音楽プロデューサーの小林武史さんとワタリウム美術館がタッグを組み、
この夏、宮城県石巻市を舞台に開催された、東北初の 「アート」「音楽」「食」 の総合芸術祭。
その名も、“リボーンアート・フェスティバル2017”(略して、RAF)。
51日間で、のべ26万人ほどの来場者数があったそうです。
会期中、ずっと気にはなっていましたが、
気軽に行ける距離ではないため、結局行けずじまいでした。
その後、実際に訪れた人たちの感想を聞いて、
“やっぱり思い切って、行っちゃえば良かったなぁ” と何度もヤキモキしたものです。
似たような思いを抱えた人は、他にもいらっしゃることでしょう。
そんな皆様に朗報です!
なんと、現在、ワタリウム美術館にて、“リボーンアート・フェスティバル東京展” が開催されています。
こちらは、RAFのネクストステージにあたる展覧会。
この展覧会を観ることで、「RAFにどんな作品が出展されていたのか」、
そして、「RAFの実際の様子はどんな感じだったのか」 が、大体わかります。
会場では、プロジェクトが画像やドローイングが紹介されているだけでなく、
実際に石巻市に設置されていた作品も紹介されていました。
とは言え、単なる結果報告会ではないので、
ちゃんと東京会場 (ワタリウム美術館) 仕様になっています。
実際にRAFを訪れた方も、改めて楽しめることでしょう。
今回出展されている中で、一番心を惹かれた作品は、
ナフタリンでオブジェを制作する宮永愛子さんの 《海は森から生まれる》 です。
こちらは、石巻市男鹿半島に浮かぶ牡蠣の養殖用のブイを使用した作品。
上の白いほうのブイに小さく空いたガラス窓を覗くと・・・
ナフタリンでできた落ち葉が何枚も入っていました。
ナフタリンも落ち葉も、消滅を想起させるもの。
しかし、そのことがかえって、新たな生命を連想させるといいましょうか。
まさに、リボーンなアート作品でした。
それから、ビジュアル的に一番インパクトを受けたのが、
SIDE COREによる 《rode work》 という作品の一部をなす工事灯で作られたシャンデリアです。
造形的にも、妙に心を動かされるものがありましたが。
シャンデリアを構成する工事灯に、電波時計と似た仕組みが内蔵されており、
東日本にある同様の工事灯すべてが、同じタイミングでライトを点滅させているとのこと。
つまり、石巻の工事現場で使われている工事灯と同じタイミングでライトが点滅しているわけです。
小さなことですが、東北と繋がっているんだなァ、と思うと妙に心を動かされました。
ちなみに、展示室の3階に名和晃平さんの作品が展示してあったのですが。
その背後、ワタリウム美術館の向かいの建物の上に怪しげな人影を発見。
あとで確認したところ、あちらも 《rode work》 の一部でした。
訪れた際には、見逃しませんように。
他にも、さわひらきさんやら島袋道浩さんやら、心に残った作品は多々ありましたが、
なんだかんだで、結局一番心に残ったのは、RAFの実際の様子を紹介したスライドでした。
観れば観るほど、“やっぱり思い切って、行っちゃえば良かったなぁ” という思いが再燃。
見逃した悔しさが、リボーンです。
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
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この夏、宮城県石巻市を舞台に開催された、東北初の 「アート」「音楽」「食」 の総合芸術祭。
その名も、“リボーンアート・フェスティバル2017”(略して、RAF)。
51日間で、のべ26万人ほどの来場者数があったそうです。
会期中、ずっと気にはなっていましたが、
気軽に行ける距離ではないため、結局行けずじまいでした。
その後、実際に訪れた人たちの感想を聞いて、
“やっぱり思い切って、行っちゃえば良かったなぁ” と何度もヤキモキしたものです。
似たような思いを抱えた人は、他にもいらっしゃることでしょう。
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こちらは、RAFのネクストステージにあたる展覧会。
この展覧会を観ることで、「RAFにどんな作品が出展されていたのか」、
そして、「RAFの実際の様子はどんな感じだったのか」 が、大体わかります。
会場では、プロジェクトが画像やドローイングが紹介されているだけでなく、
実際に石巻市に設置されていた作品も紹介されていました。
とは言え、単なる結果報告会ではないので、
ちゃんと東京会場 (ワタリウム美術館) 仕様になっています。
実際にRAFを訪れた方も、改めて楽しめることでしょう。
今回出展されている中で、一番心を惹かれた作品は、
ナフタリンでオブジェを制作する宮永愛子さんの 《海は森から生まれる》 です。
こちらは、石巻市男鹿半島に浮かぶ牡蠣の養殖用のブイを使用した作品。
上の白いほうのブイに小さく空いたガラス窓を覗くと・・・
ナフタリンでできた落ち葉が何枚も入っていました。
ナフタリンも落ち葉も、消滅を想起させるもの。
しかし、そのことがかえって、新たな生命を連想させるといいましょうか。
まさに、リボーンなアート作品でした。
それから、ビジュアル的に一番インパクトを受けたのが、
SIDE COREによる 《rode work》 という作品の一部をなす工事灯で作られたシャンデリアです。
造形的にも、妙に心を動かされるものがありましたが。
シャンデリアを構成する工事灯に、電波時計と似た仕組みが内蔵されており、
東日本にある同様の工事灯すべてが、同じタイミングでライトを点滅させているとのこと。
つまり、石巻の工事現場で使われている工事灯と同じタイミングでライトが点滅しているわけです。
小さなことですが、東北と繋がっているんだなァ、と思うと妙に心を動かされました。
ちなみに、展示室の3階に名和晃平さんの作品が展示してあったのですが。
その背後、ワタリウム美術館の向かいの建物の上に怪しげな人影を発見。
あとで確認したところ、あちらも 《rode work》 の一部でした。
訪れた際には、見逃しませんように。
他にも、さわひらきさんやら島袋道浩さんやら、心に残った作品は多々ありましたが、
なんだかんだで、結局一番心に残ったのは、RAFの実際の様子を紹介したスライドでした。
観れば観るほど、“やっぱり思い切って、行っちゃえば良かったなぁ” という思いが再燃。
見逃した悔しさが、リボーンです。
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