブー・ジュンフェンの 《ハッピー・フリー》 です。
暗幕で仕切られた会場を抜けると、そこに現れたのは・・・
場末のスナックっぽい光景。
どうやら、シンガポールのカラオケボックスをイメージしているそうです。
流れているのは、陽気なメロディ。
1965年にマレーシアから分離独立したシンガポールですが、
“もしも、シンガポールがマレーシアから分離独立していなかったら”
という架空の設定で作られたマレーシア成立50周年記念ソングなのだそうです。
マレー語がわかる方は、是非、歌ってみてはいかがでしょうか?
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
↧
サンシャワー:東南アジアの現代美術展 @国立新美術館
↧