現在、森アーツセンターギャラリーにて、
“THE ドラえもん展 TOKYO 2017” が絶賛開催中ですが。
神楽坂の住宅街にあるギャラリーeitoeikoでも、
“THE ドラえもん展 TOKYO 2017” が開催されています。
あ、すいません。
一文字間違えていました。
正しくは、“THE ドザえもん展 TOKYO 2017” です。
展覧会タイトルは、明らかに本家に寄せていますが。
ポスターのデザインも、まるまる本家に寄せています。
さらには、キャッチコピーも。
もはや確信犯です (笑)
こちらは、某カップ焼そば風の巨大オブジェを地表に埋めた 《UFO(未確認墜落物体)》 や、
ルイ・ヴィトンやシャネルといった高級ブランドのバッグの生地でバッタを作った 《バッタもん》 など、
思わずクスッと笑える作品を、発表し続けている岡本光博さんによる最新展。
本家の展覧会のほうに呼ばれなかったこともあり、
2000年に青森県立美術館で初めて発表した 《ドザえもん》 の展覧会を企画したとのことです。
確かに、本家の展覧会のほうは、全体としては面白かったのですが。
藤子プロへの ‘忖度’ があったのか、はたまた、桃太郎印のきびだんごを食べたのか、
ほとんどの参加作家が、おとなしい作品を発表していたことに、物足りなさを感じたのも事実。
もう少し毒があってもよかったです。
そこへ行くと、《ドザえもん》 には、ちゃんと毒があります。
藤子不二雄Ⓐばりに。
なので、“THE ドザえもん展 TOKYO 2017” には期待をしていたのですが・・・
全部、ネタ一緒じゃん!!
もっといろんなバリエーションがあるのかと思えば、
基本的には、うつぶせに浮いているドラ〇もんばかり。
棺をイメージしたオブジェもあるにはありましたが。
もっと他の展開があるのかと思っていただけに、残念。
「ドラ〇もん=ドザえもん」 という1つのボケに溺れすぎです。
というか、そもそも、「ドラ〇もん=ドザえもん」 というボケ自体、全く新しくなく。
むしろ、日本人なら誰もが思い付くベタもベタなボケです。
それゆえに、もう1段階、2段階、ひねりがないと笑えません。
とは言ったもの、どんなパターンのネタが考えられるのでしょう。
例えば、しずかちゃんのお風呂に浮いているとか、
どざえもんを覆うゴザがタイムふろしきになってるとか、
かなりブラックですが、「きこりの泉」 の回で登場した、
通称 “きれいなジャイアン” が泉に浮いているとかでしょうか。
本家の展覧会に呼ばれなかったことがモチベーションなら、
本家の展覧会の図録を水の上に浮かべてみるというのも、皮肉が効いている気がします。
何はともあれ、本家の展覧会の期間にぶつけてきたのは、素晴らしい。
ロックです。
ちなみに、美術品は実物を観てナンボと、常日頃思っていますが。
この 《ドザえもん》 という作品だけは、例外です。
実物を観たところで、さほど大きな感動はありません (笑)
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
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展覧会タイトルは、明らかに本家に寄せていますが。
ポスターのデザインも、まるまる本家に寄せています。
さらには、キャッチコピーも。
もはや確信犯です (笑)
こちらは、某カップ焼そば風の巨大オブジェを地表に埋めた 《UFO(未確認墜落物体)》 や、
ルイ・ヴィトンやシャネルといった高級ブランドのバッグの生地でバッタを作った 《バッタもん》 など、
思わずクスッと笑える作品を、発表し続けている岡本光博さんによる最新展。
本家の展覧会のほうに呼ばれなかったこともあり、
2000年に青森県立美術館で初めて発表した 《ドザえもん》 の展覧会を企画したとのことです。
確かに、本家の展覧会のほうは、全体としては面白かったのですが。
藤子プロへの ‘忖度’ があったのか、はたまた、桃太郎印のきびだんごを食べたのか、
ほとんどの参加作家が、おとなしい作品を発表していたことに、物足りなさを感じたのも事実。
もう少し毒があってもよかったです。
そこへ行くと、《ドザえもん》 には、ちゃんと毒があります。
藤子不二雄Ⓐばりに。
なので、“THE ドザえもん展 TOKYO 2017” には期待をしていたのですが・・・
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基本的には、うつぶせに浮いているドラ〇もんばかり。
棺をイメージしたオブジェもあるにはありましたが。
もっと他の展開があるのかと思っていただけに、残念。
「ドラ〇もん=ドザえもん」 という1つのボケに溺れすぎです。
というか、そもそも、「ドラ〇もん=ドザえもん」 というボケ自体、全く新しくなく。
むしろ、日本人なら誰もが思い付くベタもベタなボケです。
それゆえに、もう1段階、2段階、ひねりがないと笑えません。
とは言ったもの、どんなパターンのネタが考えられるのでしょう。
例えば、しずかちゃんのお風呂に浮いているとか、
どざえもんを覆うゴザがタイムふろしきになってるとか、
かなりブラックですが、「きこりの泉」 の回で登場した、
通称 “きれいなジャイアン” が泉に浮いているとかでしょうか。
本家の展覧会に呼ばれなかったことがモチベーションなら、
本家の展覧会の図録を水の上に浮かべてみるというのも、皮肉が効いている気がします。
何はともあれ、本家の展覧会の期間にぶつけてきたのは、素晴らしい。
ロックです。
ちなみに、美術品は実物を観てナンボと、常日頃思っていますが。
この 《ドザえもん》 という作品だけは、例外です。
実物を観たところで、さほど大きな感動はありません (笑)
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