現在、水戸芸術館で開催されているのは、
“デイヴィッド・シュリグリー「ルーズ・ユア・マインド―ようこそダークなせかいへ」” という展覧会。
国際的に活躍するイギリス人現代アーティスト、
デイヴィッド・シュリグリー (1968~) の日本初となる大規模な個展です。
デイヴィッド・シュリグリーは、ブラックユーモアな作風 (芸風?) で知られるアーティスト。
2016年秋には、ロンドンのトラファルガー広場に、
7メートル以上の 「いいね」 を表したブロンズ彫刻 《リアリー・グッド》 を設置し、話題となっています。
(今回の展覧会では、10メートルの 《リアリー・グッド》 バルーン型レプリカが、世界に先駆けて初公開中!)
どんなブラックユーモアの作品と出会えるのか、と、
ワクワクドキドキしながら、水戸まで足を運んだのですが・・・。
正直なところ、想像していたより、笑えませんでした。
片道2時間半かかったのに。
帰りも同じくらいかかるのに。
それが一番のブラックユーモアです。
首が無いダチョウの剥製や、
世界共通で、子供にされたら気まずい質問No.1、
「どうやって子供は産まれるの?」 を題材にしたアニメーションは、
確かに、ブラックユーモアがピリッと効いていましたが。
それ以外は、釣り用の防水ズボンを泡でいっぱいにした 《チアーズ》 や、
展覧会ごとに一般参加者が2トンの粘土から、
ソーセージ状の作品を制作するという 《始まり、中間そして終わり》 のように、
「へぇー・・・ふーん・・・」 と反応に困る、
なんか面白そうなんだけど、よく考えるとそんなに面白くない作品が多かったです。
色に例えると、ブラックというよりも、オフブラックな感じでした。
ただ、決して、作品がスベっていたわけではありません。
そもそも、ウケを狙った作品がほとんどなかったです。
おそらくデイヴィッド・シュリグリー自身も、自分の作品を面白いと思っていないのでしょう。
笑わしてやろうという感じは一切なく、どこか淡々と作っている印象を受けました。
で、その活動の一連の中で、時々、周囲がハッと驚くような笑いを生み出す。
芸人で言えば、板尾創路さんタイプのアーティストな気がします。
ちなみに、今回出展されていた中で、一番笑いのセンスを感じたのは、こちらの作品。
ルンバ的なヤツに顔を付け、その鼻の部分にペンを差し、
下の白い紙が真っ黒になるまで、動かせ続けるというものです。
その名も、《アーティスト》。
いろいろと深読みさせるタイトルに、ニヤリとさせられました。
それと、もう一つ (不本意にも) ニヤリとされたのが、こちらの 《私は人です》 という作品です。
壁に空いた謎の穴。
「何だろう?」 と思って顔を出したところ、
壁の向こう側にいた女学生たちにニヤニヤされてしまいました。
“???”
反対側に周ったときに、その答えが判明。
そりゃニヤニヤされるわ!
さてさて、今回の展覧会では、Tシャツが商品化されるほど、
世界的に人気が高いシュリグリーのドローイング作品も数多く紹介されています。
そのほとんどが、言葉遊びの笑い。
英語が得意な方なら、きっとニヤニヤできるのでしょう。
僕は英語が絶望的に苦手なため、「・・・・・。」 とならざるを得ず。
なんともブラックな気持ちになりました。
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
“デイヴィッド・シュリグリー「ルーズ・ユア・マインド―ようこそダークなせかいへ」” という展覧会。
国際的に活躍するイギリス人現代アーティスト、
デイヴィッド・シュリグリー (1968~) の日本初となる大規模な個展です。
デイヴィッド・シュリグリーは、ブラックユーモアな作風 (芸風?) で知られるアーティスト。
2016年秋には、ロンドンのトラファルガー広場に、
7メートル以上の 「いいね」 を表したブロンズ彫刻 《リアリー・グッド》 を設置し、話題となっています。
(今回の展覧会では、10メートルの 《リアリー・グッド》 バルーン型レプリカが、世界に先駆けて初公開中!)
どんなブラックユーモアの作品と出会えるのか、と、
ワクワクドキドキしながら、水戸まで足を運んだのですが・・・。
正直なところ、想像していたより、笑えませんでした。
片道2時間半かかったのに。
帰りも同じくらいかかるのに。
それが一番のブラックユーモアです。
首が無いダチョウの剥製や、
世界共通で、子供にされたら気まずい質問No.1、
「どうやって子供は産まれるの?」 を題材にしたアニメーションは、
確かに、ブラックユーモアがピリッと効いていましたが。
それ以外は、釣り用の防水ズボンを泡でいっぱいにした 《チアーズ》 や、
展覧会ごとに一般参加者が2トンの粘土から、
ソーセージ状の作品を制作するという 《始まり、中間そして終わり》 のように、
「へぇー・・・ふーん・・・」 と反応に困る、
なんか面白そうなんだけど、よく考えるとそんなに面白くない作品が多かったです。
色に例えると、ブラックというよりも、オフブラックな感じでした。
ただ、決して、作品がスベっていたわけではありません。
そもそも、ウケを狙った作品がほとんどなかったです。
おそらくデイヴィッド・シュリグリー自身も、自分の作品を面白いと思っていないのでしょう。
笑わしてやろうという感じは一切なく、どこか淡々と作っている印象を受けました。
で、その活動の一連の中で、時々、周囲がハッと驚くような笑いを生み出す。
芸人で言えば、板尾創路さんタイプのアーティストな気がします。
ちなみに、今回出展されていた中で、一番笑いのセンスを感じたのは、こちらの作品。
ルンバ的なヤツに顔を付け、その鼻の部分にペンを差し、
下の白い紙が真っ黒になるまで、動かせ続けるというものです。
その名も、《アーティスト》。
いろいろと深読みさせるタイトルに、ニヤリとさせられました。
それと、もう一つ (不本意にも) ニヤリとされたのが、こちらの 《私は人です》 という作品です。
壁に空いた謎の穴。
「何だろう?」 と思って顔を出したところ、
壁の向こう側にいた女学生たちにニヤニヤされてしまいました。
“???”
反対側に周ったときに、その答えが判明。
そりゃニヤニヤされるわ!
さてさて、今回の展覧会では、Tシャツが商品化されるほど、
世界的に人気が高いシュリグリーのドローイング作品も数多く紹介されています。
そのほとんどが、言葉遊びの笑い。
英語が得意な方なら、きっとニヤニヤできるのでしょう。
僕は英語が絶望的に苦手なため、「・・・・・。」 とならざるを得ず。
なんともブラックな気持ちになりました。
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!