渋谷区立松濤美術館で開催中の “三沢厚彦 アニマルハウス 謎の館” に行ってきました。
観終わったあとの率直な感想は、ただ一言。
「こんなん絶対に面白いに決まってるじゃん!!」
まず何よりも、今回の展覧会の主役である三沢厚彦さんによって、
クスノキの丸太から彫り出され、油絵具で彩色された実物大の動物たち、通称ANIMALSが魅力的。
三沢厚彦 Atsuhiko Misawa 《Animal 2016-01》 撮影:渡邉郁弘 Ikuhiro Watanabe
三沢厚彦 Atsuhiko Misawa 《Animal 2006-08》 撮影:内田芳孝 西村画廊蔵
顔は基本的に無表情ですし、遠い目をしていて心ここに非ずですし。
パッと見はちょっと怖いです。
ただ、顔こそは無表情ですが、
ANIMALSの表面上にビッシリと付いた鑿や彫刻刀の跡は、実に表情豊か。
三沢さんの愛情によって、ただのクスノキ (?) に命が吹き込まれたのがそこに見て取れます。
それゆえ、ANIMALSには血が通っているように感じられるのです。
触れば、きっと体温が感じられるに違いありません (注:お手触れ厳禁)。
何はともあれ、見れば見るほど、愛着が湧く個性豊かな作品たちです。
特に可愛らしいのが、ANIMALSのしっぽ。
三沢厚彦 Atsuhiko Misawa 《Animal 2005-01》 撮影:内田芳孝
ピーンとさせていたり、ファサーッとさせていたり、
モフモフっとさせていたり、チョコンとさせていたり。
それぞれが、思い思いのポーズを取っています。
今まさに動かしたばかりのような臨場感、生命感にあふれていました。
こんな可愛らしいANIMALSが、
まさに 「アニマルハウス」 という名の通り、美術館のあちこちに点在しているのです。
それも展示室だけでなく、階段やエントランス、窓の外やロビーに。
これが、面白くないわけありません!
しかも、三沢さんの呼びかけにより、
30年近く親交のある先輩彫刻家・舟越桂さんや、
舟越桂 Katsura Funakoshi 《言葉をつかむ手》 2004 撮影:岩根悠樹 Yuki Iwane 楠に彩色、大理石 painted camphor wood and marble
同じく親交の深い画家の小林正人さん、
小林正人 Masato Kobayashi 《Unnamed #56》 2016
東京都美術館での個展が先日終わったばかりの杉戸洋さんも、
杉戸洋 Hiroshi Sugito 《untitled》 2014 油彩、カンヴァス oil on canvas
アニマルハウスの住人 (?) として、展覧会に参加。
三沢さんのANIMALSと彼らの作品が共鳴しあっていました。
なおさら、面白くないわけありません!
館内は、素晴らしきごちゃごちゃ感、わちゃわちゃ感でした。
僕が訪れたときでも十分に面白かったですが、
この先、期間中に作家が集まって公開制作をしたり、作品をどんどん変化させていくとのこと。
次にアニマルハウスを訪れるときには、どんな風になっているのか。
リピート必至の展覧会です。
ちなみに、展覧会のポスターに使われているのは、
住人の一人、浅田政志さんによる撮り下ろしの写真。
ANIMALSと三沢さん、そして、4人の住人が渋谷区立松濤美術館の前でポーズを決めています。
三沢厚彦、舟越桂、小林正人、杉戸洋、浅田政志 with Animals / 2017 Photographs by Masashi Asada
それにしてもこの5人とANIMALS、ノリノリであるw
作家本人たちが本気で面白がっている展覧会。
こんなん絶対に面白いに決まってます。
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
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まず何よりも、今回の展覧会の主役である三沢厚彦さんによって、
クスノキの丸太から彫り出され、油絵具で彩色された実物大の動物たち、通称ANIMALSが魅力的。
三沢厚彦 Atsuhiko Misawa 《Animal 2016-01》 撮影:渡邉郁弘 Ikuhiro Watanabe
三沢厚彦 Atsuhiko Misawa 《Animal 2006-08》 撮影:内田芳孝 西村画廊蔵
顔は基本的に無表情ですし、遠い目をしていて心ここに非ずですし。
パッと見はちょっと怖いです。
ただ、顔こそは無表情ですが、
ANIMALSの表面上にビッシリと付いた鑿や彫刻刀の跡は、実に表情豊か。
三沢さんの愛情によって、ただのクスノキ (?) に命が吹き込まれたのがそこに見て取れます。
それゆえ、ANIMALSには血が通っているように感じられるのです。
触れば、きっと体温が感じられるに違いありません (注:お手触れ厳禁)。
何はともあれ、見れば見るほど、愛着が湧く個性豊かな作品たちです。
特に可愛らしいのが、ANIMALSのしっぽ。
三沢厚彦 Atsuhiko Misawa 《Animal 2005-01》 撮影:内田芳孝
ピーンとさせていたり、ファサーッとさせていたり、
モフモフっとさせていたり、チョコンとさせていたり。
それぞれが、思い思いのポーズを取っています。
今まさに動かしたばかりのような臨場感、生命感にあふれていました。
こんな可愛らしいANIMALSが、
まさに 「アニマルハウス」 という名の通り、美術館のあちこちに点在しているのです。
それも展示室だけでなく、階段やエントランス、窓の外やロビーに。
これが、面白くないわけありません!
しかも、三沢さんの呼びかけにより、
30年近く親交のある先輩彫刻家・舟越桂さんや、
舟越桂 Katsura Funakoshi 《言葉をつかむ手》 2004 撮影:岩根悠樹 Yuki Iwane 楠に彩色、大理石 painted camphor wood and marble
同じく親交の深い画家の小林正人さん、
小林正人 Masato Kobayashi 《Unnamed #56》 2016
東京都美術館での個展が先日終わったばかりの杉戸洋さんも、
杉戸洋 Hiroshi Sugito 《untitled》 2014 油彩、カンヴァス oil on canvas
アニマルハウスの住人 (?) として、展覧会に参加。
三沢さんのANIMALSと彼らの作品が共鳴しあっていました。
なおさら、面白くないわけありません!
館内は、素晴らしきごちゃごちゃ感、わちゃわちゃ感でした。
僕が訪れたときでも十分に面白かったですが、
この先、期間中に作家が集まって公開制作をしたり、作品をどんどん変化させていくとのこと。
次にアニマルハウスを訪れるときには、どんな風になっているのか。
リピート必至の展覧会です。
ちなみに、展覧会のポスターに使われているのは、
住人の一人、浅田政志さんによる撮り下ろしの写真。
ANIMALSと三沢さん、そして、4人の住人が渋谷区立松濤美術館の前でポーズを決めています。
三沢厚彦、舟越桂、小林正人、杉戸洋、浅田政志 with Animals / 2017 Photographs by Masashi Asada
それにしてもこの5人とANIMALS、ノリノリであるw
作家本人たちが本気で面白がっている展覧会。
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